2-17
さてさて、最後はブレーン同士!
秀眞さんとヴァッサさんは色欲の海に到着していました!
寒滝 ヴァッサ「よし、ここが色欲の海だ」
福田 秀眞「なんだか不気味な感じがします…」
寒滝 ヴァッサ「まぁ、魔物の海だからな。そう思うのは無理もない。それに、悪戯が好きな魔物も多くてな」
福田 秀眞「悪戯…?」
寒滝 ヴァッサ「とは言っても水難事故に巻き込まれる程度だな。泳げないとまず死ぬと思った方がいい」
福田 秀眞「やはり相手は魔物ですからね…」
寒滝 ヴァッサ「…だな。よし、あの水面通路を渡るぞ」
福田 秀眞「はい…!」
2人はある建物に向かって海上通路を渡りました!
福田 秀眞「それにしても…、綺麗な海…。アメジストのような色が素敵です」
寒滝 ヴァッサ「それを聞いて安心した。…、この先、水の魔物が現れるかもしれない。用心せよ」
福田 秀眞「は、はい…!」
どんどん海上通路を渡って行きますが…。
???「シャア!!!」
福田 秀眞「わっ!?」
寒滝 ヴァッサ「…!!」
大変!でかい魚が秀眞さんに向かって飛び込んできました!!
寒滝 ヴァッサ「おいおい、何匹いるんだよ…」
あら!巨大魚は1匹だけではありませんでした!
ひぃ、ふぅ、みぃ…、
最低10匹はいるようです…!
なんということでしょう!!
寒滝 ヴァッサ「やっ!!」
ヒューン!!
福田 秀眞「…!?だ、弾幕…!?」
寒滝 ヴァッサ「今のうちにまっすぐ前に進むんだ!!」
福田 秀眞「は、はい…!!」
秀眞さんは巨大魚がヴァッサさんに気を取られているうちに急いで前に向かって走りました!!!
福田 秀眞「…!?」
秀眞さん、突然のことに理解が追いつかないようです…!!
福田 秀眞「まさかこんなところで魔物が現れるなんて…」
ザブーン!!
福田 秀眞「え…!?」
なんといいうことでしょう!
今度は別の巨大魚が3匹現れました!!
このままだと食べられてしまいます!
福田 秀眞「くっ…!!」
寒滝 ヴァッサ「秀眞ーっ!!!」
ヴァッサが駆けつけようとしても間に合いそうにありません!!
さて、秀眞さん、どうします!?