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お酒をやめるとあっさり痩せる話

2kgやせた。
万年ダイエット中の身としてはもちろん喜ばしいし、一時は喜んでしまったが、理由がわかり切っていて、それが継続できないのでなんか冷めた。

やせたのは多分、酒をやめているからだ。

11月に片頭痛が悪化して、予防薬を飲むことになった。
その予防薬は酒と飲んだらいけないやつだったので禁酒生活が始まった。で、ちょうど1か月したらやせていたわけだ。

酒のせいで太ってるのは間違いない。

でも、酒自体のカロリーではないし、バカ食いしてるわけでもない。
産後すっかり弱くなった私の酒量はせいぜい焼酎2杯だ。
胃も小さいのでそんなに食べられない。
何かと食べたくなって作るが、半分以上夫に食べてもらうのが常である。

そう、私は酒が絡むと何かと食べたくなる。
酒に合わせて何を食べるか考えるのは、生きがいと言ってもいい。

だから酒が絡まなくなると、急に食への興味ががくっとなくなる。
インスタント麺に頼ることが増えるし、
サプリやシリアル、プロテインなんかで済ませることも増える。
今の季節なんかはお腹がすく=寒いという認識なので
コーヒーとか白湯とか飲んでごまかせちゃうときなんかもあるくらいだ。

酒がないと本当に世界が色あせる。
特に食べ物は本当に生きるためだけのものになる。
酒さえあれば食べることが死ぬほど好きで、
何食べるかずーっと考えている人間なのに落差がひどい。

そんな風に大事な酒をなげうって始めた予防薬だが
正直そんなにいうほど効かなかった。
ある程度頭痛は減ったのだが肝心の月経時の頭痛がちっとも変わらず
「酒飲んでないから頭痛くないだけでは?」という思いが強かった。

で、今日、その処方がなくなったのである。

私が予防薬として飲んでるのは何やら最近不足しまくっている薬らしく
効く人を優先して飲ませることになるそうだ。
私が「飲みたいです」と言えば、処方してもらえそうな雰囲気ではあったが
私の頭の中は
「正月に酒を飲める>>超えられない壁>>頭痛が増える」
だったのであっさり「止めて大丈夫ですよ。」と口走ってしまった。

とはいえまだ2錠残っているので、今日明日は飲めない。
明後日から解禁。
生憎の日曜日だが飲まない選択肢はない。
今から何の酒を飲もうか、何と合わせようか、ワクワクが止まらない。

今日の夕飯はなんやかんやで食べ損ねたがそんなことはどうだっていい。
今のうちにやせておけば、存分に飲める
とさえ思っている。

頭痛が増えようが、早死にしようが、ちょっとでいいからお酒飲みたい。
酒さえあれば、あらゆる食べ物が輝きだすから。



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