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自分に笑顔をあげる

お仕事の午後。

疲れて、「ダメだー」と思って、体勢変えようとに立ってみる。


座りっぱなしの椅子の呪縛、
座っていると「もっとやれ」「アレも早く」とメールが煽ってくるPCの呪縛、
机から離れることで頭を解放させる。

意識的に意図的に、通路を隔てた島の席の人に話しかけててみる。
顔が赤い。
聞くと先日デーゲームの野球をみに行き日焼けしたそうだ。
イチロー観に行ってたのかと思った、と適当なことをいうと、笑ってくれた。

ふと隣の去年入社の女子社員をみると、少し髪の感じが違う。
「もしや切った〜?」と、能天気風に声をかけてみる。
「前髪は切りすぎて」と笑って反応があり、前髪カールの話で盛り上がる。

二週間前、わたしが腰近くまであった髪を肩くらいに切ったときは誰も反応なくて寂しかったな。
それでも人の変化の気づいて声かけるわたしってすばらしい、と自画自賛してみる。

少しいい気分になったところで行く、一人きりの洗面所。
たくさんの鏡が並び、誰もいないことをチェックして、鏡に向かい、いろんな笑い方を試してみる。

シワやホクロ、肌のキメなど気になっても気にしないで笑う。
口角だけあげてみるつもりがだんだん馬鹿馬鹿しくなって、自分の顔みて大笑い

ダメな気分はすっかりどこかへ行ってしまった。
リセット完了。
周りにも少し優しくできる自分が戻ってきた。


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