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器のはなし


先月、Xでのコメントで

上がってくるXを見ていたら、コメントに、「体は借り物」と書いている人がいた。
それを読んだとき、「ああ、そうだった」と思い出した。
そう、人間に限らず、この世にいるすべての生き物は、体を借りて生きているのだ。
生まれてくる時は、体とともに出てくるのに、死ぬ時は、体は置いていく。魂だけが、天へ召される。
本当に、天に召されるのかは、分からないが。
なぜなら、死んで、向こうに行った人は、帰ってきたことがないから、実際何も分からない。
ここで、疑問が湧く。
では、この借り物である体は、一体誰から借りているのだろうか?
しかも、これ、使い捨て。
一回、使ったら、最後。
焼かれるのだから。(この国では。)

疑問の答えを考えるが、答えは出ない。

生まれてくる前に、選ぶのだろうか?
今回は、この体でって。
でも、そうだとしたら、この世にいる人は、皆美男美女になるよね?
強制的に選ばされるとか?
くじで決めるとか?
この人間を生まれさすって、誰が決めるのだろう。
それとも、「神」という存在や、あの世、この世があると思っている人間だから、そう考えるのか。
どうして、死ぬとき、体を置いていくのだろう。
神は、なぜ、体を置いていくように作ったのか。
魔物は、神が作り給うた生き物ではないから、体は砂のように消えていく。
という設定の漫画が多い。
でも、この世に生まれ、生きて、弱肉強食の一員になったのなら、神が作ったものだよね?
弱肉強食のピラミッドに参加しているのだから。
ん? 逆か?

体という器を借りているのではなく、魂が出来たから、器を作った?

人間の話で言うと、神が魂を一個作ったから、その魂のための器が必要だから、人間に器を作らせているのか? もしかして、そうなのか?
この方が、何か納得できるな。
体は借り物ではなく、神が作った魂のために作られた器。
言い換えれば、作った魂を使いたいから、人間に器を作らせた。
つまり、人間は、魂を作ることは出来ない。
人間が作るのは、器だけで、魂は、神が作っている。
人間が魂を作ることが出来るのなら、生み出す物、すべてに魂が宿るはず。
文明の利器といわれる物にも、魂が宿るはず。
でも、今、人間として生きている魂を、神が作ったのなら、その魂は「神の子」ではないのか?
神の子だよね?
あれ? 
ということは、生き物すべてが、神の子だよね?
神の子どもだったら、神の力も受け継いでいるはずだから、魂を作り出すことが出来るはず。
だから、妖怪が出来るのか?
人間の作った物に、魂が宿った結果が、妖怪。
それとも、魂と呼ばれるものは、神しか作れないのか?
だから、人間が作った物は、跡形もなく消すことが出来るのか?
人間が作った文明の利器も、ゴミとして処理することができる。
人間が作った物に、宿った魂の妖怪も、魔物のように跡形もなくなる。
魔物と妖怪は同じ部類である。
でも、人間もバレずに処理しようとすればできるよね?
体を、「死体」を消す方法はある。
いや、無理なのか?
犯人は見つかっていないが、死体は発見された事案はいくらでもある。
人間の死体を完全に処理するのは、やっぱり難しいのか。
魔物のように、死んでも砂にならない。
文明の利器たちのように、鉄で熱して溶かすと、異臭を放つ。
そして、ばれる。
やっぱり、死体の処理は、人間には無理なようだ。
火葬だって、何千度で焼いているのに、完全には焼けない。
そう考えると、人間の体は、特別仕様なのか。

人間以外の生き物の魂

人間が特別仕様なのは、分かった。
でも、他の生き物は、簡単に消せる。
何なら、一個の個体だけじゃなく、「種」全部を消している。人間は。
これは、神から怒りを買わないのだろうか?
それとも、これも想定内なのだろうか?
医者がする行為を神の域だと、よく聞くが、本当に神の域なのか?
所詮、人間がしていることなのに?
人間が出来るレベルを、神が考えていないはずがない。
神にとって、人間は特別であろうことは、間違いない。
それは、高等な知能が証明している。
それならば、人間以外の生き物は、何の為に作ったのか。
人間の餌のため?
どう考えても、弱肉強食の頂点は人間である。
人間以外の魂を作るのは、相当骨折る行為だ。
数が物凄いから。
それこそ、無限ガチャのように、量産しているとしか思えない。
でも、そう考えると、人間も、今現在80億人いるとなると、大量生産。
無限ガチャに近い。
1年で8000万人増える人間。無限ガチャじゃないと、追いつかないよね。
神が、過労死してしまう。人間の魂を作って、他の生き物の魂も作っていたら。
だから、人間に器だけじゃなく、魂をも作らせるようにした?

