アメリカ企業リサーチラボ(US_Research_Lab)

決算情報をベースに、IPO、M&Aなど、米国株投資に役立つ、「気になる」「知り…

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決算情報をベースに、IPO、M&Aなど、米国株投資に役立つ、「気になる」「知りたい」米国企業の最新の情報をお伝えしていきます/ときどき、ETFの情報も追加します/ https://twitter.com/US_Research_Labで速報配信中

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昨日のNY株式市場概況(2024年4月29日)

S&P500:5,116.17(+0.32%) ダウ30:38,386.09(+0.38%) Nasdaq:15,983.08(+0.35%) 30日と1日のFOMC、3日の雇用統計発表を控え、慎重姿勢のスタートとなりました。10年国債利回りが低下したことで全般に買いが優勢で、公益のほか、重工やエネルギーが堅調でした。 中国で自動運転支援プログラム開始のための承認獲得へ前進したことを受けテスラ(TSLA)が+15.3%と急騰しました。また、生成AIの利用に関するOpenA

    • <今週の主要統計・イベント(4/29~5/3)>

      インフレの根強さが示されたことで、年内の利下げは1回との見方が広がってきました。今週開催されるFOMCにおいては、政策金利据え置きとの見方が97.6%、6月会合が88.9%、7月会合でも68.7%となっています。 今週は足元の景気動向を判断するPMI、そして雇用統計が発表になります。基調に大きな変化はないとの予想ですが、注目度がとりわけ高い指標なだけに、慎重姿勢が続くと思われます。 2024年1~3月期の決算発表はいよいよ佳境を迎えます。マグ7ではアップル、アマゾンが決算

      • <今週の主要・注目企業決算(4/29~5/3)>

        日本はゴールデンウィークに突入しましたが、米国では2024年1~3月期の主要企業の決算発表がいよいよ佳境に入ってきました。 マグニフィセント・セブンではアマゾンとアップル、ダウ平均株価の構成銘柄では、その2社を含む6社(カレンダー内の太字)が決算を発表します。 先週までの結果を見ると、決算の明暗が株価に大きく反映しています。予想を上回る収益・ガイダンスであれば株価は急騰、逆に予想やガイダンスが予想を下回ると株価は大きく下落するという構図が、いつも以上に鮮明に出ているような気

        • 昨日のNY株式市場概況(2024年4月26日)

          S&P500:5,099.96(+1.02%) ダウ30:38,239.66(+0.40%) Nasdaq:15,927.90(+2.03%) 3月のPCE物価指数の伸びが前年同月比+2.7%と予想(+2.6%)を上回りましたが、前月比では+0.3%と予想と同じだったこともあり、警戒感が薄れ、市場への影響は軽微にとどまりました。 予想上回る決算とあわせ、1株当たり0.20㌦の配当(上場以来初)、700億㌦の自社株買いを発表したアルファベット(GOOGL)が+10.2%(G

        昨日のNY株式市場概況(2024年4月29日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月25日)

          S&P500:5,048.42(▲0.46%) ダウ30:38,085.80(▲0.98%) Nasdaq:15,611.76(▲0.64%) 朝方発表された2024年1~3月期のGDP統計(速報値)で実質成長率が年率1.6%と予想(2.5%)を下回った一方、個人消費支出(PCE)物価指数の伸びが年率で3.7%と大幅に上昇しました。成長率が鈍化した一方、インフレ持続が示されたことで、利下げへの不透明感が高まり、大きく下げて始まりました。 前日発表された決算で、1~3月期の

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月25日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月24日)

          S&P500:5,071.63(+0.02%) ダウ30:38,460.92(▲0.11%) Nasdaq:15,712.75(+0.10%) 24年1~3月期GDP(25日)や4月の個人消費支出(PCE)物価指数(26日)、マグ7決算発表控え慎重姿勢が強まるなか、5年物国債の入札で利回りが急上昇したことを受け、10年国債利回りも上昇しました。 金利上昇が嫌気され、主要企業の決算発表が相次ぎ、内容で明暗分かれ、強弱まちまちの展開となりました。 決算は減収減益だったものの

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月24日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月23日)

          S&P500:5,070.55(+1.20%) ダウ30:38,503.69(+0.69%) Nasdaq:15,696.64(+1.59%) 4月の製造業PMIが49.9、非製造業PMIが50.9といずれも予想(両者ともに52.0)を下回り、インフレ再燃への懸念が後退しました。中東の緊張抑制への動きも買い安心感につながり、続伸となりました。 メガキャップを筆頭にIT、重工など幅広く上昇し、旅行関連や住宅、医療サービス関連は3%を超える大幅上昇の銘柄が目立ちました。 決

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月23日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月22日)

          S&P500:5,010.60(+0.87%) ダウ30:38,239.98(+0.67%) Nasdaq:15,451.31(+1.11%) 今週はS&P500の構成企業のうちメガキャップを含む約180社が決算発表を控えるため、慎重な姿勢がみられています。そんななかで、中東の緊張緩和の動きがみられたことが好感され、先週の大幅下落からの買戻しが優勢となり、3指数ともに上昇しました。 とくに先週大きく下げた半導体株は、エヌビディア(NVDA)が+4.4%など大きく反発しまし

