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オレンジ

本当は少しは食べたかったので、
「全部食べないでいいよ」と皮も綺麗に剥いて渡したオレンジ、全部食べられた。
少し残しておいてといえばよかった。

いきなりコミュニケーションがロストしてしまった話で失礼します。

伊豆で買ってきた、ちょっと見た目は悪いけど美味しそうな国産オレンジが台所にあったのです。


自分のためにひと玉、皮を剥いて後は食べるだけの状態にした時、ふと二週間前に発熱(インフルエンザではありません)していた、つれあいの姿が目に入りまして、声かけてしまったんです。

目標設定は肯定文がオススメです。
なぜなら
「脳は否定形を受け付けない」 からです。

例えば
「ピンクの象を思い浮かべないでください」
と言われたら

どうでしょう?

ピンクの象が思い浮かんでいませんか?

もう、これをお読みのあなたはお気づきのことと思います。

私の
        言い方
                    間違えていたことを。

「全部食べないで」と言ってしまったことです。

「全部食べないで」→「全部食べて」
と、つれあいの脳は受け取って
健気にも実行してくれたのです。

やはり、目標に限らず、相手にもやって欲しくないことを言うよりも、やってほしいことを言うほうが、望む未来は手に入れられるようです。

今度はこう言おうと思います。
「少し残しておいてね」

いや、
言わずに行動する方がいいかもしれません。

先に食べてから、渡す。
あるいは、
自分の分は別に分けてから、渡す。

あー、オレンジが食べたくなりました。
今日は独り占めして食べることにします。


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