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ランサーズネーミング提案数17500件のコピーライターの人

どん! 突破!! すごい! 突破!!! すごすぎる!!!!!
なんにせよ、人間というものは自分の限界に壁を作ってしまうものです。あーこれはむりー、ここまでやるのは自分にはちょっとできないかもー、どうせ自分なんてねー、って。
そうなんですよね、聞いた話によると、人間は自分の能力を全開放してしまうと、例えば本気で走ったりすると骨が折れちゃうとかね、そういうことだから自分に限界を設けることはしごく当然本能本物太郎ということらしいですね。
本物太郎じゃしかたねっすね。
とはいえ、じゃあでも、そのストッパーを外した限界突破自分ってのも、どこまで行けるか試してみたくありませんか? 私、わりと試したいほうよ。
なのでお酒飲んで文章書いたりしますね。お酒飲むと自分のブレーキぶっ壊れた気になるじゃないですか。
でも、お酒飲むと同時に集中力、思考力も薄れてなんかあんまり文章書けなくなっちゃうんですよね。あああああ。あー。あーあーあー。
難しいものです人間。
ということで無名人インタビューゴー!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

今回ご参加いただいたのは クボタタケフミ さんです!


年齢:年齢不詳
性別:まだら模様
職業:さまざま


現在:結局、最後の最後まで好きなことが残ったなという感じですね。

erica:クボタさんは今、何をされている方でしょうか?

クボタタケフミ:本業はフリーランスで、
主にキャッチコピーやネーミングを作っています。

erica:この仕事をされて何年になりますか?

クボタタケフミ:ランサーズというサイトがあるんですけど、
そこで始めたのが14年ぐらい前です。2010年からです。

erica:具体的な仕事内容をお伺いしても大丈夫ですか?

クボタタケフミ:いろんな会社様や個人様が、ランサーズに、
商品やサービスに対して、キャッチコピー作ってくださいとか
ネーミングをつけてくださいという依頼をあげていらっしゃるので、
それを見て、こういうキャッチコピーやこういうネーミングがいいんじゃないかと提案しています。

erica:提案して採用されたら、報酬がもらえる?

クボタタケフミ:はい、そうですね。

erica:この仕事で、どんな瞬間が一番楽しいですか?

クボタタケフミ:依頼に対して、いいキャッチコピーやいいネーミングが
できたな、という瞬間が一番楽しいですね。

erica:たとえばキャッチコピーは、どういう過程で練っていくんですか?

クボタタケフミ:いろんなキャッチコピーの作り方があると思うんですが、
自分がいつも心がけてるのは、依頼者様は自分の商品とかサービスのことを
詳しくご存知なので、そのメリットをできるだけ多く伝えたいとか、
熱く語ったりできる反面、コピーを見てその商品やサービスを判断するのは、商品やサービスをよく知らないお客様である、
という点を考慮しながら練っていきます。

キャッチコピーやネーミングって、
一つの円が依頼者様、もう一つの円がお客様と考えて、
この二つの円の接点に、キャッチコピーやネーミングがあるんじゃないかと
考えているんです。

erica:その考えは、何年もされるうちに行き着いた考えなんですか?

クボタタケフミ:少しずつですよね。自分はキャッチコピーやネーミングを
作る作り手、語り手でありながらも、同時に一人の消費者であって、
全てのことに詳しい訳ではないですからね。

erica:フリーランスになられる前も、このお仕事をされていたんですか?

クボタタケフミ:いや、全然違う仕事をしてました。

erica:そうだったんですね。

クボタタケフミ:はい。ただ、キャッチコピーやネーミングを考えることは、すごく好きで、それが仕事になる遙か以前からやっていたんです。
ネーミングに限れば、キャリア的には30年ぐらいになります。

ただ、昔はネーミングと言っても、地方公共団体が募集する施設のネーミングとか、キャラクターのネーミングとかそんなのしかなくて、本当に趣味程度で、これが仕事になるとは、全然思っていませんでした。

ランサーズというサイトができたときに、
ネーミングの依頼があることを知って、これが仕事になるんだと思って。

最初は副業とも言えない感じだったんですけど、いろいろあって、
なし崩し的に本業になっちゃった感じですね。

erica:1日のスケジュールはどんな感じですか?

