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人ってきっとすごく平凡で、みんなありきたりで、みんな違うところをならして普通って言ってるんだと思うので、そういう人の中の普遍性と、その中の節目とかが、結構自分のも他人のも興味深いので、そういうのを気にしながら生きています。日々楽しいです。以上です。人

17歳と言えば永遠です。あの時の、あの時の、あの時の感情は忘れられない。って言ってるそばから私qbcは忘れちまった哀しみに、ですよ。ねえパトラッシュ?
私、嫌な思い出なんですが、私の子供のこと、幼稚園とかそれくらいの時に、秋田の父の実家(絶縁している)で夏休み、午前中、なんかテレビアニメ特集とかやってるの見てて、フランダースの犬見てて、ネロとパトラッシュが召されてしまった時、天に召された時=死んだ時、天国にしゃらんしゃらんしゃらんってベルの音鳴らしながら(音は鳴ってなかった、演出でそういう描写なだけで)昇っていく時、昇天! 昇天! ということで、その哀しみ、苦しみ、がいまだに胸に迫って、死に触れるのがこわくて仕方がない。
考えるのも嫌だ。
考えるだに食べてしまう。なぜ食べるか? 私はストレスが高まると食べちゃうからね。うう。苦しみ。生きることは苦しみなのか。
でも苦しみからしか得られない力もあるのよ。
そう思うことでしか、苦しみからは逃れられません!!!!!
よし、今日も生きよう。と思ったのでした。一件落着。やったー。万々歳。
と思う2024年4月15日15時57分に書く無名人インタビュー723回目のまえがきでした!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは 生徒C さんです!

年齢:~10代
性別:女
職業:17歳
x:https://twitter.com/____I_and_


現在:ちょっとでもやりたいなって思った表現を取り入れてみたりして、一つ一つ、見返したときにこのときこんなの好きだったな、って思うような作品を作りたいと思ってます。

qbc:今何をしている人でしょうか?

生徒C:今は高校生です。

qbc:高校生以外の時間は何を?

生徒C:別に何でもないと思います。音楽聞いたり。あと何か作ることは好きですね。

qbc:音楽を聞く、何か作る、あと何かやってらっしゃいます?

生徒C:よく寝るのは好きです。

qbc:学校はどんな感じですか。

生徒C:学校では、あまり成績は振るわない方ですが、日々何となく楽しく趣味の合う友達と元気に過ごしています。

qbc:音楽は何を聞くんですか?

生徒C:流行ってるのを聞いたりとかなので、どこかをすごく追っかけてるとかではないです。でもアイドルは好きですね。どちらかというと地下系の女性アイドルの曲とかよく聞きます。

qbc:地下系女性アイドルって?

生徒C:地下アイドルですね。地下アイドル。えーっと、どちらかというと、会いに行けるアイドル、みたいな。ライブの頻度がすごい高くって、割と小さめのホールでよくやって、チェキ会だとか握手会みたいなのも頻繁に開催してみたいな、そういう地下アイドル系の曲をよく聞きます。かわいい系が多いです。

qbc:ライブは行かれるんですか。

生徒C:ライブもちょこちょこ行ったりします。

qbc:何か作ることの何か、って何ですか?

生徒C:割とハンドメイド的なもの、例えば羊毛フェルトとか編み物とか、それからあれですね、絵描いたりするのも好きですし。何かを出力するのが好きです。

qbc:どんなものを出力していました?

生徒C:割と立体作品にすることが多いです。キャンバスに盛り上げ剤を使ってちょっと形を作ってみたりとか。何かそのとき好きだったものだとか、思ったことだとかを残しておく、気持ちを残しておく目的で作品を作ってます。

qbc:最近どんなものを出力しました?何にどんなものを出力しました?

