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相性最悪!?末っ子同士の夫婦

私には結婚して5年になる夫がいます。
相性最悪と言われる末っ子同士の夫婦です。


お互いの当たり前

実際どうなのか?
以前、夫のモラハラについて少し書きましたが、夫も相手が私でなければ、モラハラ発言はしていないかもしれません。

常にお兄ちゃんやお姉ちゃんに守られて育ってきた私達なので、『与えられて、気に掛けられて当たり前』感覚がどこかにあって、お互い噛み合わないのだと思います。

それに加えて、家族環境も正反対です。
夫の家族は放置主義で、関東育ち。
私の家族は過保護で、西日本の田舎育ち。

お互い全く理解出来ないし、言葉はきつく聞こえるし…何で結婚したんでしょうか(笑)


そんなこんなで、結婚してからは喧嘩の日々です。夫が“離婚”の言葉を出した回数も、私が心の中で“離婚したい”と思った回数も数え切れません。


喧嘩の後始末

そんな私達ですが、喧嘩をしていない時は仲が良いんです。一緒に出掛けたり、記念日には少し遠出をしたりしています。子供がいないこと、お互い近くに友達がいないことも、良い方に作用していると思います。

もちろん罵声を浴びせられた後は、一緒に居たくないです。でも、夫は謝罪の気持ちで誘ってくれているので、付き合うことにしています。私も自分が悪かった時は、一緒に寝たり甘えたり、夫がして欲しいことをするようにしています。


夫婦を続ける秘訣『テニスのラリー』

稀に全く夫婦喧嘩をしないという方がいます。以前勤めていた会社で、自分と向き合う研修があり、状況を私は参加してみることにしました。

その時に講師をしてくださったのが、社内でも愛妻家と評判の総務部長でした。夫婦喧嘩は一度もしたことがないそうです。

その時に言われた言葉が、今でも心に残っています。
『テニスのラリーをイメージしてみたらどうかな?』
なるほどなーと思いました。私はスマッシュやアタックを打ってくる夫に対して、同じような球で返していました。そんなことではラリーなんて続きません。


結婚は人生の墓場?

その講習を受けてからは出来る限り、フラットでいるように心掛けています。【結婚は人生の墓場だ】なんて言葉をよく聞きますが、墓場になるかどうかはお互いの思いやりや努力次第だと思います。

【どこまで相手を思いやり、変わる努力が出来るか】、それに尽きます。私も唯一自分から離婚を切り出した、あの時が努力や自分の気持ちをコントロールする限界でした。そこで夫が努力すると言ったので、まだ続いています。


兄弟構成の相性

私は昔から結婚するなら、弟か妹がいるお兄ちゃんがいいと言っていました。自分にはそういう人が合うことが分かっていたからです。

仲の良い友達も、気の合う先輩も、そのほとんどが兄弟構成でいうと、お兄ちゃんやお姉ちゃんでした。周りの結婚している友人で喧嘩の少ない夫婦は、どちらかが下のいる長男・長女で、片一方は末っ子です。

もちろん例外もあります。お互い弟と妹がいる長男と長女の夫婦で、うまくいっている友人がいます。その夫婦は、結婚当初とても喧嘩が多かったそうです。

ただでさえ休みが少ない夫が、休みの日も野球に行って家にいない、という事が原因でした。夫婦で話し合い、夫は野球のあとに夫婦で出掛ける時間を作り、休みの日や早く帰った日は妻のために料理を作るなど、妻との時間を増やしたそうです。

妻は愛されていることを実感し、その頃から「私の夫はとてもいい夫だ」と口にするようになりました。もちろん、野球に行く夫を笑顔で送り出すようになりました。


一番大切なこと

相性ももちろん重要ですが、相手の気持ちになって行動したり、言葉にすることが何より大切だと思います。

私もいつまで夫婦が続くか分かりませんが、縁があって結婚したので、頑張れるところまで頑張ってみようと思います。

長々と書きましたが、やはり末っ子同士は、とにかく大変なので、おすすめはしません(笑)
末っ子同士だけど仲良いよって方がいたら、是非秘訣を教えてください。



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