見出し画像

【テイスト別おすすめ観葉植物】おしゃれな部屋になるインテリアグリーンの選び方、育てるコツ、購入できる店舗、全部まとめて教えます!

こんにちは、崇島です。

観葉植物をインテリアに欲しい!と思っても
どれが部屋に合うんだろう…
枯らしちゃうかも…
どこで買えばいいんだろう…
などなど、ハードルが高い気がしてしまうんじゃないでしょうか?

そこで今回はインテリアグリーンについてのお悩みを一気に解決してしまおうと思います。

・選び方のコツ

最初は、植物って何十、何百種類あって、どれがどれだか把握できない…
育て方を覚えるのは出来なそう…自分がやったら酸素でなそう…って思いますよね?

でも実際育て方は共通していて必要なものは
・水
・光
・風

この3つです。
自然の環境を思い浮かべれば良いと思います。
ジャングルに生息する植物と砂漠に生息する植物では、ライフスタイルが全然ちがいますよね。
乾燥地帯か湿地帯か、強い光か弱い光か?あとは自宅だと忘れがちなのが風です。
ほとんどの植物はこの3つが大事になってきます。

水光風が必要なのは分かったけど、その上で難易度がどうなのか?ですよね。

経験上、簡単だった植物と難易度が高くなる傾向をご紹介していきます。
①水加減
②大きさ
③フィジカル

①水加減は「多め→普通→少なめ」がある

おすすめは「普通」です。触ってみて土が乾いていたら水をたっぷりあげれば良いので、分かりやすいです。ほとんどの観葉植物はこのパターンです。

シダ植物など「水は多め」のパターンは湿っている段階で水をあげたり、湿らせ続けなければいけないので難易度が高いかもしれません。

シダやコケなどの植物は、自然界ではこのように水が豊富で木々が生い茂った過酷な環境で生息する植物です。

湿度は高く、強い光はいらない、強い風は吹いていないけど風の循環があります。

川のしぶきが植物にあたっていますよね?そんな環境を意識して育ててあげてください。

サボテンなどの多肉植物は「水を少なめ」にして乾燥状態を作ったり、上げなすぎると枯れてしまったりと忘れがちなのでやや難しいかと思います。

水やりの失敗で枯れているパターンが多いので、水をあげるタイミングが簡単に分かる方がいいと思います。

これらのコツは植物育てている人が苦手な人によく伝えているはずなのですが、やっぱりダメにしちゃう人が後をたたないんですよね。

サボテンが生息する地域は降水量が少ない乾燥地帯です。

湿度は低く、太陽の強い光が降り注ぐ過酷な環境です。
そのためサボテンなどの多肉植物たちは、水分を多く溜めておける体に進化しました。

ごく僅かな期間の雨季に備えています。このような環境を自宅でも作ってあげてください。

枯らしちゃう人は、暗い場所に置いていたり、明るすぎる場所に置いていたり、水を切らしてはいけないと考えたり、風のことは考えていなかったりする傾向があると思います。

植物が枯れてしまう場合を人間に例えると、ご飯を食べたばかりなのに無理やりまた食べさせられるような感じで、もうお腹いっぱいで無理だし、暗くて力が出ないし、締め切った部屋で気持ち悪くなって換気したい、でも動けない→死…のようなイメージなんです。

例えばモンステラなら、明るめの場所に置いて、土が乾いてきたら水をあげて、風通しをよくしてあげる、これだけなんですよね。

②サイズは大きめがオススメ

大きさについて、小さい植物の方が枯らしやすいと思います。
最初は初心者むきな種類の安くて小さい植物で試してみようというふうになりがちですが、小さい植物は手がかかる赤ちゃん植物の場合が多いので弱くて枯れやすい傾向なのです。
そこそこ育った植物は根っこもしっかりしていて簡単には枯れないケースが多いため、ある程度のサイズ感のものの方がいいと思います。

③初心者はフィジカルが強いものを

続いてフィジカルについてですが、当然ですが強い体をもった品種を選ぶことです。
例えば、モンステラはかなり強いタイプです。枯れているところをほぼ見たことがないくらいです。茎も葉っぱもしっかりしています。

