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微熱の思考回路

微熱を出して、臥せっていた。

恐らく原因は花粉症。ヤツとは中学生頃からの付き合いだけれど、発熱したのははじめてだ。

薬を飲んでも鼻炎は解消せず、ここのところ痛みを抱えていたのどは、飲み会+カラオケでトドメを刺され、すっかりひどい声に。

味覚障害状態のため、食欲もいまいち湧かない。困ったものだ。


ほぼ一日中臥せりながら、鼻炎でぼーっとした頭は、いろんな思考が浮かんでは消えるを繰り返す。体が動けない分、頭ばかりが働いてしまうというか。

唐突にさみしさに襲われたのは、別れのシーズンだからだろうか。それとも、ママ飲み会に出かけた昨夜が楽しかったからだろうか。

「楽しいことがあると、決まって落ちるよな」

昔、そんなことを言われたなあ、なんてことを思い出す。


意識せぬよう、あえてふたをして気づかないふりをしていることが、今年に入った頃からいくつか重なっている。

少しふたがずれてしまうことがあって、そのたびに心がざわつき、苦しい。

はっきりさせればいいのかもしれない。けれども、どこか怖くて、そのままにしてしまっている。

ふたがずれるのは、楽しいことがあったあとや、体調が芳しくないときだ。今日はそのふたつが重なったため、考えすぎるモードに入ってしまったのだろう。

……春先は花粉症のせいで、いつも体調は優れないのだけれど。早く花粉症、治まらないかなあ。


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