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どっちの方が優れているかと言う話ではない

僕は、あまり優劣をつけるのが
あまり好きではありません。

だけど、この資本主義社会で生きている以上
その意見を通すためには上に立つ必要があり、
下の立場でこんなことを嘆いても、
ただの負け犬の遠吠えのように感じて、
僕は今まで頑張ってきたところがあります。

その頑張りもあって、
同年代と比べると平均以上の生活や責任というものを
頂けることができました。

その中で、僕が感じたことは、
優れていると言われる人ほど
孤独であると言うことです。

これは、競争社会で生きてきて
結果を出し続けたが故の性質上
仕方ないものを感じます。

例えるなら、この競争社会をリレーだとします。
自分が上り詰めると言うことは、
順位を上げていくと言うことで、
そこには順位が下がった人が一定数存在するのです。

すると、順位を上げればあげるほど、
その人達と戦って優劣を示し続けなければいけないのです。

なので、自慢をしたり、
自分がいかに優れているかを誇示するのです。

僕も、まがいなりにもその競争に参加していたので
その時はしてしまっていた時期もありました。

その時期は、そうやって生きていくことが
正しいと思っていたのでやっていましたが、
あまり精神状態的には良いとは言えませんでした。

だけど、会社を辞めるこのタイミングで
ふと振り返ってみると、不思議とこういう話になるのは
男同士であることが大半と言うことです。

男のプライドなのかなと
なんとなく思っていましたが、
大人の条件という本を読んでいて
面白い言葉を見つけました。

心理カウンセラーの
五百田達成さんの有名な言葉で、
「男は男を上か下かでみる。女は女を敵か味方で見る。」
というのがあります。

大人の条件 林伸次

その一言で、全ての辻褄が合いました。
そして、女性や女性脳を持った人と話が合う理由も
この言葉ではっきりしました。

味方になり、味方を増やしていく生き方のほうが、
賢明で、敵を作らないです。

そして、味方が多ければ多いほど
相手は戦意を無くします。

これが、孫子の兵法で有名な”戦わずして勝つ”と
言うことなのではないでしょうか。

一度戦ってしまうと、
勝敗が決まったとしても、
遺恨が残るのがつきものです。

戦わずして勝つことで、
復讐に怯えなくて済みます。

まあ、こんなに綺麗にいくとは
思っていませんが、
まずそれを実践してみることからしか
始まらないと思っています。

「もし….」みたいなことを考えるのは
それが起こってからでいいのです。

そんなんに怯えていたら
前になんか進めませんからね。

ほなまた!

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