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育休が取れる期間 男性経験者が教えます

4ヶ月間育休を取ったあと、復職して今も同じ職場で働いているまさとです。私が周りが全く男性で育休取った人がいない中で、育休を取ったときの経験談やその時知っていればよかった知識などをすべて話して行きたいと思います。

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今日は育休が取れる期間についてです。

育児休業(育休)は取れる期間が決まっています。
原則はお子様が1歳になるまで、お子様1人あたり1回のみです。
ただ、例外が多いのでそこも踏まえて詳しく説明します。

前回の育児給付金の計算方法についてはこちらをどうぞ。
https://note.com/urgami888/n/n1dc480947286


原則1 お子様が生まれてから1歳になるまで

私は出産予定日から休ませてもらうことで会社と合意していました。
ただ、子供が生まれる前は育休にはなりません。なので生まれる前は有給休暇、そして生まれた日から育休という形で休みを取る予定でした。(結局予定日より2週間早く生まれたので、生まれてから2週間後の出産予定日だった日から育休を取ることになりましたが)
※「生まれたから休みます」では無く、キッパリと「この日から休みます」と決めて休み始めるほうが自分も周りの人もスケジュール調整しやすくて良いと思います。ダラダラ残るのは良くないです。あくまで個人的見解ですが

原則2 お子様1人に対して1回のみ

1回取って、復帰して、もう1回取るのは原則できません。ただ、もちろん2人目、3人目のお子さんが生まれた場合は都度取ることができます。


さて、ここまでが原則です。しかし、夫婦ともに育休を取る場合、保育園になかなか預けることができない場合、例外があります。

例外1 奥様の産後休業中(出産後8週間以内)に取った場合、もう一度取得可能

出産後8週間以内の期間内に男性が育児休業を取得した場合、特別な事情がなくても、再度、男性は育児休業を取得できます。(下記参考)

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8週間といえば約2ヶ月。この最初の約2ヶ月に取得した場合再度育休が取得できます。この制度以外一人のお子様に対して2回取ることはできません。

ちなみに、こんな制度がわざわざあるぐらい、生まれてすぐがいちばん大変な時期です。赤ちゃんは生まれた直後なので、体の器官も発達しておらず、昼夜問わずミルクは少しずつしか飲めません。昼夜問わずお母さんは出産で身体に大きな大きな負担がかかっています。一番の体力勝負になる時期です。ぜひ二人で力を合わせて頑張って乗り切ってほしいです。

例外2 夫婦とも育休を取る場合、お子様が1歳2ヶ月になるまで取得可能

遅く取り始めた方(下図の場合はお父さん)のみですが期間を伸ばせるのは魅力的ですね。ちなみにこの場合、お母さんの育休開始日がお母さんの育休開始日より前の場合は利用できません。(右の小さい図参照)

画像2

交互の6ヶ月ずつ取って、しっかり給付率67%分を確保するのもいいですよね。約2週間で引き継ぎ、その後お母さんは職場復帰、お父さんがお家で子育て。または保育園の通う準備で慣らし保育などのプランが考えられますね。

例外3 保育所などに入所できない場合に限り1歳6か月まで(再延長で2歳まで) 延長することができる

保育園の競争率は特に都心部では高いですからね。保育園が見つからなかった場合、ちゃんと申請すれば延長することが可能です。(給付率は50%)

ただ、残念ながらこの制度を勘違いする人も多いみたいです。中には悪用する方もいるのかもしれません。

保育所などの入所申込みを行い、第一次申込みで保育所などの内定を受けたにもかかわらずこれを辞退し、第二次申込みで落選した場合には、 落選を知らせる「保育所入所保留通知書」にこうした事実が付記されることがあります。
こうした付記がある「保育所入所保留通知書」を受け取った方は、第一
次申込みの内定辞退にやむを得ない理由※がない場合には、育児休業を延
長する要件を満たさないため、育児休業の延長の申出ができません。
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000504075.pdf

この法律はしくみは最近できました。つまり、このような不正を行う人が多かったのでしょう。残念ですね。
なので受かったのに辞退して延長することはできもせん。通知書に辞退したことが付記されるのでバレます。この場合、給付金が無くなることもあります。保育園にも通わせられず、給付金も無くなり、とても厳しい状況になってしまいます。絶対にやめましょう。

以上、育休の取れる期間が分かったと思います。

次回は控除(税金など)について解説します。お楽しみに!!


1人でも多くの男性が育休を取れる社会を目指して。
最後までありがとうございました。

参考:厚生労働省ホームページ 両親で育児休業を取得しましょう!


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