S&P500：5,071.63（+0.02％）
ダウ30：38,460.92（▲0.11％）
Nasdaq：15,712.75（+0.10％）

24年1～3月期GDP（25日）や4月の個人消費支出（PCE）物価指数（26日）、マグ7決算発表控え慎重姿勢が強まるなか、5年物国債の入札で利回りが急上昇したことを受け、10年国債利回りも上昇しました。

金利上昇が嫌気され、主要企業の決算発表が相次ぎ、内容で明暗分かれ、強弱まちまちの展開となりました。

決算は減収減益だったものの、イーロン・マスクCEOが低価格EVの導入計画を表明したテスラ（TSLA）が+12.1％と急騰しました。収益が予想を上回った玩具メーカーのハスブロ（HAS）が+11.9％、通期の見通しを引き上げた輸送車両部品製造のワブテック（WAB）が+10.0％と、ともに10％を上回る大幅な上昇となりました。

エヌビディア（NVDA）は▲3.3％と反落したものの、半導体株の一角は大幅続伸しました。このうち、収益が予想を上回り、通期見通しを引き上げたテキサス・インスツルメンツ（TXN）も+5.6%と大きく値を上げました。

一方で、輸送関連は下落が目立ちました。売上高が予想を下回ったオールド・ドミニオン・フレイト・ライン（ODFL）が▲11.0%と急落しました。また利益が予想を下回ったゼネラル・ダイナミクス（GD）が▲4.0％と下落しました。