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偏差値40代からの慶應受験。勉強時間を増やす前に、辞めることを決めよう。


私が短期間に偏差値を上げるためにやった大事なことの一つは、「絞る」こと、「やめることを決めること」です。

集中力がない、勉強習慣がない、志望校と偏差値に乖離があるという場合、これは効果的だと思うので、よかったら参考にしてみてください。

まず、科目は「英語」に絞りました。

最初に英語に絞った理由は、「どの大学でも必要」でかつ「配点が高い」という理由からです。

実際に自分が受験を経験し、その後生徒を教えた経験からも、英語に絞るのは有効だと思います。それは理系文系どちらでもいる科目であること、「配点が高い」ことに加えて、「点数があげやすい」ことにもあります。

次に、やめること=絞ることを決めていきました。

というのも、「勉強時間を5時間にする!」(増やす)、「問題集を片っ端から解く!」(増やす)というやり方で、現役時代ことごとく挫折したからです。

私にはこのやり方は無理だと判断しました。増やしていくと気持ちばかり焦って軽くパニックになってしまう。その割にこなせず、自己嫌悪のループだったからです。

5時間勉強する!と決めてそれをやり通せる精神力があればいいのですが、それができなかったので、自分の性質を変えるよりも、自分でできることを探そうと考えました。

具体的には、

・問題集は一冊に絞る。
問題集、単語集一冊ずつにします。問題集にも英単語自体はのっているので、問題集一冊に絞ってもいいです。問題集に出てくる単語を全部覚えればひととおり単語も覚えたことになります。

とりあえず一冊やればいい、と少し「気楽」になります。(ここ重要!)

・一緒にいて気分が悪くなる人付き合いをやめる。(実はめちゃくちゃ重要!)
もし惰性で友達付き合いをしていて、一緒にいると気分が良くならないのに断れず話している、遊んでいる付き合いがあるのであれば、断ってみてください。「お前には無理だ」という発言をする人、そんなオーラを出してくる人、馬鹿にしてくる人とはちょっとずつ距離をおきましょう。これは受験生の天敵で、めちゃくちゃやる気を奪われます。エネルギーなくなってきます。離れましょう。一気に断るのが無理なら、3回に一回断る、とかちょっとずつ挑戦してみてほしいです!
他のことしてる時でもモヤモヤするような人間関係のカットは集中力に直結します。

・ゲーム・漫画時間を減らす。(最初ちょっと悲しい・・・けど)
やらない人はいいんですが、私はゲーム漫画が大好きで、一日の中で時間を結構使っていました。いきなり全部やめるのは、多分無理な人が多いんじゃないかな?

であれば、やめる時間を決める、または1日の中で何時間使っているかを書き出し、3時間なら2時間、1時間にするなど絞ってみてくださいね。

さてこれをすることで、ゲーム漫画をちょっとやめた1時間と、余計な人間関係でぐだぐだ少していた不快な時間が少し減り、時間ができました。
そしてやることは英語の問題集一冊のみ。

少しスッキリしませんか?

私の場合特に重要だったのは、ストレスを抱える人間関係から距離をおくことでした。意外と脳みその容量を喰っていました。。。
キャッシュがいつの間にか溜まっていた感じです。


あとは、1週間とか2週間、はたまた1ヶ月など自分で期間を決めて、まずは決めた1冊だけをやってみましょ〜!


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