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<今週の主要統計・注目イベント(2/19~2/23)>

今週は19日(月)がワシントン誕生日で休日となります。

先週発表された1月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がいずれも予想を上回る上昇だったことから、5月の利下げ開始観測も遠のく格好となりました。

今週は、マーケットへの影響が大きな指標の発表はありませんが、その分注目されるのがFRB高官の発言と、21日のFOMC議事録でしょう。
先週のグールズビー総裁(FOMCの議決権なし)のようなハト派発言もみられますが、「インフレ低下を納得させるにはさらなるデータが必要」(アトランタ連銀ボスティック総裁)のような慎重姿勢が大勢を占めています。
1月のFOMCでも政策金利は据え置きでした。ただ、利下げに向けた議論はあったでしょうから、そのあたりの詳細が明らかになります。

今週、最も注目されているのは、21日のエヌビディアの決算発表でしょう。ここまで株式市場は、AI相場といわれるようにAI関連銘柄を中心に好調に推移してきました。それだけに、牽引役でもあるエヌビディアの決算には否が応でも注目が集まります。市場の期待感は(過剰なほどに)高まっていますので、内容次第では株価が大きく変動する可能性もあります。


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