モンステラ

逆に弱いのは、カラテア、色は淡く柔らかい葉の植物は茶色くなって枯れやすいです。
ペラペラで乾燥しやすい体なので初心者には難しいかもしれません。

このような特徴を知れば枯れにくい観葉植物を選ぶことが出来ます。
あとは、イレギュラーもあるので購入する時は店員さんに聞いてみるのがおすすめです。

それは分かってきたけど、自宅に合うものはどれなの?ってところ、それを踏まえて事例を見ていきましょう。

・おすすめ観葉植物

【合わせやすさ重視、王道植物】手に入りやすい

【全体】
ゴムの木系は、ネバネバの樹液を持っていて保水力が高いのか強いものが多いです。
パキラやガジュマル、エバーフレッシュも手に入りやすいと思います。

価格も安価なのですが、理由は成長スピードが早いので出荷量、流通も多いためだと思います。お近くの植物店、ホームセンターなどで購入できます。

【テイストとイメージ】
北欧系、ナチュラル系、シンプルなインテリアに無難に合わせやすい。

部屋に合わせて見るとこんな感じです。

インテリア全体の印象としては大きく変わらないですが、自然の要素が入ってきて雰囲気が良くなってきたように見えます。

雰囲気も良く育てやすいので育てている人がとても多いです。
なので、育て方のトラブル対処もすぐに見つかるのがいいところ。

【人気種とおすすめ】
人気種としては
・フィカスウンベラータ
・フランスゴムの木
・パキラ
・ガジュマル
・エバーフレッシュ

個人的おすすめは
・フィカスリラータ/バンビーノ(柏葉ゴムの木)

日本ではベタすぎないし、立体的な葉っぱで雰囲気が出やすいです。
ヨーロッパではかなりポピュラーで、インテリアに飾った事例はかなり多く参考にしやすいと思います。

【鉢合わせ】
植物じたいに強い印象はないので割となんでも合わせやすいです。
インテリアに相性のいい色で揃えればOK!
色を入れるならインテリア内にある目立たない色のものがオススメです。

・視聴者さんに送ってもらったインテリア写真を一部ご紹介します。

まずはこちら、大きめの木はフィカスベンガレンシス。王道植物は背が高くても馴染みやすいのがいいところですね。TVの存在感を中和してくれています。

続いて、テイストガラッと変わってミッドセンチュリーなインテリア。
奥にあるのはエバーフレッシュです。

この方はヴィンテージイームズで揃えていて、ベースを全部変えていてこだわり感じます。
そんな個性があるインテリアではありますが、テイストを壊さずうまく馴染んでいますね。

こちらの植物はシェフレラ。
モダンでシンプルなインテリアは、スッキリするんですがちょっと物足りなさを感じてしまいがちです。

その対策にミキが太いシェフレラがバッチリハマっていますよね。樹形も複雑でかなり雰囲気が出ています。

屋外のオリーブも室内から見えているので、インテリアへの印象も良くなると思います。

【南国・ジャングル系】葉が大きい、大きく育つ

続いては少し個性的な大型の葉っぱを持つ観葉植物

【全体】
大型の葉は暖かい南国、ジャングルなどに生息しています。エキゾチックな雰囲気を出してくれるタイプです。

価格はピンキリですが、比較的安価に手に入れやすいものが多いです。
例えば、ツルが伸びて大きく育ったモンステラは、ワイルドでインテリアの印象を強くしてくれます。

【テイストとイメージ】
北欧系、ナチュラル系、シンプルなインテリアはもちろん、アジアンテイストや天然素材を使ったインテリアに合わせられます。

部屋に合わせてみるとこんな感じです。

インテリア全体は明らかに印象が変わりました。先ほどの王道植物は、インテリアのテイストを左右するような個性はありませんでしたが、この辺りの植物を入れると植物の個性で印象が変わります。

個性が強いので物足りないインテリア、こだわりのポイントを作りたい場合におすすめ。

【人気種とおすすめ】
人気種としては
・モンステラ、セローム
・オーガスタ
・ヤシ系

個人的おすすめは
・大きめのセローム

たくさんのジグザグした葉っぱと、独特の柄の幹、気根が出ている。
個性的で独特な見た目が絵になっておすすめ植物。

【鉢合わせ】
植物の個性が強いので
引き立てるようなシンプルなモルタル鉢がいいと思います。

・視聴者さんに送ってもらったインテリア写真を一部ご紹介します。

ベッドルームにオーガスタとモンステラ。
植物の印象が強いけどまとまりがあります。インテリア内の色を清潔感のある白、そして天然素材で統一しているところが馴染んでいる理由だと思います。

