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4月の読書まとめ

4月はZINEもたくさん買ったのでホクホクです😊
積読の解消はいつになるやら。
でも今月も色々読みました。

本📕
・世界と私のAtoZ 竹田ダニエル
・空芯手帳 八木珠美
・あいつゲイだって 松岡宗嗣
・エトセトラvol.8 アイドル、労働、リップ 鈴木みのり・和田彩花
・日本という国 小熊英二

ZINE📗
怒りZINE
over and overmagazine issue1選択
三人が苦手 vol.1


映画🎞️
ケイコ 目を澄ませて
スイスアーミーメン

さて、ここからは読書記録。
ネタバレも待ったなしな感じですので、あしからず。

  • 世界と私のAtoZ 竹田ダニエル

ミレニアルな感覚もZ世代の感覚もわかる部分は分かるし、しっかり共感していく私。
いわゆる年齢的にはどちらにも属するジレニアルという世代になるらしい。
自分とは何なのか、これからどう生きていきたいか、何を選んで何を選ばないのか、そうすることで私が見えてくるし、その眼差しを大事にしたいし、してほしい。

アメリカがメインのお話だから、もうすこし日本の方に寄せるとまた違ったことが見えてきそう。
日本独自の文化の発展と若者の貧困も。
根底は大きく変わらないから、これを読んでからまた考えていきたい。

  • 空芯手帳 八木珠美

まさかこんなに面白いとは…!
どこから行こうか、何から話そうか…!
とりあえず読み終わった後のこの興奮たるや…
読 ん だ 人 と 分 か ち 合 い た い 。

中は空だ。それは紙やタオルや言葉で巻かれて強くなる。魔女と松田青子さんは言ったけど、それがしっくりくる。呪文だ。私魔女になりたいって思った。
実験的で挑戦的で、一瞬危うくて怖いけど、そんな日々を元から過ごしてたようにも思う。
職場で配ることになったゼリー、自分を除外したあとにそれはちがうかと気づいて一個持っていく。ほんの些細な描写。このシーンだけで女性の生きづらさがわかる。これバレたらなんとなく非難されるんだよね。わるいことしてないのに。女性はいつだって慈愛を求められる。
男性性から逃れた人、一見異質で、『普通じゃない』
そう見えてたのはわたしも何かに囚われてるから?でも考えようによっては残酷で。諦め切れないから同僚の妊娠話を不妊で悩んだ妻にいいまくる。なんか普通にしんどくなって思ってしまった。有害なのは今見えてる面だけではない。男性性からは逃れられないのか。

とまぁ、いろいろ考えて、ぜひね、これは読んだ人と話したいわけです。

  • あいつゲイだって 松岡宗嗣

ずっと読みたくて、ついに読んだ一冊。
アウティングという言葉を知るまでに、わたしはアウティングをしてたんじゃないのかとひやひやする。それがどんなに辛いことかわかってなくて、やってしまってたんじゃないのか。
4年前くらいに言葉自体の意味を理解したんだよな。たぶん。
こういうのを読んでいて痛感する、知らないことは怖いことだ。

それから、これを読んでいて国立市すごいって思った。
条文を読むほどにあらゆる可能性をしっかり考えて作られていて、もちろんやり手の市長さんだとは聞いてるけど、議会がこれを通してるっていう、ほんとに理想の議会…
矮小化されやすいアウティング。読んで、いろいろPodcastとかも聞いて、より深めていくことができたし、私は1人でも多くの人が言葉を知っていくことができたらなぁと思ったよ。

  • エトセトラvol.8 アイドル、労働、リップ 鈴木みのり・和田彩花

エトセトラについては、B&Bのトークイベントに参加して、よりじっくり考えることができた。
これについては前回のnoteでわりとアイドルについて語ってるので、そちらで。

ただ、aespaのウィンターが痩せちゃってて本当に心配なのと、IVEのレイちゃんも心配。
フィジカルはもちろん、メンタルケアも課題で、それもアイドル保健体育の竹中夏海さんも取り組み始めてくれていて、こういう動きが広がっていったらと本当に強く思ってる。
なんかほんとに、ファンダムについても考えていきたいな。。

  • 日本という国 小熊英ニ

小熊先生の印象が怖すぎて、難しいだろうなと思っていて、ずっと手を出せずにいたんだけど、同居人がこれなら読めるよと渡してくれて読んだ本。
どういう風に日本という国が今の状態になっていったのか、めちゃくちゃわかりやすいし、小熊先生の文章がキレッキレすぎて、本当にサクサク読めた!
いま、日本の戦前、戦中、戦後についていろいろ読んだりしていて、わたし日本史B選択なのに、本当に全然知らない…ってなってて。
教育の現場でこれやってないんだよね。1番薄ーい部分だけで、いいように日本という国を教えられて、知ろうとしなければ本当の歴史が出てこない。日本という国が何をやってきたのかを知らなきゃだめなんだよな。
知ったら見方が変わるし、
映画の『教育と愛国』でみた歴史修正主義者の思う通りにはなりたくないしね。


喋りすぎました。
どれもいい本ばっかり。
zineもね、全部よかったの。感想はまた載せたいな。
あと映画も良かったの。これはまたなんか色々みて喋れたらなあ。

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