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2024年2月9日 家事改革は続くよ、どこまでも


以前書いていた、家事改革の続きです。


まず、フライパンを新しくしたのでした。

こちらで、欲しい!と書いていた、バッラリーニ(BALLARINI)の「フェラーラ」26センチを購入したのです。
佇まいからしておしゃれなフライパンなのですが、本当に本当にくっつきません。
その上、油はねも穏やかな気がします。
これまでのフライパンはいったい何だったのかと思う、使いやすさです。
重そうに見えますが、さほどでもありません。
フライパンの温度が上がると、持ち手の根元の丸い窓のような部分の色が赤く変わります。
使うたびに、「良いものを手に入れた、素敵な道具だ」と気持ちが湧き立ちます。
やはり、調理道具、ひいては家事に関わる道具をケチってはいけないのです。

さて、どんどん改革していきましょう。
某有名ワイパーシートでは、何故か汚れが残っている気がするものの、毎日、雑巾をかけるほどに掃除が好きではない…と言うことで、
電動モップを購入することにしました。
クーポンが出て安くなっていたし、
買ってみて全然使えない可能性もありますが、一か八かにかけてみることにしました。

NOSESHOPのニッチ香水に手を出すよりは、安い…と考えてしまったのです。
使わないかもしれない香水と使えないかもしれない掃除用具を天秤にかけ、
尚且つ,電動モップの方が断然安かった(半額くらいかも)ので購入しました。
捨てる際のことも色々考えたのですが、パーツを分解して状態で送られてくるとあったので、分解して捨てることもできるだろうと言う判断になりました。
こう言うとき、口コミは本当に偉大です。
届いたのを確認すると、まず軽い、そしてコンパクトに部品に分かれて箱に入っています。
箱の表書きは日本語、日本語の説明書も入っていました。
あの値段で、これは当たりかもしれません。

さて、電動モップとは
モップパッドを濡らして絞り、電動モップ本体に2つつけて、床を水ぶきできる家電です。
(モップパッドを濡らさなければ、乾拭きもかのうだそうです。)
モップパッドは手のひらを広げたくらいの大きさで、丸型をしています。
これが動く…と言うだけでも楽しみです。一体どう動くのでしょう。

しかし、口コミでしっかり充電をするようにと言う記載があったので、
まずは充電器をつけて、充電です。
充電器はコードもそこそこ長さがありしっかりしたものです。
充電中は、ちゃんとそれを示すライトが点灯しています。やっぱり、値段の割にはちゃんとしています。
数時間後、充電完了のランプに変わっているので、早速、使ってみることにします。
モップパッドを濡らして絞り、本体に取り付けます。この電動マップ、ちゃんと自立もします。
さて準備は完了、
本体のヘッドについている、電源をオンにします。
取り付けた2つのモップパッドがなかなかの速度で、ぐるぐると回転します。左右のパッドはそれぞれの方向へ回っているようです。
人間は持っている、というか、支えている感じでよく、あまり重さは感じません。
浮いているように、すいすいと動いていきます。
モップパッドがまわるモーター音はしますが、想像よりずっと静かです。
床の仕上がりは、
水ぶきをした感じと遜色ありません。
汚れがきちんと取れているかどうかは正直、わかりませんが、床は確かに、水拭きされてはいますし、何より楽しいです。
ちょっと近未来感があります。

楽しいならあの価格払った甲斐は十分にあります。
いい買い物だった、と思いました。

正直なところ、家事で楽したいし、家事で楽しみを感じたいのです。
「家事とはそんなものではないのだ」と思われる人もおられるでしょう。
家事労働が生活に必要なことは十分承知しております。
楽するとか楽しみだとかいう言葉にしっくりこない感じがある人もおられるでしょうし、
懸命に家事労働をなさっている方は立派だとも思っています。
しかし、永久ではない残りの人生、
もっと楽しみたいと思うのです。
より詳しく言えば、本を読む(聴く)時間、文章を書く時間、物思いに耽る時間、ワクワクするような時間を、
もっと捻出したいのです。
仕事を熱心にやって、
家事まで、真面目に、真剣に自力でやっていたら、そういう時間が溶けていってしまうのです。
最近よく、考えます。
20世紀になるまで、文章を読んだり書いたりする人間のほとんどは、
家事労働を家族や使用人やお手伝いさんに委託しており、
ほぼ家事労働はしなくてもよかったのではないのでしょうか。
家事労働をしてくれた名もなき、使用人やお手伝いさん、そして妻や母や姉妹たちの人生の上に、文学や芸術があるのかもしれません。
だとしたら、家事に人生を乗っ取られてはいけないのです。
家電を購入することで、
自分や他人の人生を奪うことなく、家事から自由になれるとすれば、
投資すべきなのだというのが、この数ヶ月考え抜いた結論です。
「家事が楽になるか、家事が楽しくなる家電には果敢に買い求めるべし」

次は掃除機か洗濯機でしょうか。こちらは少し大物なので、しっかり検討する予定です。


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