クボタタケフミ:朝起きてご飯食べて。家でやるので、それからずっと仕事です。お昼ご飯を食べて、ちょっと休んで、また夜8時ぐらいまで仕事します。
働いてるというより、いろいろ考えたり、手を動かしたりしてますね。

erica:今の生活全体に対する満足度でいうと
10段階中でどのくらいだと思いますか?

クボタタケフミ:仕事の種類としては10なんですけど、
趣味がないので、その点はどうしても低くはなってしまいますね。

erica:仕事は10なんですね。

クボタタケフミ:そうですね。結局、最後の最後まで好きなことが残ったなという感じです。もう自分は、これしかできないんだろうなと思っています。

erica:最近、印象に残った出来事はありますか?

クボタタケフミ:さすがにキャッチコピーやネーミングだけだと食えないので、ロゴマークを描くようになったんです。

美大を出たわけでもないので、
そんなことできるわけがないと思ってたんですけど、
作図ソフトとスタイラスペンを買ってやってみたんです。
デザインの本も買って、見よう見まねで、
ロゴマークを1000個近く描いて、
初めて採用に至ったときは、うれしかったですね。
ごくごく最近のことなんですけど。

erica:クボタさんは、ご自分の性格をどう捉えていますか?

クボタタケフミ:明るい面と暗い面の両方を持ち合わせている感じですかね。
人見知りとか全然しないんですよ。
初めての人でも平気で話しかけちゃうので、
そういう面は全然明るくていいと思うんですけど、
いざ落ち込むと、本当に誰にも会いたくない。
明るい方にも暗い方にも、極端に振れやすいですね。

erica:周りの方からは、何と言われることが多いですか?

クボタタケフミ:真面目って言われますね。

erica:言われてみてどう感じますか?

クボタタケフミ:そう?っていう感じです。
自分ではあまりそう思わないですけど、真面目に見えるらしいです(苦笑)
そういう風に感じてくれる方が、
少なからずいらっしゃること自体はありがたいなと思います。
ただ、自分ではそんなに真面目だとは思いませんね。

erica:それは、真面目じゃない部分があるからということですか?

クボタタケフミ:そうですね。フリーランスと言っている時点で、もうすでに真面目じゃないというか。

erica:お仕事を休む日はあるんですか?

クボタタケフミ:そうなんですよね、それが今、すごく問題なんですけど、自分の好きなことをやってるじゃないですか。
胸張って働いていると言えるわけでもないので、
基本的に休まないし、休めないんですよ。
結局、好きなことをやってると、突然、キャッチコピーやネーミングを
思いついて、すぐメモに書いたりしますから、
休んでるみたいだけど、いつもスイッチは入っているんです。
『どこにも行かないワーケーション』みたいな感じですね。

erica:こういう生活をされて何10年、みたいな感じですか?

クボタタケフミ:ここ7、8年ですね。
徐々にこうなっていったという感じです。

erica:この状況は、ご自身では、どう評価されているんですか?

クボタタケフミ:妥当だなという感じですね。
以前は、普通に会社に行ってたんですけど、
体調を崩して、やっぱり自分には無理だな、向いてないんだなと気づくのに、かれこれ20年近くもかかってしまいました。

で、結局いろいろやってみて、上手くいくというか、
自分ができて、得意で、楽しいことはといえば、
キャッチコピーやネーミング、そしてロゴマークを作ったりすることで、
結局、それが最後まで残りましたね。

erica:お仕事をされていて、どんな気持ちになることが多いですか?