続いては好きなものに囲まれたようなインテリア。
植物がインテリアの印象を作ってくれていますよね。コンクリート打ちっぱなしの無機質感との相性もいい感じです。

【多肉系】西海岸、メキシコ

続いてはサボテン、多肉植物系

【全体】
植物自体はシンプルな形状なのでゴチャゴチャしないです。カラフルなインテリアと相性がいいと思います。

可愛いとか、子供っぽさがある甘い部屋をトゲのあるサボテンが甘さを中和してくれます。

価格については、ポピュラーなものは先ほど紹介した植物と変わらない価格で購入できますが、希少で高額なものは何十万円もするものがあります。

【テイストとイメージ】
北欧やシンプルなインテリアにはスッキリしすぎて合わせにくい。
もうすこし遊びがあるインテリアというか、明るく陽気な感じでものが多いインテリアにおすすめです。

部屋に合わせてみるとこんな感じです。
このインテリアだとちょっと物足りない感が否めないですね。美術館にサンダルと短パンで来ちゃったイタイやつって感じです。

単品でシンボルツリーのようなカッコつける置き方よりも、複数をまとめて置いたほうが様になるイメージです。たのしい野外音楽フェスにみんなで来たような陽キャ感があります。

サボテンを飾る時は、大きな鉢を一つオシャレにおくよりも複数と組み合わせると自然な印象に変わります。自然界でもサボテンは群生しています。その個性を自宅でも取り入れてください。
サボテンはどこか陽気でハイテンション。インテリアを楽しくしてくれることでしょう。

【人気種とおすすめ】
・多肉植物はサボテン、アガベ、ユーフォルビアとか色々あるのですが、インテリアに合わせやすいのは柱サボテンかと思います。

日本の気候でしかも室内だとほとんど成長しないというのはありそうで、インテリアに合わせるよりも植物愛好家的な人が多い傾向にあります。

【鉢合わせ】
本体がグリーンよりオリーブ色っぽさがあるので、鉢はテラコッタの鉢がマッチします。

【小さい葉、ハンギング系】上品さ、清潔感

次は葉が小さい植物とハンギングの植物は近い印象が作れるので、まとめてご紹介します。

【全体】
印象としてはボリュームが少なく控えめです。もちろんたくさん置いてしまうとガチャガチャするけど、空間に少しあるとインテリアが上品な印象になります。

葉が小さい植物とハンギングの共通点は空間に置ける軽さです。
葉が小さいと重心は枝のほうに集まるのでボリュームはないけど広い範囲まで飾りことができます。ハンギングは吊るすので欲しい高さに置くことができます。

大きな植物を置くと高さは出せるけど場所もとるし圧迫感も出やすい、そんな時にはこのタイプの植物がおすすめです。

価格については、大きなものではないので安価に購入することが出来ると思います。

【テイストとイメージ】
北欧やシンプルなインテリアにも良いですし、あまりスペースの取れないベッドルームとかデスク周りにもおすすめです。

部屋に合わせてみるとこんな感じです。圧迫感が少ないのに大きな植物を置いたときのような存在感はあります。

ハンギングする時に1つ注意なのが高さです。
あまりに高い位置に置いてしまうと光が入らず枯れてしまうので、ある程度の高さまで調整してください。

【人気種とおすすめ】
・人気なのはアイビー、ペペロミア、グリーンネックレス
安価で見た目も可愛いです。

個人的なおすすめは
・リプサリス
・クロコダイルファーン
・ネフロレピス系のボリュームがあるタイプ

【鉢合わせ】
ハンギングの鉢はなかなか良いのないのですが、すごくいいものを見つけました。
3800円くらいで、ダークグレー、ベージュで選べます。少し大きめで鉢カバーのように置くタイプで、内側に固定できるフレームがついている安定します。

よさそうだけど、引っ掛けるところがないよ!という方へおすすめなのが、取り付けあとが残らない天井用のフックです。5kg程度まで吊るすことが出来るので耐荷重もいい感じです。価格も500円くらいです。

視聴者さんのインテリアですが、こちらの北欧スタイルのシンプルなインテリアです。

植物はシェフレラですが、サイドボードの上に置かれていて高さが出ています。
そのおかげで重さを感じないので上品な雰囲気を演出してくれています。
確かにこのやり方も効果的だなと思いました。