生徒C:最近はあの、新聞紙で土台を作って… イカロスのお話あるじゃないですか。太陽に近づきすぎて鼻が溶けちゃうやつ。

qbc:はい。

生徒C:あれを作ろうと思って、羽と炎の溶け合うような感じとかを表してますね。好きなので。

qbc:物自体は何で作ってるんですか?

生徒C:材質はもう本当にいろんなものを使いますね。まだ途中なんですけれども。毛糸とか使ったり、モデリングペーストっていうのを使ったり。あと最終的にろうを溶かして上から流そうかなとかも思ったりしてます。

qbc:結構本格的というか。

生徒C:そうですね。コンペに出そうと思ってるので。

qbc:コンペって何のコンペ?

生徒C:あれですね、高文連。高校文化連盟の夏にあるやつとかに出そうと思ってます。

qbc:何か高校で部活されてるんですか?

生徒C:美術部に入ってます。高校がちょっと美術系の学科なので、割と設備とかも揃ってて結構やりやすい環境ではあります。

qbc:いつ頃、どんな気持ちで作ってるんですか?

生徒C:気晴らしですね。元々あんまりものを作るの得意ってわけではないんですよ。
なのでとりあえず素材を組み合わせて形づくっていくような、割と気持ちの赴くままにできる感じの作品を今まで結構作ってるので。なので本当になんか今の自分が好きなものだとか、あともう、ちょっとでもやりたいなって思った表現を取り入れてみたりして、一つ一つ、見返したときにこのときこんなの好きだったな、って思うような作品を作りたいと思ってます。

qbc:作ってるとき自体の気持ちっていうのは?喜怒哀楽で言うとどんな感じですか。

生徒C:楽しくはありますね。やりたいようにやっているので。あんまり何も考えてないです。

qbc:何か他に似た楽しさってあります?このときも同じ楽しさなんだよねみたいな。

生徒C:メイクとかですかね。

qbc:自分の?

生徒C:自分のです。気になったことあったらすぐ取り入れたいし、日によって気分によっても変わるし、写真に残ったりもするしみたいな。

qbc:なるほどね。

生徒C:気分やらその日の服装やら、季節とか天気とか、いろんな条件があって変わっていくものなので。そういう意味だと割と似てるかもしんないです。

qbc:そういう風にものを作ったりっていつ頃からです?

生徒C:中学生のとき合唱部に入って音楽やってたんですよ。それで、そのあたりが何か、芸術というか美的なものというか。興味を持っていろんな音楽以外に美術だとか、ファッションだとかにちょっと手を出してみて、みたいな感じで、まだ全然やりたいことも決まってないので、本当に手探りで視野を広げてってる感じの段階です。

qbc:美術とかファッション見るとどんな気持ちっていうかどんな感想を抱いてるんですか?

生徒C:割と直感的な感想を大事にしてます。かわいいなとか、すごいなとか。でも手数の多さを感じたときは、やっぱ圧倒されましたね。凝ってるなっていう。例えばすごく細かい装飾だとか、すごくたくさんのパーツを丁寧に組み合わせたものとか。そういうの見るとやっぱりその人の何か、こんだけやるんだなみたいな、労力というか努力みたいのが伝わってきてすごいなってなります。

qbc:それは例えばどんなものですか?洋服のこととかを指してるんですか?

生徒C:とかですかね。でも割と日常の中でいろんなものを見たときに結構感じます。

qbc:最近それを感じたのって何ですか。

生徒C:最近だと建物ですね。

qbc:どの建物とかってありますか?

生徒C:この間イタリアに行ったんですよ。すごく建物が魅力的だなって思って。あのレンガとか日本じゃ見られないような建物に、すごい特徴とか。あと向こう行ってだいぶ長い間残ってる建物を見てきたんです、ローマの辺りの。
それでずっと昔の人が作ったんだなって思いがら。すごいその人たちの機械もないような時代の何か、きっとこんなことして次にあんなことしてみたいのに思いを馳せるなどしました

qbc:どんな性格の人なの?どんな性格ですってなんか周りの人から言われたりします?

