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狩猟採集、欲しいときに少しだけ

うちの裏庭に勝手に生えているモミジイチゴと思しきイチゴ。酸味がなく、それほど美味しい訳ではないけど、実ができるとつい採って食べてしまう。

このイチゴを見ると、山で育った子供の頃の記憶が蘇る。

小学校に入学してすぐの今頃の時期に、同級生の宮本くんのおばちゃんが、放課後近隣の山に採りに連れて行ってくれた。そこで、これに似たオレンジ色のキイチゴを食べまくった。今思うと、あのおばちゃん、6歳児3人連れてズンズン山に入って行く強者やったなと…。

そしてあれが、私にとって初の狩猟採集的な体験だったと思う。八百屋に行かなくても食べ物はそこら辺にも生えているものだという思考は、あの頃に形成されたと思う。

裏のイチゴ、今年は豊作の予感。なんか嬉しい。こうしてちょっと食べたいときに、少しずつ消費する生活は、持続可能な未来につながる。

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