【枝もの】ワビサビ

最後に紹介するのはエダモノです。

【全体】
育てる植物とは少し違うのですが、フラワーベースに生ける置き方で、侘び寂びを感じるということで、最近海外でも使われることが増えています。

【テイストとイメージ】
北欧やシンプルなインテリアに合わせると、少し和っぽくなるというか緊張感のある雰囲気を演出してくれます。

北欧インテリア×侘び寂びでジャパンディのテイストが近年世界的に注目されましたが、それに近いイメージを作ることが出来ると思います。

もちろん和のスタイルにもバッチリハマると思います。

部屋に合わせて見るとこんな感じです。ジャパンディ感は多少ありますね。

どこで購入するかですが、大型のちょっとオシャレな植物店にあるイメージです。

【鉢合わせ】
フラワーベース次第で大きく変わるので、そこがかなり印象に左右されると思います。

例えばガラスならこんな感じ

陶器ならこんな感じ

雰囲気が変わりますよね。

・おすすめの店舗紹介

自宅のテイストにあう植物は分かりました。でもどこで買えばいいの?ってなりますよね?

そこでおすすめのお店を紹介していきたいと思います。

こだわりのひと鉢を探したい

・garage(名古屋、豊橋、東京駅、横浜)
オシャレな大型植物店といえばここ!
品種もたくさんありますし、スタッフさんはガチの植物好きしかいないので、相談しながらお買い物ができます。
とくに名古屋と豊橋の店舗は売り場面積350坪以上もあるので行くだけで楽しめると思います。

・the FARM universal(大阪、千葉、町田)
大阪エリアでオシャレ植物店といえばここ!
店内は演出がかなり凝っています。
ガレージはおしゃれで大人っぽいイメージだけど、こちらは明るくて楽しい仕掛けがたくさんあるイメージです。
レア植物も置いていて初心者から中級者まで楽しめるお店です。

・SOLSO FARM(川崎)
大きな段々畑のような農園全てが植物店!
都内最大級の売り場というか植物のアミューズメントパークっぽい感じです。
ジャンルごとにビニールハウスが分かれていたり、屋外の植物もたくさんあります。
ちょっと手作り感のあるファームな感じが楽しい。

都内で小さいけどこだわっている、鉢のセンスがいいお店

・TRANSHIP(武蔵小山)
植物の樹形にこだわっていて、観葉植物も多いです。
鉢がたくさんあってインテリアにこだわる人にもおすすめ。

・BUZZ(恵比寿)
恵比寿の少しハズレにある植物店です。
珍しい種類の植物があってこだわりを感じます。
色々みたけど良いのが見つからないって人は一件の価値あり!

・rust(立川)
広さは130坪ほどあるので小型店ではないのですが、こだわりを感じるお店です。
植物もたくさんあるのですが、雑貨やドライフラワーの種類も多いので見応えも抜群です。
鉢のデザインが豊富でシンプルな使いやすい鉢がいっぱいあります。

定番植物を安く、掘り出し物を見つけたい

・オザキフラワーパーク(練馬)
都内最大級の植物店!
大型スーパーの2Fが全て植物スペースになっています。
種類も豊富だし、ビカクシダがいっぱいあります。
とにかく安く購入できるので最近植物ハマってきた人におすすめ!

・ジョイフルホンダ(関東主に千葉)
ホームセンターのジョイフル本田にも大きな植物コーナーがあります。
とくに千葉ニュータウン店がバカデカくて見応えあります。
定番植物8割、レア植物2割くらいのイメージで、価格はめちゃくちゃ安いので、運が良ければレア植物を安く購入することができるかも?

ちなみに斑入りのモンステラを5000円ほどで購入しました。
ネットでは葉っぱ一枚7000円、苗で12000円、このサイズなら3万円くらいはしているようなものです。

・カインズ(全国)
  ホームセンターで日本中にあると思います。
  植物スペースがあって、人気品種を安価に購入することができます。

植物は部屋の雰囲気を良くしてくれるだけでなく、育てる喜びも与えてくれます。
ぜひ参考にしてトライしてみてくださいね。
 

↓今回の動画はこちら!もっと詳しく解説しています

他にも参考になる記事と動画はこちら↓

動画内で紹介した商品はこちら↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?