クボタタケフミ:基本的に楽しいです。世の中に、こういう商品があるんだなとか、こういうサービスを始める方がいらっしゃるんだなと知ったときに、
なるほどって思います。

だって、「無名人インタビューってあるんだ!」って思いましたもん。
これは面白い!ぜひインタビューしてくださいって、
お願いしたくなりましたから。

erica:面白いを違う言葉に言い換えるとしたら、どんな表現になりますか?

クボタタケフミ:「興味は尽きない」という感じでしょうか。
結局、僕は、日々違うものを見て、違うことを考えることが楽しくて、
そうすると、自分が柔軟でいられる気がして、すごくいいんです。
歳を重ねると、どうしても固く、頑なになりますからね。

実年齢でいうと、『不適切にもほどがある!』の阿部サダヲ側ですから、
気をつけないといけないことが多いんです、世間的にいろいろと。

過去:それを見てびっくりしましたね。うぉーってなりましたね。

erica:幼少期はどんなお子さんでしたか?

クボタタケフミ:一人っ子で、庭の砂場でずっと遊んでるような
子どもでした。それが好きだったらしいです。

erica:お一人で?

クボタタケフミ:そうです。なんかずっと好きだったらしいです。
あと、小学校入ってから、文字を書くというか、文字を筆頭に、
そのときは日記を書くとか、国語の授業もすごく好きでした。

erica:文章は、日記以外にも書かれていたんですか?

クボタタケフミ:日記は毎日書かなきゃいけなかったんですけど、
ある日の国語の授業で、物語を作りなさいっていう課題を出されて、
その時のことはすごく覚えています。
ジュースが流れてくる川の話を書いたんですけど、
他の子がどんな話を書こうかなって考えてるときに、
自分はもうすでに、原稿用紙3枚ぐらい書き進めていて、
「先生、紙が足りません」って言ってたことがありましたね。

erica:それはもう物語が湧き出てくる感じなんですか?

クボタタケフミ:そのときは出てきましたね。たまたま運良くですけど。
それはすごく覚えてます。

erica:幼少期や小学校のころの、友人関係はいかがでした?

クボタタケフミ:小学校は、高学年になるにつれて、
だんだん仲のいい人が増えてきたみたいな感じで、今も仲がいいですね。

erica:中学校はいかがでしたか?

クボタタケフミ:初めて英語の授業が入ってきて。やっぱり英語好きだなと感じていました。
そのぐらいのときに、初めてキャッチコピーに出会うんです。
ちょうど、糸井重里さんの全盛期。ほぼ日の編集長ですね。
多分、ericaさんにはそう言わないと伝わらないですよね。

erica:そうですね (微笑)

クボタタケフミ:今、日本大学の理事長である林真理子さんも、
最初はコピーライターだったんですよ。
広告がすごく脚光を浴びる時代がやってきて、それを見たときに、
すごく面白そうだなって思いました。
英語の世界とキャッチコピーの世界が広がったのが中学校の時でしたね。

erica:それぞれどんなところに惹かれたんでしょうか?

クボタタケフミ:英語に関しては、単純にかっこいいなという、
ごく普通の子どもの捉え方でしたね。
キャッチコピーは、やっぱり短い言葉でも、
グッとくるというところでしょうか。
新聞の一面やポスター、30秒のテレビCMに、
バシッと一言だけ添えられる、というのが、
潔くて、素敵だなと思いましたね。

erica:キャッチコピーに出会われてから、
すぐにご自身でも作ってみたりしていたんですか?

クボタタケフミ:いや、そのときはしませんでしたね。

erica:そうなんですね。

クボタタケフミ:ただ素敵だなと思っていただけですね。
そのときは、自分には難しすぎるなと思っていて、
いつかこんなのが作れるようになったらいいなと、
ぼんやり思いましたけど、本当にぼんやりとです。
自分に作れる才能があるなんて全然思わないし、
そのときは、電通や博報堂という言葉すら知らなかったですから、
仕事になるなんて、夢にも思っていませんでした。

erica:中学校以前の出来事で、何か印象に残っていることはありますか?

