何かとバカにしてきていた高校の同級生に、浪人してマウント取り返した話
めっちゃ性格の悪い主人公のラノベタイトルのようになってしまいました…。
まあよければお付き合いください。
そして関係ないですが、画像がめっちゃ可愛いです!!
noteの画像クリエーターさん素晴らしい方おおい!
高校の時、同級生にAって子がいて、その子は毒舌で何かとマウントを取ってくる子いました。
「うさこってて〇〇だよね〜」みたいな、とにかくレッテル貼り、ジャッジが大好き。別に私に対してだけやってくるわけではなく、いろんな人にやっていました。
本人はその毒舌で笑いを取れている!人気者!と思っているのですが、めっちゃ嫌われてました。あたり前ですけど。
その子の第一志望は、慶應の法学部でした。
結局受験が終わり、その子は第一志望の慶應の法学部には落ちてしまい、別の大学に行くことに。
その子とはなぜか高校卒業後に偶然2回会うことになったんです。しかも2回とも、電車の中でした。
1回目は、私が浪人生活でモヤモヤした日々をスタートさせて間もない頃でした。
「私には浪人なんて無理〜!すごいよね〜また一年やるの」
「第一志望落ちたけど、結局今通ってる大学ですごいよかった!」
「だって浪人したって受かる保証なんてないもんね」
などなど、浪人生に向かっていってくるわけです。すげー無神経な子なんです。笑
まあ学年で後ろから数えて一桁にいたような私が、浪人して慶應目指すなんて無理でしょ!って感じがもれまくってました。確かにできなかったので仕方のない話ではあります。
実際、浪人って実は現役時代よりいいところに受かるのは一握りで、大体同じくらいのところしか受からないことが多いんです。
今の私だったら、そんなこと言われたら、またはそんなこと言われているところを見かけたら、「てめー、がんばってるやつになんてこと言うんだよ」って、キレちゃうかもしれない。笑
でも。その時の私はめちゃめちゃ自尊心が低くなってしまっていたので、相槌を打つしかありませんでした。
彼女と別れた後、どよ〜んとした気持ちになったことは言うまでもありません。
さて、なぜかちょうど大体一年後、全く同じようなシチュエーションで再び彼女に電車で遭遇しました。
ちょうど、楽しくも辛い浪人生活が終わり、晴れて第一志望の慶應の法学部に入学した頃です。
「うさこ、浪人終わったの〜? どこ大なの?」
わかります? この質問された時、心の中で「うはははは」と高笑いしました。
「慶應だよ^^」にっこりと私は答えました。
「え、そうなんだ…。文学部?」
「違うよ〜、法学部だよ^^!」
「え……? うさこが? そうなんだー。やっぱり浪人ってすごいね。うさこが浪人して慶應いけるなら、私も浪人すればよかった…」
私、彼女が悔し紛れでいったこの言葉は一生忘れないと思います。笑
あのー、一年間浪人するってめっちゃ辛いよ?
孤独だし、また落ちたらどうしようって思いながら勉強頑張ったんだよ?
その気持ち、わかるかい?
彼女にしてみれば、勉強ができない落ちこぼれで、集中力も根気もない私をずっと馬鹿にしたのに、自分の第一志望にいかれてしまったのです。
彼女は第一志望を落ちたものの、かなりいい大学の法学部だったので、勉強ができなかった私では浪人しても自分と同じ大学すら来れないだろうと思っていたようです。
前も書きましたが、私は大学で人間性を判断する気全くありません。
でもこの時は、正直に言って、すっごい気持ちよかったです。
彼女、私が浪人するつもりだと言ったときも、「女で浪人なんて就活に影響するよ」って言ってたんですね。
うん、今どき、しないです。浪人したことより、それをどうやって結果に繋げたかの方が大事です。なんなら、ガッツがあると褒められるくらいです。
浪人生はそこは気にしないでね! まともな大人は頑張りは認めてくれるよ!
ところで、浪人って金銭的にできない場合もありますよね…。
私は親に土下座して頼みました。うちはめっちゃお金持ちではなかったですが、共働きだったのでまあ一回なら、と渋々了承してくれました。(父はずっと反対していました)
彼女のお家は金持ちだったので、金銭的な理由で浪人がナシ!というお家ではなかったです。なので、第一志望ではないけど合格したところに行ったのは彼女の選択です。
浪人できている人がいるのなら、君らはある意味ラッキーです!
浪人を許されていることもそうだし、もうやるしかないからです。
だからこそ、一発逆転のチャンスが残っている。
もちろん、彼女が通うことになった大学はとてもいい学校なので、現役で合格するのはとても大変なことだし、努力したのだと思います。今になれば、学校に通いながら受験勉強をして、現役で合格したことはすごいことだなあと心から思えます。
まあそれでもね……、
今集まろうとなった時にその子がいる場合は、「私Aとは関わる気がないのでいるならパス〜!」とはっきり言っています。
人の自尊心を平気で傷つけるやつと関わる気はありません。
人の成功を喜べる人とだけ付き合ってます。
受験にまつわるエピソードでした。
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