魂も人間に作らせるようにした。

魂を作ることが大変になった神は、魂自体、生き物自身に作らせるようにした。
そうすると、弱いものは、滅びていき、強いものが生き残る世界となる。
そうなると、絶滅も頷ける。
神は、想定内だったのだ。
人間がそういう行動に出ることも。
他の種を滅亡させてしまうことも、想定内だったのだ。
だから、将来、人間が滅びることも想定内なのだろう。
強いものだけが生き残る世界なのだから。
人間は、賢い生き物だが、強い生き物ではない。
強くないから、どうにか知恵を振り絞り、生き残ろうとする。
コロナがいい見本だ。
過去、最悪の伝染病。
過去に事象のない病気のため、治療法が皆無だった。
とりあえずで進めてきた治療と予防。
これも、知恵がある賢い生き物だったから出来たことなのだろうが、賢い生き物なら、コロナ菌を持っている蝙蝠なんか食うなよって言いたくなる。
人工が増えすぎて、国民食わせられないって、馬鹿としか言いようがない。
それとも、そろそろ、神が、人間を徐々に減らそうとしているのか?
この地球の支配者は誰なのかってことだろう。

この地球(ほし)は、虫の世界であり、それを語るある物語

数で言えば、圧倒的に虫の世界。
植物の世界。
海の世界。
すべてのものに命が宿っているのなら、そうなる。
人間なんて、80億人しかいないのだから。
すべてのものを神が作ったとするならば、菌が一番数が多いことになる。
だから、菌の世界でもある。
それを突き詰めると、大変な面倒臭いことになるので、ここでは、器を持っているものに限定しておこう。
ある物語がある。
ある日、神からこの地球にいるすべての生き物に届いた声。
「これから、1週間後に、多数決で決まった願い事を叶えてあげよう」というもの。
それを聞いた人間は、あれやこれやと我儘を言い出したが、結局は、何も願い事はない、という願い事となった。
そして、その日、この世にいるすべての人間がいなくなったという。
そう、多数決なのだ。
人間は数で言うと、圧倒的に負けているのにもかかわらず、他の生き物の存在を無視した結果、他の生き物が願った「人間の排除」が叶ってしまった。
この地球は、人間のものではない。人間だけのものではないのだ。
そろそろ、それを神が提示してきたかなと思う。

神が願った地球の理想の形 「地球、人間の支配~最終章~」

神が一番、愛しているのは地球だと思う。
一番、可愛い子だからね。
でも、その子を、人間という生まれてきたばかりの、もとい生んだばかりのガキに壊されかけている。
いや、もう壊れているのか。
そうなれば、親としては、邪魔な子を排除するよね。
しかも、跡形もなく。
地球に揺さぶりをかければ、人間なんてあっという間。
絶滅する。
折角作ったのに、作った魂は汚れの塊だった。
人間は、汚れた魂の塊である。
神からすれば、失敗作であり、いらないものになってしまった。
そろそろ、地球、人間の支配~最終章~が始まるかもしれない。
見ものだね。
何を仕掛けてくるのか、それに人間は打ち勝てるのか。
もしかしたら、トンビが鷹を生んだ結果が人間かもしれない。
人間は、神の想像を超えてしまった生き物になったのだろうか。
それとも、潰しにかかっていないことを考えると、まだ人間の行動は、神の想定内なのだろうか。
神の英知を上回ることが出来れば、弱い生き物の人間も生き残ることが出来るのだが。
さて、どうなるか。
神と人間の真剣勝負、始まります。

最後に、神に喧嘩を売る。

ところで、ここに出てくる神って、何?
そもそも、何でそんなに偉そうなの?
祀られているからって、調子に乗るなよ。
作るだけ作って、後はほったらかし。
ネグレクトという立派な虐待やないけ。
ふざんけんな、ボケ。
去年の末に、神を捨てた。
自分の心の神を捨てた。
お参りしても、なんんんの意味もないことが証明されたから。
もう二度と、お参りしないし、神なんか信じない。
ただ、これだけは言いたい。
わしの邪魔をするな。
居ても居なくてもどっちでもいいが、わしの邪魔だけはするな!!!
トマトを投げつけたいわ。ホンマに。
そして、ボコボコに殴りたぁぁぁぁぁぁぁい!!!


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