クボタタケフミ:本がすごく好きだったんですよ。なので、長い休みになると、毎日本屋に行ってましたね。

erica:毎日本屋に通って、何をされていたんですか。

クボタタケフミ:本のタイトルや書影、
あと本の帯のキャッチコピーなんかも見てましたね。
とにかく、いろんな本を見ることが好きでした。

erica:言葉と絵の組み合わせみたいなものが好きだったんですかね?

クボタタケフミ:そうですね。それがすごくあったと思います。
言葉と絵が一緒になっているものがすごく好きでした。

今、印象的な出来事で一つ思い出したのは、
小学校低学年の図工のときだったんですけど、
絵を描いて、吹き出しにセリフを書いたら、
これは漫画じゃないって先生に怒られました 笑。
やっぱり子供の頃から、言葉と絵という組み合わせが
大好きだったんでしょうね。

erica:すでにその頃から、言葉と絵を組み合わせて描いていたんですね。

クボタタケフミ:そうですね。

erica:高校以降はいかがでしたか?

クボタタケフミ:高校時代は暗かったですね。成績が悪かったので、
もう本当にダメでした。

erica:勉強の面で暗かった?

クボタタケフミ:そうですね。もう単純についていけなかったし、体力もないのに、体育会系の部活に入っちゃったので、三年間疲れ切って終わっちゃったなという感じでしたね。

erica:高校の三年間を一言でまとめると、どんな感じになりそうですか?

クボタタケフミ:ただただ大変でした。
裏口入学ならぬ裏口卒業とでもいいますか、
こっそり、ひっそり追い出された、
と言ってもいいのかもしれません(苦笑)

erica:高校を卒業してから、どんな生活を送られていましたか?

クボタタケフミ:大学行って、そこで初めてネーミングに出会うんです。
入学してすぐぐらいに、大学の生協が運営するお店のネーミングのコンテストがあって。

夏の暑い日に、当時は電子辞書とかないので、
紙の辞書をめくりながら単語を探して、
これだという単語を見つけて応募して、それが採用されたんです。
これが自分にとってのネーミングとの出会いと始まりでした。

erica:採用を知った瞬間の気持ちはいかがでした?

クボタタケフミ:実をいうと、発表がすごく遅れていて、
すっかり忘れていたんです。
自分の案が採用になったと知ったときは、
本当にうれしかったですね。
その後、採用に至ったプロセスを聞かせてもらったり、
そのネーミングをデザインしたお店の入口に敷く
カーペットができていたのを見て、
思わずうぉー!ってなりました。

erica:大学卒業後はいかがでしたか?

クボタタケフミ:大学を卒業してから地元の会社に入って
物流関係の仕事をしてました。

erica:そのお仕事に関しては、今、振り返るといかがですか?

クボタタケフミ:仕事自体はすごく楽しかったですね。
毎日、船が港に来るので、
その船の入港手続きをする仕事があるんですけど、
毎日違う外国人の船長さんに会うのが楽しかったです。
あまり人見知りをしないんで、
そういうチカラが役に立ちましたね。

erica:お仕事を辞めたきっかけは何だったんですか?

クボタタケフミ:単純に、体調崩したからですね。
俗にいう「うつ」ですね。

erica:過去のことで、他に何かお話したいことはありますか?

クボタタケフミ:過去の出来事は特にないですね。誇れる実績もないですし。
ただ一つだけあるとしたら、仕事も苦しかったし、
最終的に「うつ」にまでなるんだけど、やっぱり自分の心の支えとして、
キャッチコピーやネーミング、ロゴマークを見たり、
本を見たり読んだりすることがあったというのは、
間違いないのかなという気がしています。

未来:自分で考えたネーミングやキャッチコピーが現実のものとして誰かが使ってくれるっていうのは、やはり望外の喜びですよね。

erica:5年後10年後、あるいは亡くなるとき。未来について想像するときに、どういったイメージをお持ちですか?