生徒C:わかりやすいってよく言われます。だいぶ素直で、正直だと思います。

qbc:何か他に言われたりします?

生徒C:つかみどころがないって言われますね。割と日常生活でもこんな喋り方なので。すごいでも自分で良くないなって思うのは、2回ねじったみたいな冗談パッと言っちゃうとこですね。割と朗らかに頑張っています。

qbc:2回ねじった冗談ってどんなやつ。覚えてます?

生徒C:うーん。いや、ちょ、ぱっと出ないですね。

qbc:2回ねじった冗談を周りに言った後、周りの反応どんな感じですか?リアクション。

生徒C:数人で喋ってたときに、半分にスルーされて半分にちょっと笑ってもらう感じです。

qbc:わかりやすいとつかみどころがないっていうのが相反するものを感じるんですけど、どこがわかりやすくて、どこがつかみどころがないって感じですかね?

生徒C:割と感情がわかりやすい方です。結構、自分では自覚ないんですけど表情に出る方らしいので。
わかりづらいのは言葉の言い回しだとか。割と日本語が下手なので、今プラスなのかマイナスなのかはわかりやすいけど、プラスの中のどんな種類なのか、みたいなのを伝えるのがだいぶ下手なので、多分その辺がわかりづらいと思います。

qbc:自分の性格を自分で説明してください。

生徒C:えーっと。素直で真面目で朗らかです。

qbc:性格の悪い部分について教えてください。

生徒C:あー。多分ここであんまないですとか言っちゃうとこだと思います。

qbc:身近な人から見た性格、家族恋人親友プライベートに近い人からみたいなんか意外な一面というか、そういう人から言われる性格あります?

生徒C:あまりないかもしれないです。割と誰に対しても同じような対応してるんで。

qbc:自分が一番こういうときに楽しいって思う、その楽しいポイントってどんなとこですかね?

生徒C:うーん。わかんないです。

qbc:逆に嫌いなほうは?

生徒C:勉強は苦手です。ただあんまり興味ないから苦手なので。今本当に手探りで好きなものを探してるような状態なので、自分でも何して機嫌いいのかもよくわかんないし。うーん。強いて言うなら、お菓子食べてるのは好きです。あとあれは好き。ねるねるねるね、みたいな。知育菓子好きです。

qbc:知育菓子。

生徒C:はい。

qbc:何がいいんですかね?ねるねるねるねの魅力を話してください。

生徒C:元々あれ子供向けで工程がすごい少ないんですけども、でもなんかした感を得た後に食べ物を食べれるので、料理とかは苦手なんですけどこれならできるなって気持ちで。あと味が好きです。

qbc:どんな味でしたっけ?

生徒C:なんか形容しがたい味ですね。科学っぽい味がします。あんまり他のものに例えれない味なので、あれを食べないと得られないというか、っていうあたりが。

qbc:周囲の人というか、手探りで好きなものを探してるっていうところで。周りの人でもう好きな物が見つかってる人とかっています?どんなものを好きなものっていうのかなと思って。

生徒C:そうですね。お友達にはいたりします。

qbc:その人何が好きなんですか?

生徒C:何か詳しくないけど、伝統工芸みたいなやつがすごい好きです。そういうのを発展させるような仕事がしたいみたいなことを言ってたような。

qbc:何か他あります?好きなものを見つけた知り合い。

生徒C:周りの子は割と趣味聞かれたら答えられるイメージはあります。音楽とかゲームとか、あとスポーツだとか。どんなものが好きってはっきり決まってなくても今熱中するものがはっきりしてる感じの子が多くて、いいなって思いますね。

qbc:なるほど。もの作りが好きっていうのは言い切れないですか?

