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四十八文字の話『オ』 鬼

現在「鬼滅の刃」が大ヒットしてますね。私は観てないので感想も何も言えませんが。でも少しだけネットで読んだ内容によると、「鬼」が少しだけ?、良いイメージで描かれていると聞きました。

ところで皆さんは「鬼」に対するイメージは、如何なものでしょうか? 

悪者、怖い、暴れ者など、良いイメージを持つ人は殆どいないと思います。おとぎ話にも出演している鬼を見ると、全くそういった役回りです。

おとぎ話の代表の一つ「桃太郎」にも勿論出てきますが、平和に暮らす人々を襲い、金銭や物を奪っていく「鬼」を見れば、そりゃ~、誰も好きになりませんよね。

でも、皆さん、こう考えてみませんか?

私達が慣れ親しんでいる「おとぎ話」は、何故、「鬼」を悪者に描いているのか? 


角が頭にはえて、皮膚が赤や青色で、キバがある形相は確かに良くはありませんよね。でも世間でよく言われる言葉で

『人は見かけで判断してはだめ』

という言葉があります。 (鬼が人か?、という指摘は今回は見逃して下さい)

ちょっと「鬼」についてお話させて頂いきたいのですが、あの「桃太郎」の話、大昔は大分違ってました。

大昔の話では、あの「桃太郎」が大変な大悪党であり、それまで(ホントなのかな、?)真面目に働いていて、少しずつ蓄えていた「鬼」達の財産を、有無をも言わさず、根こそぎ盗んだのがホントのホント‼️「桃太郎」なんですよ。

で、その桃太郎が正義のヒーローとして伝えられる様になったのは、明治時代以降の事なんです。

何でこういう事になったのか?

詳細は諸説あるようですが、まず初めに言わしてもらいたい事は

大昔は「鬼」は決して「悪者」ではなかった❗のではないか?、という事です。


先程話した桃太郎の話の中でも、「鬼は真面目に働き、人々と一緒に暮らしていた」のです。

皆さん、ほんとかどうかと疑う人がいるのも当然ですが、近年世界各地で、それこそ「おとぎ話」でしか語られてなかった架空の存在であろう「大巨人」(身長3メートル以上)の全身の人骨、そして「角」のはえた頭蓋骨、などが発見されているのをご存知ですか?

実は、この日本でも例外ではなく、報道テレビカメラに偶然写っている事も有ります。でも、日本のマスコミは世間体を守るため、その事実は知らんぷりで、後処理でその映像を消去してます。(こんな事はネットで検索すればすくに判りますよ)

では何故隠すのか?

彼らマスコミからの説明がないので推測でしかないのですが、結局、『真実』を知られたくない、或いは知らせない様に命令されている、のでしょうね。

かつて、人々と一緒に平和に暮らしていた『鬼』の存在を‼️

日本列島を「龍体」に例えられる事がありますよね。北海道が「頭」、本州を「胴体」、九州の南、鹿児島の薩摩半島、大隅半島を「足」に、沖縄、先島諸島が「しっぽ」になる様です。

縁起の悪い方角(東北)を「鬼門」(きもん)と言われてますが、実際日本の多くの場所から「東北」の方角はと言うと、「頭❗」の北海道にあたります。

「頭」が「鬼門」?、いくらなんでもそれはおかしいでしょう。

人の感情や思考、創作など芸術作業までの源は、「頭」から出てきますから、「頭」は重要です。その「頭」の方角が何故不吉なのか? おかしくないですか?

一説によれば、「鬼門」というのは間違い(わざと? ある集団の思惑で?)で、実は「貴門」(きもん)という漢字を当てるのが正しい、との事。

毎年2月3日に行われる『節分』の頃は、大神様からの『息吹き』を東北の方角から受け入れられる尊い日です。

そういう日に、「(かつて人々と仲良く暮らしていた鬼を) 鬼は外!」などと言って豆を撒くのは、どうかな?、と。

では今回は失礼します。


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