クボタタケフミ:健康でありたい。
できれば、今やっている仕事をずっとやっていきたい。
この2つですね。

erica:それは、仕事の内容だけですか?それとも、生活の形態も含めて?

クボタタケフミ:両方ですよね。フリーランスの仕事に加えて、
「架空書店」という活動もやっているんですけど、
この活動も続けていきたいなと思ってます。

erica:架空書店、少し拝見しました。

クボタタケフミ:ありがとうございます。

erica:架空書店はどういった活動か、教えていただいてもよろしいですか?

クボタタケフミ:コンセプトは「まだ売っていない本を紹介する本屋」「これから出る本の本屋」です。
なんでそんな本屋を?ってよく訊かれるんですけどね。

erica:そうですね、私も気になりました。

クボタタケフミ:僕は、読んだ本が面白かったら、熱く語りすぎて、絶対ネタバレしちゃうと思うんです。売ってない本なら、そもそも読めるわけないんだから、ネタバレしようがない、だから安心だなと思ったんです。
あとは、環境的に本屋が減ってしまって、
本屋さんに行けなくなったというのも大きいですね。

架空書店の活動は、
僕にとって立ち読みに近い感覚のものなんです。
本屋さんに行って、書影を見て、
この本面白そうだなと思ったら、それを紹介する。
架空書店の活動を人に説明するときは、
「休憩の仕事」と言っています。
おかげさまで、多くの方が面白いと言ってくれてます。

erica:どうして架空書店という名にしたんですか?

クボタタケフミ:
毎日、本屋で面白そうな本を見つける楽しみを感じたい、
その一方で本屋なのに売る本がない、
色々矛盾してますから、架空なんです。
ただ、自分ではその矛盾が、
とても気に入っています。

erica:毎日6冊選んで紹介しているのですね。

クボタタケフミ:はい。「休憩の仕事」と言ったんですけど、
ネーミングやコピー、ロゴマークを作る合間に
本を選ぶという、
文字通り「休憩の仕事」です。
面白そうな本がないかなと探すのは、
自分にとっては、絶好の息抜きであり、趣味であり、仕事ですね。

erica:もう1つの、健康でありたいという方は?

クボタタケフミ:ここ7年ぐらいで、20kg痩せたんです。
結局、会社辞めるときも体調が悪かったけれど、
それ以前もかなり太っていたんです。
それも体調に影響してたので、ちょっと健康になろうと思って、
頑張って時間をかけて痩せました。

今は標準的な体型にはなれたので、
これをキープして、願わくば健康でいたい。
やっぱり、健康でないと
いいキャッチコピーやネーミング、ロゴマークが浮かばないですから、
なおさら健康でありたいなと思いますね。

もっと言えば、この先もっと健康であれば、
もっと面白いことが考えられるかもしれない
という希望を持っています。

erica:中学生の頃、キャッチコピーに出会われていなかったとしたら、
今、何をされていると思いますか?

クボタタケフミ:うわッ、難しいですね。何してるんでしょうね。
想像もつかないけれど、なんだろう?
極端だけど、今、この世界にいなかったかもしれないですね。

erica:そうなんですか?

クボタタケフミ:やっぱりね、ここまでの人生、終始苦しかったし、自分にとっての楽しみが欠けていたら、ちょっと生きているのが無理だったんじゃないかなという気がするんです。

erica:キャッチコピーとかネーミングとかが、ある種の心の支えになった?

クボタタケフミ:そうですね。楽しみにしていた部分が、
すごく大きかったです。
これがお金を稼ぐ手段として、
確立されつつあったタイミングに運よく遭遇できて、
それに乗って、ここまでやってこれたなと思うので、
本当に心の支えというか、自分自身の支えですよね。

先週ぐらいに、海外のランサーズみたいなサイトにも登録したんです。
自宅で海外進出 笑。
自分の中で、また新たなことを始める気持ちでやっていきたいな
と思っています。
海外の仕事も上手くいったらいいなと思いますが、
そのためには、英語をもっとやらなきゃいけないだろうし、
ロゴマークも上手に作れるようにならなきゃいけないだろうから、
やることは多いですね。
でも、楽しみではありますね。

erica:どんな仕事を受けられたら、最高にうれしいですか?