生徒C:あー、まあ好きではあるんですけど、本当に割と先ほども言ったように直感でやってるタイプなので。まだまだ全然ほんの数回しか触れたことないような素材とかもいっぱいあって、たくさん迷ってるところなので、でも好きなのはその方向性なのかなみたいなことは思います。

qbc:趣味の合う友達っておっしゃってたんですけど、どんな人たちなんですか?

生徒C:私はちらっとやったゲームとか。あと好きなブロガーさんだったりとか。こういうちっちゃいことで繋がって何となくノリが合うっていう感じで広がって、各々で結構別のものが好きみたいな感じです。

qbc:なるほど。同じアイドルグループが大好きなチームとかそういうわけじゃないんですね。

生徒C:そうですね、そういうのではないです。

qbc:好きな食べ物について教えてください。

生徒C:うーん。しめ鯖が好きです。

qbc:しめ鯖どこで食べるんですか?

生徒C:こだわりはないのでスーパーで買ってきたやつとか。お寿司でもしめ鯖選びがちです。ただこの間お友達とお寿司食べに行ったときにしめ鯖と焼いた鯖と押しずしの鯖食べたらちょっと引かれました。

qbc:鯖全般がいいってことですか。

生徒C:鯖全般割と好きですね。

qbc:好きな鯖料理あります?

生徒C:ええー。塩焼きです。

作品の写真を見たいです! とお伝えしたらすぐに見せてくれました、色彩ぼとばしる。

過去:新しいことやろうとして認めてくれる、なおかつ新しいことをできる環境なので。すごく大きかったなと思います。人生で。

qbc:過去について聞いていきたいんですけど、子どもの頃はどんな子どもでした?ちっちゃいころ、幼稚園とかです。

生徒C:幼稚園入る前くらいまではだいぶ元気な子だったらしいんですけども、だんだんおとなしい感じになってって、割と絵本を読むのとかは好きでした。絵を描くのとか。

qbc:どんな絵本とか覚えてます?

生徒C:『しぜん』っていうやつで、絵本というより写真がいっぱい載ってて。例えば、果物だとか植物だとか一つのテーマがあって、その関連した写真がいっぱい載ってある、なんか写真集みたいなやつがすごい好きでした。子ども向けの。

qbc:絵っていうのはどんな絵を描いてたとか覚えてます?

生徒C:全然覚えてないです。

qbc:今はどんな絵を描いたりする?

生徒C:今はすごいゆるっとした動物だとか、タイポグラフィみたいに文字で遊んだりだとか。あと普通にキャラクターの絵とかイラストとか描いたりもします。ただ、小さい頃に絵を描くのが好きだったのが、好きだったっていう記憶だけが何となくあって。
なんか絵描くの好きだしなみたいな気持ちで、自然と小学校入ったあたりからも、キャラクターのイラスト書いたり、オリジナルのキャラクター考えたりみたいなことだった記憶はあります。

qbc:キャラクターってどんなキャラクター?

生徒C:え〜。アニメとかゲームのキャラクターですかね。

qbc:どんな音

生徒C:そのときそのときなんでよく覚えてないんですけど、らき☆すたとかハマってた時期はありました。

qbc:らき☆すたって何歳のとき?

生徒C:中古屋さんで漫画買って。あと同じぐらいのときからけいおん!も好きですね。

qbc:そういうの描いてたのって何歳ぐらいの頃ですか?

生徒C:小学校高学年とか中学生ぐらい。

qbc:なるほど。小学生の頃はどんな感じでしたか?

生徒C:小学生の頃は、あんまりお友達がいませんでした。別に友達欲しいとも思わなかったので。ただ、小学校5年生のときに声かけてくれた子がいて。その子中心に何となくお友達増えて、中学校も同じような、公立だったんでみんな一緒に上がって似たような感じに過ごしてみたいな。でした。

qbc:どんな感じで過ごしていた?

