びっくりするくらい更新してなかったことに、びっくりしています。
ヒトは余裕がなくなると、ともにいろいろなものを無くしていきますね。例えばわたし、鎖骨なくしてました。

ある日、夜中に仕事を終えて顔を洗っていた時に鏡を見てぼんやりと
「……あれ？　わたし鎖骨無くない？」って思ったんです。
鎖骨のでっぱりが有るべきところがなんか平らで、凹凸がないんです。この、首の下から胸にかけての部分が、ぺたっとつるっと真っ平ら。

（？　わたしって昔から鎖骨無かったっけ？）
（いや、あった。確かにあった。え……太った？）
（いやまさかまさか。まるでまるで。っていうか、鎖骨見えなくなる肉ってもう、20キロ増とかそういうレベルじゃない？）
（では……鎖骨はいずこへ？）

この間およそ5秒。動揺しております。だって鎖骨、無いんですもん。
で、ググるわけですよね。そうしたらすぐ出てきました。パワーワードが。
「鎖骨は埋もれる」
えっ！　鎖骨って埋もれるの？　何に！？　どこへ！？

記事をいくつか読んでみると、どうも姿勢が悪かったり、筋肉が弱ってたりすると、鎖骨が内側に引っ込んで見えなくなるらしい。
あー……そりゃあね……
テレワークになってはや半年。朝起きて支度して椅子座って、夏頃からはそのまま真夜中まで仕事して、なんなら土日も同じ姿勢で、ってそりゃ鎖骨も拗ねて引っ込むでしょうよ。
鎖骨までもが引きこもりですよ。めっちゃわたしと同期してるじゃないですか、むしろかわいいぞこのやろう。

とか自分を駆り立てて、午前2時から「埋もれた鎖骨を引き出すストレッチ」をやったりして。そんな日々を過ごしておりました。

鎖骨なんて気にしてないで早く寝なさいよ…という気もします。
でも「自分というものは自分でも、それなりに大切にしないとダメ」と思うのです。気づいたのわりと最近なのですが。（自己愛とは全然別のレイヤーの話です）
大切にしない、されないって、何かを損なっていくと思うのです。少しずつですが、着実に。気づかないうちに。そうしてると、自分も他人も求めていないカタチに変形していくんです。たぶん。

それで消えた鎖骨はそれが出来てない象徴みたいに見えたので、2時でもやるのです。ストレッチを。ふふふ。

（あ、鎖骨出しストレッチはすごく効果ありました。数回やっただけで首元に片鱗が。肉の国から鎖骨が帰ってきた！続け鎖骨たち！と現在も時々やっています。同じように拗ねた鎖骨をお持ちのヒトは、一度試してみるのもいいかもしれないです）
（ちなみに、自分が参考にしてるのはこちら。ググって最初に目についたヤツ。→　https://mbp-japan.com/oita/genryu/column/5059373/　）

現在制作中のプロジェクトは先日情報解禁となり世間に発表されたのですが、noteにリンク貼るのはリリースしてからにしようと思います。

鎖骨の機嫌を取りつつ、乗り切らん。
という感じでして、ここのところ仕事の方が佳境（ずっとだけど…）なので、noteの方ではしばらく、小説以外でなにかを書いてみようと思っています。
かしこ。

Photo by Adrien King