クボタタケフミ:いや、やってと言われるなら、
どんな仕事でもうれしいですよ。
自分で考えたキャッチコピーやネーミングが、現実に役に立つものとして、
誰かが使ってくれるというのは、やはり望外の喜びです。

お店のネーミングとロゴマークを一緒にやってください、
という依頼をもらったことがあったんですが、
実際にそのお店がオープンして、Instagramに写真がUpされたり、
テレビに出てたりしていたのを見たら、
やっぱり、うぉー!ってなりましたね。

erica:すごいですね。

クボタタケフミ:ありがとうございます。そういうのを見ると、仕事の大きい小さいじゃなくて、お客様が納得して喜んで使ってもらえるというのが、一番いいですし、うれしいですね。

だから、ericaさんが、もしこれからインタビュアーとして独立して、
ご自身のキャッチコピーや、サービスのネーミングや、会社のロゴマークを作って欲しいと言われたら、喜んでやらせてもらおうかなと思いますよ。

erica:あはは、いいですね。

クボタタケフミ:ericaさんのために、そういうことでお役に立てたら、
やはりそれは嬉しいです。
無名人でインタビューしたericaですって言ってくれたら、
その節はお世話になりました、
という気持ちで喜んでやらせていただきます。
フリーランスの仕事は、
どこでどう繋がっていくかわからないですからね。

実は、今日、架空書店に、献本の話がきたんです。
サイトを通じてきたからいいようなものの、なんかびっくりしました。
X(旧Twitter)のフォロワーさんが、3万人ぐらいいらっしゃっる方なのに、
こんな弱小サイトにまで声かけてくれましたからね。

erica:本の著者から連絡が来たんですか?

クボタタケフミ:そうなんですよ。

erica:すごいですね。

クボタタケフミ:ねー、びっくりですよね。
一応、献本はお断りして、発売に花を添えるために、
うちでも宣伝しときますよと言っておきました。
架空書店は、発売日当日までは
駆け込み情報としてOKにしているので、
さっきアップしたところです。

erica:最後に、何か言い残したことはありますか?

クボタタケフミ:ぜひお仕事の依頼をお待ちしております。
このインタビュー記事を読んで、少しでも興味を持ったら、
ご連絡いただけると嬉しいなと思います。
Lancersのサイトはもちろんのこと、
架空書店は、X(旧Twitter)、Instagram、ThreadsとBlueskyもやっています。
何かお役に立てれば嬉しいです。
あと、ericaさんはとても良いインタビュアーです、
ということは、最後に言っておきたいですね 笑

erica:あっ、ありがとうございます💦

あとがき

何かを始めるときって、まず名前を考えますよね。
どう森でも、うーんと頭を悩ませながら、
主人公の名をつけた覚えがあります。

余談ですが、無名人でインタビュアーを始めた時につけた花梨という名前は、本名の候補だった漢字をもじったものでした。
「かりん」って響き、可愛いしいいじゃん!
というくらいの軽いノリだったと思います。

もっと余談になりますが、他の活動との兼ね合いで、
今後は花梨から本名のericaに統一することにしました。
心機一転というほど大きな決断ではありませんが、
これからも懸命に頑張っていきたいという気持ちをこめて。

ネーミングやキャッチコピーは、
何かを始めたり広めたりしたいときの
ワクワクや不安に寄り添ってくれるものだと感じました。
これほど熱量をもった方につけてもらった
ネーミングやキャッチコピーは、きっと一生の宝物になるんだろうな、
と思います。
つけてほしい方は、ぜひクボタさんまでご連絡ください!

改めて、インタビューへのご参加ありがとうございました!
次回は、どんなお話になるでしょうか? お楽しみに。

【インタビュー・編集・あとがき:erica】

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