うさぎ親父が思う家を買った方がいいと思う理由
1家を買う?それとも家を借りる?
家を買う主義と
家を買わない主義の人がいます。
「家を買うやつは馬鹿だ。一生賃貸でいい。」
「少子高齢化でアパートは余る。」
「いい条件でいい家はいくらでも借りられる」
「賃貸だと自由に引越出来る!」
「賃貸最高!!」
では、質問です。
あなたがアパートのオーナだとしたら、孤立死する可能性のあるお年寄りに
部屋を貸しますか?
孤立死したら事故物件です。
状態によってはまた貸すのにとてもお金がかかるかもしれません。
親の面倒を見ず、孤立死させる子供が部屋の修理費用の面倒を見ると思いますか?
老人ホームは、1カ月15万円程度必要だと言われています。
年金で払えますか?
家賃はタバコと同じように煙となって消えます。
ただ、タバコは吸い殻と灰が残りますが、家賃は何も残りません。
はっきり言ってしまえば、タバコも家賃も捨て金です。
2総務省やシンクタンクから見る現状
持ち家比率は、2018年の総務省の統計によれば、61%程度と言われています。
因みに一番持ち家比率が高い県は、秋田県で一番低い県は沖縄県です。
2014年のニッセイ基礎研究所の研究によれば、
全国ではゆとり世代で66万人、団塊Jr.で105万人、団塊世代で33万人、75+世代で36万人が、それぞれ社会的孤立が疑われる状態にあります。
10年後の2030年には、3世帯に1世帯が単身世帯になります。
そして、今現在日本人の50歳以上の男性4人に1人
女性は7人に1人が独身です。
10年後には男性は3人に1人、女性は4人に1人が独身になると言われています。
この人たちの25%は孤立死予備軍なのです。
極端な数字ですが235万人の四分の一が病院、施設等で亡くなったとしても
およそ58万人が毎年、賃貸住宅で孤立死する計算になります。
これでも一生賃貸でいいのでしょうか?
3厚生労働省
「看取り難民問題」という言葉をご存知ですか?
看取り難民とは、死に場所がない人たちのことです。
「死は病気ではない」というのが厚生労働省の考え方です。
いわゆる、死を待つ病院はその形を変えつつあります。
2018年、厚生労働省は、家族で「死について」考えましょう。
と言っています。
これが、「人生会議」です。
今からの独身の人たちは、どこで死ぬのでしょうか?
ずっと賃貸で本当にいいのでしょうか?
アパート投資やマンション投資、その入居者はずっと若いままですか?
あなたの所有する投資物件は、孤立死のリスクはありませんか?
孤立死は高齢者だけのものとは限りません。
今、働き盛りの若い人たちも孤立死している現状があります。
不動産オーナー、大家さん、名前はなんでもいいですが、このリスクがあるということを分かっていますか?
利回りの数字だけ見ていては、分からないリスク。
この先、こういうリスクは減っていくのではなく増えて行くでしょうね。
独身者がどんどん結婚すれば別ですが、恐らくこの未婚率はこのままの数字で推移するでしょうから。
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