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「進撃の巨人を語りたい。」の、はなし。#25

好きなんです。ハイ。

アニメ放送開始から、10年という節目に最終回を迎えた進撃の巨人。
先日、その10周年を記念して開催された「ATTACK FES」なるイベントに参戦してきました!

私が参加したのはDay2★
大人気の声優さんたちが勢揃いして、劇伴の生演奏とともに、
アニメの名シーンを朗読劇で再現するという、なんともお耳に贅沢が過ぎるFESでございました。
※劇伴とはアニメの劇中に流れる音楽を指します。私もつい最近教えてもらい、どこかでこのワード披露したいなとタイミングを伺っていました。笑

はじめにお伝えしておくと、私にはアニメオタクの自覚は一切有りません。
アニメの素晴らしさは人並みに理解しているつもりで、その時々で面白いなと思うアニメは勿論あるのですが、決してその数は多い方ではないと思います。

さらに、私は残酷なシーンとか、ちょっとでもホラー要素のある映像は、苦手どころか全く受け付けられません。小学生の頃は、ハリーポッターも怖くて見られなかったほどに、そういう類の怖さに免疫がないので、当然、「人間を捕食する巨人の話」など、本来私の生活の中にはあってはならないのです。

ただ、ある日、仲の良い後輩(コイツが言うなら多分面白いんだろうなと信頼できるヤツ)が、進撃の巨人はとんでもなく面白いとおススメしてくれたので、そこまで言うのならと、半信半疑ながらチャレンジしてみることにしました。

そして実際に視聴してみたときに、私が最初に心を惹きつけられたのは、
アニメのオープニング画でした。(早い)

曲がカッコいいのは勿論、その中で立体機動装置を駆使して飛び回る調査兵団が、圧倒的に魅力的すぎたのです。
アニメは第一話から、主人公の住む街が巨人に襲われて、目の前で母が捕食されるというとんでもない鬱展開ではあったのですが、
それをどうにか堪えて見続けられるほどに、強い引力が働いてしまったのです。

進撃の巨人って、いろんな正義感を持つ登場人物が次々に出てくるのですが、その一人一人の葛藤・闘いが、余すことなく描かれているんですよね。
だからどのキャラクターに心を寄せるか次第で、また違う人間ドラマが見えてくるので、何度見ても心を掴まれてしまうんです。

そして、これだけ複雑なストーリーなら、どこかで矛盾・違和感が生じてもおかしくないのに、
鬼才諫山先生の緻密な計算は抜かりなく、本当に最初から最後まで、完璧に精査されたストーリーが続いていくのです。これこそ、ファンをひとときも裏切らない、進撃の巨人の美しさだと思っています。

話は「ATTACK FES」に戻りますが、
朗読劇では、アニメの中から厳選されたいくつかの名シーンが再現されました。
個人的には、ハンジさんが果敢に時鳴らしに立ち向かう直前の、
リヴァイとハンジさんの会話を生で聞きたかったのですが、それを言い出すと、あのシーンもあのシーンもと、次々に欲が出てきてしまいます。
そうなのです。進撃の巨人の名シーンって、もはや数が多すぎて、何をもって名シーンと呼んで良いのかすらも、分からなくなってきてしまうのです。

声優さん達の魂の演技に触れると、自然と涙が溢れてきました。
周りの席からも、ぐすんぐすんと涙ぐむ声が、方々から聞こえていました。
私が一番熱くなったのは、やっぱり「エルヴィン団長か、アルミンか。」のシーンですね。
あぁ、もう思い出すだけでもうあぁぁぁ。。。

10周年という記念すべきタイミングのイベント。
そして何より、アニメの締めくくりとなる最後のイベントなので、
声優さんをはじめとする制作者の方々にとっても、思い入れの強い1日なのだなと、絶対に最高の舞台にしてやるんだという、とんでもなく強い意志とエネルギーを感じました。

少々お高かったですが、記念のパンフレットも勿論購入◎
(改めて私にはアニメオタクの自覚は一切ないと断っておきますが、)
進撃の巨人のことは間違いなく、これからもずっと心に残り続けていくのだと思います。年明け早々に、最高のFESに立ち会えました!

これからも、アニメとの素敵な出会いがありますように・・!★

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