2-18 Good!
福田 秀眞「まさかこんな早くからドルチェパワーを使って戦うことになるなんて…!でも、ここで食べられるわけにはいかない!よし…、セット!」
おっと!秀眞さん、戦闘モードに入りましたよ!
福田 秀眞「このキーボードの音でも聴いて落ち着いて!!」
ポロポロポロン♪
福田 秀眞「やっ!!!」
巨大魚「グア!?」
よし、巨大魚には効いているみたいですよ!
寒滝ヴァッサ「すごい…!秀眞がそこまでやるとは…!…?巨大魚たちの様子が…」
あらら、巨大魚たちは秀眞の奏でる音楽に感激したのか、うっとりしていますね…!
福田 秀眞「よし、あとは…、弾幕でも喰らって退場してもらうよ!それ!!!」
ドカーン!!!
福田 秀眞「…」
寒滝 ヴァッサ「そうか…、キーボードから出る弾幕は自然と敵の方へ向かうのか…」
おや、巨大魚たちが海に潜って逃げて行きました!
福田 秀眞「はぁ…、や、やったか…!?」
寒滝 ヴァッサ「うむ。見事な弾幕に演奏だった」
福田 秀眞「ありがとうございます…!」
寒滝 ヴァッサ「でも、変だな…、普段は襲ってこないのに…」
福田 秀眞「大人しいのですか?」
寒滝 ヴァッサ「いや、海中で結構活発に泳いでいるな。…、それに海から出てくることはあまりなかったと思うが…」
福田 秀眞「うーん…。何かあったのでしょうか…」
寒滝 ヴァッサ「お前たちが来る前まではそんなに攻撃的ではなかったと思うが…」
福田 秀眞「あそこの建物に行けば何かわかりますかね?」
寒滝 ヴァッサ「うむ…、そうしたいところだが…、今回はこの辺にして一度陽那他様に報告した方がいい。ここはなんか怪しい匂いがするし、俺たちだけの探索は危険だ」
福田 秀眞「そうですね…、魚が襲ってくるのは滅多にないとのことですし…」
寒滝 ヴァッサ「よし、一旦戻るぞ」
福田 秀眞「はい」
…、そういうことで、ブレーン組は一旦陽那他さんたちが住むお屋敷に戻るのでした。
…、何か波乱の予感がしますね…?