Yuni.

ピアノ・ゴルフを嗜み、時々一輪車に乗っている30代OL。好きな本の話、唐突に思い出した…

Yuni.

ピアノ・ゴルフを嗜み、時々一輪車に乗っている30代OL。好きな本の話、唐突に思い出したこと、日常の気づきなどなど、いろんなはなしをゆるりと書いてみます。

マガジン

  • 1000日連続投稿チャレンジ

    • 125本

    さとゆみゼミ4期(土)メンバー限定。1000日間連続投稿チャレンジマガジンです。

  • 「○○」の、はなし。

    30代OLの気づき。思い出したこと。などなど。 ゆるっとアウトプットしていきます✍️

最近の記事

「あこがれ」の、はなし。#31

今年の2月頃から、ずーっとモヤモヤしている。 なにをやっても中途半端な気がして、なにをやっても達成感を味わえない。 旅行に行っても(同伴者にはとても言えないが)、初めてみる景色を新鮮だと思えなかったり、 誰かと会えば、相手の無遠慮な発言にイライラした記憶だけが色濃く残ってしまったり。 こんな具合に、“心が弾むことなく生活が停滞している感”がずっと続いていました。 もちろん、こんなことは30年以上生きていればよくある話で。 数多くの自己啓発本的なものを読み漁ってきたことも

    • 「推しを書き写す」の、はなし。#30

      『三行で撃つ』(近藤康太郎さん)を読んで、 新たな日課を背負うことにしました。それは、本の書き写しです。 好きな作家の作品を読書体験で終わらせるのではなく、 一言一句を紙に書き写すことで、 その文体や日本語づかいを、余すことなく堪能していきます。 『三行で撃つ』では、
 もの書きに必要な感性について、以下のように語られていました。 「書く」側の人生を歩みたいと願う人間として、 これまでの私の生活態度はいかがなものだったか? この本を読んで、覚悟の甘さをグサグサと刺された

      • 「10回目の春」の、はなし。#29

        社会人になって丸10年。 それは私にとって、大切な人が亡くなってから丸10年が経ったことを意味します。 具体的な関係値の言及は控えますが、 彼女は、私を広告仕事の世界へ導いてくれた人でした。 出会いは、私がリクルートスーツ姿で駆け回っていた大学生の頃。 悩み多き就活生には、たくさんの先輩方が励ましとアドバイスをくれました。 その一つ一つに勇気と知恵をもらいながら、私は日々の選考に立ち向かっていくことができました。 けれどそんな戦いの中にあって、 「私も、あんな素敵な女性

        • 「社会人の学びはアウトプット」の、はなし。#28

          今年の1月から「さとゆみビジネスライティングゼミ」に通い、 先週末、無事に全行程を終了しました。 毎週土曜日の朝イチから講義に参加し、毎回出される「書く」課題に向き合う日々。 私の場合は恥ずかしながら、休日の早起きすらも高いハードルでしたが、 なんとか最後まで、食らいついていくことができました! このゼミの存在を知ってからは、 ぜひチャレンジしたいと思う気持ちと、 「私はちゃんと100%でやりきれるのか」の不安を、ずっと天秤にかけていました。 ただ、さとゆみさんの教え

        「あこがれ」の、はなし。#31

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        記事

          「はじめての謎解き」の、はなし。#27

          先日、友人夫婦の誘いで「謎解き」デビューをしてきました。 イベント会場に赴くと、4名ほどのグループが合計10組程参加するスタイルで、男女比は7:3といったところ。 右も左も分からないまま指定された座席につくと、 冒頭はストーリーテラーのお兄さんによる進行で、 私たちに課せられた役割や、その場の状況設定について案内されました。 この設定というのが、思った以上に細かく練られていて、 私のような(エセ)ミステリー好きにも、何ともたまらない没入感。 そして我々はこの時すでに、とて

          「はじめての謎解き」の、はなし。#27

          「炊飯器でケーキを焼く女」の、はなし。#26

          今年のバレンタインは、週の真ん中水曜日。 バレンタイン前夜にサクッと可愛いお菓子を拵えられるほど、 料理にもスイーツの扱いにも慣れていない私は、 少し早いですが、たっぷり時間をかけられる日曜日を使って、 ケーキ作りにチャレンジすることにしました。 レシピサイトを眺めながら、狙いを”ブラウニー”に決めて絞り込み。 「洋酒からオリジナルシロップを作って、刷毛でケーキに塗ってコーティング…」みたいな工程はもってのほか。 極力材料の少ない、とにかくシンプルで分かりやすーいレシピを

          「炊飯器でケーキを焼く女」の、はなし。#26

          「進撃の巨人を語りたい。」の、はなし。#25

          好きなんです。ハイ。 アニメ放送開始から、10年という節目に最終回を迎えた進撃の巨人。 先日、その10周年を記念して開催された「ATTACK FES」なるイベントに参戦してきました! 私が参加したのはDay2★ 大人気の声優さんたちが勢揃いして、劇伴の生演奏とともに、 アニメの名シーンを朗読劇で再現するという、なんともお耳に贅沢が過ぎるFESでございました。 ※劇伴とはアニメの劇中に流れる音楽を指します。私もつい最近教えてもらい、どこかでこのワード披露したいなとタイミング

          「進撃の巨人を語りたい。」の、はなし。#25

          「背表紙のチカラ」の、はなし。#24

          また一つ、馴染みの本屋が閉店してしまった。 本屋って、立ち寄ってオシャレな雑誌・新刊の背表紙を眺めるだけでも、 ”時代の瞬間”を少しだけ読み取れるような、非日常で贅沢な意識を提供してくれる。歩くだけで価値のあるエンターテイメント、と言っても過言ではないと思っています。 その中でも、幼少期から家の近くにあった本屋は特別で。 キャラクター絵本に夢中になるところから私の記憶は始まり、 小学生になると少女漫画の面白さを知り、受験期には参考書を探し求め、 自分でお金を稼げるようにな

