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切なさ爆発...クリスマスローズ開花終了のお知らせ

気づけば4月になっていました。春到来。
今季の冬は一体なんだったんでしょうか。

2月に汗ばむくらい暑い日があったり、
寒の戻った3月がダラダラと過ぎ、
なごり雪にもほどがあるドカ雪が降ったかと思えばあっという間に4月に突入。

もうこれ以上はクリスマスローズのお花をそのままにしておいてはいけません。
種を取らない花茎は来季のために心を鬼にして一斉にカットである。

くそう!!もったいない!!

もったいない、まだまだ見ていたい。
でも、クリスマスローズは子孫を残す為に命を賭けてものすごく体力を使っているのです。
気温は上がっていく一方なのに、ダラダラと花をつけたままにしておいてごらんなさい。
株が弱って来年は花が咲かなかったり、ヘタしたら消滅したりするぞ。

来季の開花のために終わらせてあげないと。
意を決してハサミを持つも、ため息が出るばかり。

今季もありがとうございました
さようなら…
しばしの別れ…
ご近所さんからの人気No.1は、
ダントツでこの子でした
君は新入りだったね、ごきげんよう…

私の花茎カットなんて遅い方で、もっとストイックな人なんて5分咲きくらいでさっさと全カットしたりしますからね。

私思うんですけど、
満開のピークを見ることなく早々に花を全カットするのってどんな気持ちなんでしょうか。
なんのために1年間育ててきたんだろと虚しくなったりしないんだろか。

開花を1番の楽しみにしている者にとっては、想像するだけで本末転倒な気分になるのです。
(※あくまで個人の見解です。非難しているわけではないので悪しからず…)

良質な花をいかに沢山付けさせるかに情熱を注いでいる趣味家さんなどはこのように、しばしば容赦ない早期の花切り行動をとります。
一見理解し難いです。
しかし、それにはちゃんと理由がある。

イベントなどで一際目立つ大株の展示用クリスマスローズは、このように容赦なく丹精込めて作り込まれた作品なのです。
そんな作品を目指してとんでもなく美しい大株を作り上げるプロや趣味家さんがいらっしゃる。

それはもはや芸術作品である。

ちなみに自分はそこまでの境地に達していないので『切るのはもったいない』とかすぐ言う。
開花中はただ毎日眺めていたいだけなので『仕事辞めたい』とかもすぐ言う。くせに『お金がない』もよく言う。

今季は丸弁のシンプルな子が妙に好きだった
このお灸のようなネクタリーすごいじゃろ
白爪ピコというやつです
大輪の多弁は目立つ

えー、最後になりますが、
今季のクリスマスローズシーズンを振り返って感じたことをひとつ。

『なんかクリスマスローズの相場がずいぶん上がったな!高値つきまくりで手が出せなかったな!』

です。

某オークションやフリマサイトなどでひしひしと感じました。
クリスマスローズバブルきてますよ。

春の新葉もしゃもしゃ

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