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今年いちばんに止めたこと

今年から「初日の出」を拝むのを止めた
これまで
毎年、子どもと一緒に、近くの海岸へ参拝に行っていた
子どもたちが、年末に戻って来ない時も
取り憑かれたように、一人で太陽を拝みに行っていた
その度、太陽の大きさとパワーを感じ
一年のご利益を祈ってきた

だが、昨年末に、太陽を拝む、
つまり、
一年の幸福を太陽に頼るのを止めようと、突然、思った

離婚してから二人の子どもを育てるのは
経済的にも精神的にも大変で
それまで習慣にしていなかった「初日の出」を参拝をしたことは
まさに神頼みであった
そして、参拝した年から
立ち上げた会社が少しずつ上向いてきたことで
「初日の出」参拝は、私の大事な験担ぎの習慣になった

しかし、成長した子ども達には、年末年始でもそれぞれの予定があり
一緒に過ごす時間が減ってきた
それでも私一人が
この験担ぎの習慣を変えずにいるのは何故なのだろうか
理由は簡単
いつまでも、子どもとの暮らしが続くことを求めているからだ
子ども達には子ども達の人生があるのをわかっていても
お正月くらい一緒に過ごしたい気持ちがあるからである
つまり
「初日の出」参拝は、思いを叶えるための儀式であり
それを続けなければ思いをが叶わないことを意味していた

結局
私は、思いを叶えるために「初日の出」参拝ということにかこつけて
太陽にさえ頼っているのだと気づいた瞬間
急に、嫌になったのだ、太陽を拝むことが

「生きがい」と言う言葉がある
自分を生きがいにするのは、なかなか難しい

年越し蕎麦に限らず、お客様とよくいくお蕎麦屋さん。
我家の年越し蕎麦は、いつも通りカップ蕎麦のはずが、売り切れでカレーヌードルになった。

#初日の出 #習慣 #自立 #家族 #息子 #娘 #験担ぎ #生きがい

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