生徒C:その子に声かけられてからは割と明るく過ごしてたと思います。ただ、今まで全然喋ってなかった分の反動だったんじゃないかなみたいな。そういう何。割と仲間内では元気に過ごして、結構いろんなことを積極的にやってみて、生徒会入ったりとかそんなことして。その子に何か嫌われちゃって、連絡先とかブロックされたりしたんですけど確か。でもなんかそれまでは、すごく特に問題もなく。中学のときはちょっと勉強もできたので。何事もなく、何か明るく過ごしてたなっていう記憶です。

qbc:その友達といつ何があったんですか。

生徒C:よくわかんないんですよね。中学校2年生の冬ぐらいに、急に避けられちゃって、聞いても、別に何かしたからとかではないって言われたんで。なんか、合わないんだなみたいなふうに思って。1ヶ月くらい、2ヶ月くらい引きずりましたけど、3年生になったあたりからはあんまり気にせず過ごすようにしました。

qbc:小中はどんな時代?小中で作品を作るとしたらどんな作品になります?

生徒C:多分、土台は粘土で作りますね。いろんなものくっつけたいんで。多分3層になると思います。

qbc:3層。

生徒C:すぐ上にきっと石だとかコンクリートみたいな、硬くて。よーく見ないと色味もわかんないようなものを、積んでって敷き詰めて。
上に、レジンとかでコーティングするかもしんないです。透明の。多分上にはちょっとキラキラしたもののっけてから、きっと薄い布で覆うと思います。

qbc:結構見えない。

生徒C:本当にいやでも、カーテンの内側の方みたいな薄さの。で、そんときの私はそんときを生きてましたけど、今の私が見たらもう全部思い出にしかすぎないので。なんかきっと何となーくのイメージで、作るなら、こんな感じかなって思います。

qbc:大きさどんぐらいにします?

生徒C:大きさは1mぐらいですかね。立方体。

qbc:全体的にどんな色味になるんですか。

生徒C:無彩色と黄色みたいな感じだと思います。でも、なんでって言われたらわかんない感じです。本当に感覚で、いつももう捉えてるので。結構、色でものを見がちです。

qbc:というとどんな感じ?

生徒C:季節の匂いとか、風の音とか、日差しとか、影の長さとか、そういうのを結構見たときの感情を色にする感じです。これは何色の気持ちだなって。
なので実際にものが持ってる色というより気持ち的な色で、何か事象を捉えて、そういうふうに記憶にしまっておくことが多いです。

qbc:例えば今じゃあインタビューの色って何色ですか。

生徒C:黄緑です。

qbc:それは自分の無名人インタビューの色?

生徒C:イメージの。

qbc:自分の?

生徒C:うーん。インタビューのですかね。

qbc:インタビューっていうものの色。

生徒C:はい。

qbc:高校はどんな感じなんですか。高校ですね。どういうふうに選んだんですか。

生徒C:本当にさっきの美術系のっていうのがあったんで、いろんなことを体験できるかなって思ったのと、学校祭で花火が上がるって聞いて。それをほんとは花火目的ぐらいの気持ちで入ったんですけど、いざ入学して一番最初の学校祭の時期にインスタとか見てたら、結構他の学校も上がってて、花火って上がるんだみたいに思った感じはあります。
花火が割と好きで。直感タイプなので、綺麗なものって全部まず直感で楽しんで見たくて。美術ってちょっとハードル高いなってずっと思ってて。
例えば、美術館に行くっていうのと、アーティスト音楽のライブに行くっていうのって、何となく気持ち的に後者の方が行きやすかったりするじゃないですか。美術って、特別な知識とか、あと時代背景とかそういうのがわかった方がいいんじゃないかなみたいな。
でも私、全然そんなことないと思って結構。それで、きっと一番視覚的に見て何の知識もなくても楽しめるのって花火かもしんないなって思って。全然作り方とかわかんないけど、花火見たらきっと大抵の人って綺麗だなって思いますし。
というあれですね、日常と綺麗なものの繋いでくれるような、そういう芸術なのかなと思います。

qbc:花火が?