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月22日)

          <今週の主要統計・イベント(4/22~4/26)>

          インフレ抑制がなかなか進まないことから、これまでの利下げ開始6月・年内3回というシナリオがほぼ絶望的な状況にあることが広がってきました。最新の FedWatch Tool によると、7月のFOMCで利下げとの見方は全体の4割にとどまっています。 今週は26日にPCE(個人消費支出)物価指数が発表されます。ここでの数値次第では7月利下げ開始が息を吹き返す可能性はあります。 今週は主要企業の決算が一気に増えてきます。 ダウ30平均株価の構成銘柄のうち11社が、またマグニフィセン

          <今週の主要統計・イベント(4/22~4/26)>

          <今週の主要・注目企業決算(4/22~4/29)>

          今週は556社の決算発表が予定されています。 主要企業としてはダウ30構成銘柄が11社(カレンダー内の太字)、マグニフィセント7もテスラ、メタ、マイクロソフト、アルファベットの4社が決算を発表します。 22日(月):🅱️ベライゾン(VZ) 🅰️ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS)、ニューコア(NUE) 23日(火):🅱️GM(GM)、GE(GE)、UPS(UPS)、ロッキード・マーチン(LMT)、ペプシコ(PEP)、ハリバートン(HAL)、ネクステラ・エナジー(N

          <今週の主要・注目企業決算(4/22~4/29)>

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月19日)

          S&P500:4,967.23(▲0.88%) ダウ30:37,986.40(+0.56%) Nasdaq:15,282.01(▲2.05%) 台湾半導体(TSM)が半導体市場の見通しを下方修正したことを受け、半導体株が総崩れとなり大きく下落しました。エヌビディア(NVDA)が▲10.0%、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が▲5.4%と急落しました。 メタ(META)▲4.1%、アマゾン(AMZN)▲2.6%など、メガキャップも大幅安となり、S&P500とNAS

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月19日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月18日)

          S&P500:5,011.12(▲0.22%) ダウ30:37,775.38(+0.06%) Nasdaq:15,601.50(▲0.52%) 先週から下げが続いてきたことから買戻しが優勢で午前は上げて推移していましたが、NY連銀ウィリアムズ総裁やアトランタ連銀ボスティック総裁の利下げに対する慎重な発言を受け午後に入り失速しました。 強弱まちまちの展開で、金融や通信、小売、食品、ヘルスケア、公益は堅調だった一方で、半導体やITの一角は続落しました。 好決算の流れを引き継

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月18日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月17日)

          S&P500:5,022.21(▲0.58%) ダウ30:37,753.31(▲0.12%) Nasdaq:15,683.37(▲1.15%) 前日のFRBパウエル議長発言で利下げ後退が濃厚になったことや、中東での緊迫した情勢など不安定な地合いが続いています。 そんななか、オランダの半導体装置メーカー、ASMLホールディングが発表した決算で売上高や新規受注が予想を下回ったことを受け、半導体が総崩れとなりました。エヌビディア(NVDA)▲3.9%、アドバンスト・マイクロ・デ

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月17日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月16日)

          S&P500:5,051.41(▲0.21%) ダウ30:37,798.97(+0.17%) Nasdaq:15,865.25(▲0.12%) FRBパウエル議長が「インフレ抑制を確信するには、まだ時間がかかる」と発言し、利下げ先送り観測が強まったとの見方強まり、2年国債利回りは5%台に達し、10年国債利回りも上昇しました。 強弱まちまちで、前日まで続落していたITの一角は反発し、食品や防衛関連も堅調でしたが、銀行や不動産、輸送、エネルギー、公益は下落しました。 ブラジ

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月16日)

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月15日)

          S&P500:5,061.82(▲1.20%) ダウ30:37,735.11(▲0.65%) Nasdaq:15,885.02(▲1.79%) 朝方発表された3月の小売売上高が前月比+0.7%と予想(+0.3%)を上回った(2月分も上方修正)ことで、消費の底堅さが好感され、上げて始まりました。ただ、中東情勢の緊張などを背景に、10年国債利回りが昨年11月以来となる4.6%台へ上昇したことを受け急落しました。 メガキャップやITが大きく下げたほか、不動産やエネルギーも下落し

          昨日のNY株式市場概況(2024年4月15日)

          <今週の主要統計・イベント(4/15~4/19)>

          先週は、FRBの利下げのスタンスを確認しようと消費者物価指数(CPI)に注目が集まっていました。そんな中で、総合指数、食料品とエネルギーを除いたコア指数ともに予想を上回る伸びとなり、年内3回・6月開始としていたこれまでの利下げシナリオが後退する可能性が一気に高まりました。 今週は小売販売や住宅など米国の景気動向に関する指標の発表が相次ぎます。景気の底堅さを示す結果であっても、強すぎると逆に利下げを遠のかせてしまうという神経質な展開が続いています。 またFRB高官のスピーチ

          <今週の主要統計・イベント(4/15~4/19)>