          「背表紙のチカラ」の、はなし。#24

          「ある日。カップルたちの、カフェでの過ごし方」の、はなし。#23

          先日、少し変わった体験をした。 時々執筆の作業をさせてもらうお気に入りのレトロな雰囲気のカフェで、 お店手前の禁煙席に座っていると、隣の席・正面の席にそれぞれカップルがやってきた。 2組はほぼ同じタイミングでやってきたのだが、 不思議なことに、この2組は生写しのように何もかもがソックリだった。 女の子は、上は白のニット・下は黒のタイトスカートを履き、 ロングブーツと合わせたコーディネートで、最適範囲の絶対領域から綺麗な生足を見せている。 一方男性の方は、上下黒のスウェッ

          「ある日。カップルたちの、カフェでの過ごし方」の、はなし。#23

          「ランニングの不思議」の、はなし。#22

          己の「克己心」が試されることの一つに、ランニングがあると思います。 走っていると、体力的な限界よりもずっと前に、 ”なんでこんなに息が上がっているのに、私は走り続けているのか” ”この脚を止めてしまえばラクになるのに・・!” という、甘ったれな自分が叫び出してくる。 この声に負けてしまえば、もうそこまで。 タイムも距離も伸ばせないまま、歩いて家路についてしまう始末です。 私、一人きりでのランニングはいつもこんな具合に心がポッキリ折れてしまうのです。 (たぶんシンプルに

          「ランニングの不思議」の、はなし。#22

          「克己」の、はなし。#21

          #19の記事で、2024年の目標について触れましたが、 今年のテーマとして掲げたワードこそが、本記事タイトルの「克己(こっき)」です。 これまでは、Happyに過ごそう~とか、心穏やかに~とか、 自分に優しめの言葉を使っていたのですが、 2024年は自分に厳しく、”己”に”克つ”ことを課してみました。 だいぶ前、仲間うちで「#1000日チャレンジ」と銘打って、 日課を共有して1000日欠かさずトライしようという企画に乗らせてもらったのですが、 私は早い段階で、あえなく離脱

          「克己」の、はなし。#21

          「収納がないと片付けられない・・?」の、はなし。#20

          引っ越しに伴い、ここ数年で最大規模の『断捨離祭』を執り行いました。 モノを捨てられない女ではない、不要なものはバサバサと切り捨てられる、と自負していましたが、 いつの間にか、「捨てないでおこうBOX」は業者指定の段ボール箱の数では追いつかないほどに。。 ひとり暮らしの持ち物がどうしてこんなに多くなるのかと、我ながら呆れてしまいました。 (1日は24時間・私の体は1つしかなくて、こんなに沢山の”モノ”を使い切れるわけないのに。。) 売ったり譲ったりを繰り返し、なんとか引っ

          「収納がないと片付けられない・・?」の、はなし。#20

          「旅と四季」の、はなし。#18

          1年を振り返るとき、「旅行」の思い出は分かりやすくその年の象徴になる気がします。 友達との会話の中でも、「あれ何年前だっけ?」「箱根行ったときだから...2年前?」といった具合に、年譜の栞として分かりやすい存在感を放っています。 私にとって2023年の旅は、津々浦々、 初めて赴くところ・初めてのチャレンジに満ちていて、 とても充実したプライベート時間を過ごせました。 ▪️小諸城城址「懐古園」の満開の桜 桜の名所でありながら、人混みに悩まされることもなく、 思う存分友人たち

          「旅と四季」の、はなし。#18

          「2024年の目標」の、はなし。#19

          年末年始は毎年恒例、家族で年越し旅行をしてきました◎ さて、私は社会人4年~5年目の頃から、年始には1年の目標を立てています。 かの有名な、大谷選手の曼荼羅をそのままパクった構成ですがw、 わりと細かく、成し遂げたいことや日課/月課にしたいことを書き込んでいます。 そしてこの目標を考えている時間が、昔から結構好きなんですよね。 未来の私は、今の私の延長線上にしかいないというのに、 あんなことやこんなことが成し遂げられている、 まさに理想 of 理想な私が次々と描かれてい

          「2024年の目標」の、はなし。#19

          「2023年超個人的文学賞」の、はなし。#17

          少し気が早いですが、この1年を振り返ってみたときに、 今年は特に、あっという間に過ぎてしまったように感じました。 その感覚は年々強くなっているような気がして、 これは年齢がそう作用させるものなのか、 立ち止まることなく、充実した時間を過ごせていたからこそなのか… 後者であって欲しいと思いつつ、もう帰ってこない時間をどう評価するかは、自分の捉え方一つでしかないような気もするので、 少しでもポジティブに、「今年は特に、濃い1年だった」と言い切りたいと思います。笑 さて、毎年同

          「2023年超個人的文学賞」の、はなし。#17

          「品出しの少ない町の文房具店」の、はなし。#16

          先日久しぶりに実家へ帰った際に、駅から家までの長い道のりを、徒歩で行ってみました。 小学生の頃お世話になっていた美容院はとうの昔に無くなってしまい、 最近できたと思っていた接骨院もいつの間にか空き家になり、 テナント募集の貼り紙が、申し訳なさそうにドアにくっついていました。 ここに帰ってくるたび無くなってしまったものは一つずつ増えていき、 見慣れない新築の一戸建ては、狭い町の中に所狭しと並ぶようになっていくなぁと、一歩ずつそんなことを思いながら歩いていました。 そんな中

          「品出しの少ない町の文房具店」の、はなし。#16