しゅん

日々感じたことを書いていきます。

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最近の記事

攻めのノリのよさと守りのノリのわるさ

「あの人はノリがいい」 「あの人はノリがわるい」 これらの言葉を聞いた時に前者をポジティブに捉えて、後者をネガティブに捉える人が多いと思う。 ノリのよさは外向的で明るく活発なイメージや、人に好かれやすいイメージと結びついているし、ノリのわるさは交友関係を広げようとしないメッセージとして受け取られてしまうことが多いように感じる。 一方で、ノリのわるさを持っている人は自分で時間を確保して、その確保した時間で大事な人、ものに時間をかけることができる。 ノリのよさによって交

    • 俳優

      俳優は与えられた役になりきれるのかという観点で評価される。 映画やドラマのストーリーがあり、そのストーリーに沿うように配役や人物像が決定されていく。 自己の存在は極めて阻害された状態でありながら、同時にその人らしさが求められる。 それを見ている人によって「あの人はOOな人」という印象が次第についていく。 私たちも様々な役割を背負って生きている。 年齢、性別、役職、家族の中の立ち位置、キャラクター。 生まれた瞬間に決まってしまう役割もあれば、自分で役割を勝ち取ってい

      • ゆらぎ

        昔から人はささいな変化、ゆらぎに敏感だった。 夏から秋へ、冬からしだいに春へと季節が変わっていくことを多彩で繊細な季語と共に和歌に詠んだ。 現代ではyoutubeでただただ焚火を流す動画が人気になっている。 一見完璧で、欠点のない人が意外なものを苦手だということを聞いた時には親近感を感じ、ささいな失敗から茶目っ気と親近感を感じる。 停滞していたような、張りつめていたような空気が弛緩した一瞬のゆらぎの中には人の心を動かす力があるのかなと思います。 ささいな変化を楽しめ

        • ビブリオセラピー、シネマセラピーなるものをやってみたい

          小さい頃から音楽や本・映画などを見ている時が自分らしく、落ち着いていられる時間だと思っていた。 心理学に興味を持ち、調べ、そして映画・本に触れる中でこれらのコンテンツによって癒しを得られたり、自分の気持ちを整理したり、考えを深めているのではないかと感じた。 実際に調べてみるとビブリオセラピー(読書療法)や、シネマセラピーなる言葉が存在していることを知った。 ビブリオセラピーではイギリスなどで精神疾患の患者に対して、「薬」と同等の影響のあるものとして「本」が処方されている

        攻めのノリのよさと守りのノリのわるさ

          「いい子」って暴力的

          「あの子はいい子だ」 「うちの子供はいい子でね」 このような表現を良く耳にする。その度に何とも言えない恐怖を感じる。自分が言われているわけではないのにも関わらず。 「あの子は(私にとって)(都合の)いい子だ」 「うちの子供は(私にとって)(手のかからない)いい子でね」 私にはこのように聞こえてしまう。 その人の特徴は「良く笑う」、「たまに寂しそうな顔をしている」などジャッジしないような形で行いたいものですね。

          「いい子」って暴力的