生徒C:はい。そうですね。

qbc:どんな風景のところで生まれ育ったんですか?

生徒C:だいぶ恵まれた感じで育っております。家族も仲良しでお金に困ったこともなく。特に学校でもうまくいかないことはあっても、理不尽なことってほとんど言われたことないし、大きな病気もしてないし、怪我とかもないしみたいな。多分、だいぶ平凡で温かい感じに育ってきました。

qbc:実際の土地の、自然が多いとか少ないとかあります?

生徒C:あー。普通の住宅街です。一軒家で育ってます。大きめの。

qbc:家族からはどんなふうに育てられたと思ってます?

生徒C:すごく私のやりたいことを基本的に尊重してくれて。なおかつ、割とどんな価値観もまず認めてみるみたいな。優しい環境で育ったなと思います。

qbc:過去全体で人間関係、友人とか恋人とかそういう人間関係、どんな変化がありました?

生徒C:でも小学校5年生のあの子と関わったというから割と、外交的な性格になったかなと思います。そのあたりから母にも家で学校の話するようになったねって言われて。これまでお友達いなかったんで本当に言うことなかったんですけど。なんかそういうのは言われたんで、変化かなと思います。

qbc:人生の転換点を置くとしたらどこに置きます?いくつ置いてもいいんですけど。さっきの小5のお話なのかなと思うんですけど。

生徒C:その子に出会ったことと最後のことの二つと、高校決めたときですかね。

qbc:結構大きかった?

生徒C:はい。

qbc:何迷いだったんですか?

生徒C:いや、結構ノリで決めちゃったんですよね。

qbc:花火ね。

生徒C:はい。何となく美術系のがあるんだって。花火も上がるんだみたいな気持ちで、進路希望書みたいなやつに何となく名前書いてみたら、なんかもうそっちの方向に行くのかと思われちゃって。じゃあ行っとくかなみたいな、そんな感じで入って。でも入ってみたらすごい良い環境だったと思います。
みんな、美術とかをやってるんで、基本的に相手の好きなものを尊重してくれるんですね。そういう、なんていうか、あんまり衝突とかを好まない優しい人が多いなと思います。
そういう環境だったので私も今いろんな素材とか題材とかに手出したりできるし。
ほんとに新しいことやろうとして認めてくれる、なおかつ新しいことをできる環境なので。すごく大きかったなと思います。人生で。

qbc:それは嬉しい?

生徒C:はい、とても。

未来:最終的に私の人生が博物館みたいになったら面白いかなって感じです。

qbc:じゃあ未来について聞いていきます。5年10年30年もこれから生きていくわけですけど、どんな未来を今想像してます?最後死ぬんだっていうところまでイメージしてもらって。

生徒C:今はブライダル系の仕事に興味があって。前に気まぐれで行ってみたオープンキャンパスで、結婚式はどうしてすると思うかっていうことを聞かれて、
私分かんなかったから、うーんわかんないですって答えたら、今までお世話になった周りの人に感謝を伝えるためだって言われて、すごくいい儀式だなと思って。そういう優しいものに関わりたいです。仕事とかは。

qbc:なんで優しいものに関わっていたい?

生徒C:割と人のことが好きなので、そこそこ。なんていうか、人ってみんな似たような感じだと思ってて。似たような感じ。
だって別に今まで出会ってきた人が、うん、何人も教科書に載るかって言われたらそんなことないし。っていう人間っていう、割と平凡なもの。
その中の自分の中の正義だとか、優しさとか、きっと誰の中にもあって、そういうのが見たいなと思いました。難しい。

qbc:いつ頃からのそういう感覚を持ってます?

生徒C:人が割と好きだなというのは、わかんないです。気づいたときにはなんかあるなって思いました。

qbc:自分は人が好きなんだなって感じる瞬間とかあります?

