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はじめに

まずは自己紹介

2017年も師走となり、残すところあとわずかですね。

みなさんは、どんな一年だったでしょうか?

新しいことって、新年から始めることが多いと思うのですが、あえて12月から始めるっていうのもいいかなと思い、スタートすることにしました。

それは何かというと、ずばり「うんちの連載」です!!

あっ、かなり唐突ですよね……失礼しました。

まずは、簡単に自己紹介をさせてもらいます。

私、加藤篤はNPO法人日本トイレ研究所に所属しており、日々、トイレ・排泄をとおして社会がより良い方向へ変っていくことを目指して活動しています。

と言っても、???……ですよね(笑)

もう少し具体的に説明します。

たとえば「子どもの健康(便秘改善)」や「災害時の関連死(トイレと衛生の確保)」、「外出しやすいまちづくり(トイレのユニバーサルデザイン)」など、社会が抱える課題に対して、『トイレ・排泄』という切り口で分野や業界を越えて連携しながら解決に向けて取り組んでいます。

『トイレ・排泄』を切り口にする良さは、関係しない人がいないことです。

また、『トイレ・排泄』は毎日のことなので、すべての人がある意味専門家です。そのため、年代や性別、分野を超えて様々な人が同じテーブルについたとしても、みんな平等に発言出来てしまうのです。これって、とても素敵なことだと思います。

このような活動を進めるなかで、ずっと気になっていることがありました。

それは、子どもたちにうんちのマイナスイメージが脈々と受け継がれてしまっていることです。このマイナスイメージのせいで、うんちをすることを恥ずかしいことだと思ったり、うんちを我慢してしまうことを引き起こしています。

これはとても不幸なことだと思います。


うんちをするのは、いいことだ!

そこで、「うんちをすることは、いいことだ!」という文化をつくりたいと思います。

えっ?と思ったかもしれませんが、いたって大マジメです。

私たちのほとんどは、うんちやおしっこ、そしてトイレのことを学ばずに大人になるって知っていましたか?

もしかしたら、トイレで流されたうんちやおしっこがどうなるかなんていうことも考えたことがないかもしれません。

1日に何度もお世話になるにもかかわらず、何も学んでいないのです。

さらには、からだの状態を教えてくれる、もっとも分かりやすいサインなのに、そこから何も読み取れないままスルーしているかもしれません。

しかも、トイレって密室ですよね。だから、他人がどのように用を足しているかなんてことを見る機会もなければ、話す機会もなかなかありません。だから、何となく、こういうことだろうっていう思い込みでやっていると思います。

もしかしたら、自分だけ、とんでもないことになっているかもしれませんよ(笑)

こんなに大切なことなのにちゃんと学んでいない。

そうであれば、『うんち』の大切さを正しく伝えたい。

できれば魅力的に伝えたいと考えています。

うんちを知ることはよりよく生きる上で最低条件だ!
うんちのことを知れば知るほど、人生が豊かになる!
うんちのことを知らないなんて、人生の半分くらい損している!

こんな意気込みで始めたいと思います!

そうと決まったら、あとは実行あるのみです。

うんちそのもの、そしてうんちまわりの様々なことを調べて、伝えたいと思います。

伝えるときに大切にすべきことは「すごい!」です。

そうです、驚きです!

「これってすごいんだよ!」っていう温度で伝えたい。

できれば、小学校の朝礼で校長先生から全校児童に伝えてもらいたいし、会社の朝礼で社長にも話してもらいたいくらいです。

そうです、あちこちで伝えて、文化をつくっちゃうんです。

そんな思いに賛同してくださるみなさん、情報提供やアドバイス、感想などなどを、ぜひ「#うんちはすごい」で投稿お願いします!

ひとつひとつ、私、加藤篤が見にいきます。

そして、うんちの「すごい!」をみんなで集めて、学んで、共有して、大人が一丸となって、めちゃくちゃ魅力的に子どもたちに伝えましょう!

新たなうんち文化を生みだすプロジェクト、はじまります。


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