生徒C:知らない人に優しくできたときですね。自分もこういう部分があるんだなって思って、それって別に私が特別だからじゃなく、人間全体のなんか根っこにそういうのがあったらいいなみたいなふうに思います。

qbc:他に何か人の好きなところとかあります?

生徒C:結構失敗するとこです。だいぶしっかりしてそうな人も普通に。あー。中学のときのめちゃめちゃ頭良かった友達が、ありえない感じの誤字してたときがだいぶ印象に残ってます。

qbc:どう思ったんですか。

生徒C:なんか、やっぱり人ってちゃんと失敗するんだなって。ちゃんと失敗して、それで、そういうの笑いあって、100にならない感じの人生を歩んでいくんだな、っていうふうに思って、ちょっと印象深いです。

qbc:ちなみに何を間違えたか覚えてます?

生徒C:理科のテストで、酢酸の酢っていう字を、何でしたっけ、左側のトリみたいなやつの後ろに作るって書いたんですよ。

qbc:後ろに作る?

生徒C:後ろというか、右側に作るっていう字のにんべんが挟まってて、酢の字に。なんか、それを見せられたとき2人ともすごいツボでした。

qbc:後ろに作るってどういうこと?

生徒C:酢の字の左側にトリみたいなやつがあって。右側に

qbc:作るの右側か。

生徒C:作るの右側なんですけど、間ににんべん挟まってるんですよ。

qbc:作るって書いてある、そういう意味ね。はい完全に作って書いてあるのか。なるほどね。

生徒C:はい。

qbc:わかりました。もしもの未来の質問っていうのをしていて。もしも自分がやりたいことは何でも叶うってなったら何をしたいですか。何でも構わないですよ。

生徒C:何でもですか。いろんな言葉喋れるようになってみたいです。5カ国語ぐらい。もっと海の向こうの人とも関わりたいので。この間行ったイタリアもすごく好きですし。って感じです。

qbc:イタリアはちなみになんで行ったんですか?

生徒C:美術研修みたいな感じで。美術館とか。

qbc:今何か悩んでることとかあるんですか。

生徒C:あんまり体が強い方じゃないので。なので将来の仕事選びについてが。

qbc:無名人インタビューを受けようと思ったのは何でですか。

生徒C:17歳の私のことを多分、自分だけしかこういう気持ちまで覚えておけないんだろうけども。自分だけだったら多分忘れちゃうので。こういう思ったこととか、日々だとか。この私の主観と、誰かからの客観で残しておきたいなと思ったからです。

qbc:残すって結構テーマなんですかね?

生徒C:そうですね。割と生きてきた時間が好きなので。

qbc:いつから、とかなんで、とかってわかります?なんで残したいか。

生徒C:最終的に私の人生が博物館みたいになったら面白いかなって感じです。

qbc:なるほど。

生徒C:このあたりでこんなことを思ってて、このときにはこんなものが好きで、そういう私の中の時代の節々に、目印を置いておくためですかね。って感じです。

qbc:ありがとうございます。最後の質問が、最後にいい残したことはで。本当遺言みたいなってもいいし、インタビュー振り返っての感想みたいなのでもいいし、読者向けメッセージでも独り言みたいになっても、大丈夫です。最後に言い残したことがあればお伺いしております。

生徒C:分かりました。人ってきっとすごく平凡で、みんなありきたりで、みんな違うところをならして普通って言ってるんだと思うので、そういう人の中の普遍性と、その中の節目とかが、結構自分のも他人のも興味深いので、そういうのを気にしながら生きています。日々楽しいです。以上です。

qbc:ありがとうございます。

あとがき

時間を巻き戻して自分も若返れたらな、と思うインタビューでした。
でもね若くなったら若くなったで若い時の苦しみがね、あるもんね。ああ苦しみ。人間には苦しみがつきものなのですよ、ねえ。!!!!!

【インタビュー・あとがき:qbc】

【編集:本州】

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