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誰もに等しくある「日常」

こんにちは。

先日わたしの夢・目標についてのnoteを書きました。

今日はその中で少し触れた、主な活動のひとつについて書きます。


わたしは男として生まれましたが、男としての社会的・外見的役割に囚われることに疑問を感じて生きてきました。

セクシュアルマイノリティ、LGBTといった言葉の中のXジェンダーというものが近いのかなと思っています。

社会の多数派の枠組みから外れることにはまだ多くの障害があります。しかしわたしはごく平凡な人間です。

マイノリティが社会で認知される、共に暮らすときに、その「違い」のみに目を向けられたり、違うからこその「優位性」をアピールする。そういったやり方でマジョリティに「認めてもらう」というのに、はわたしは違和感を感じます。

方法として確立されつつある、わかりやすいというのはあると思います。でも、本当に求めているものを考えたとき、回り道どころか別の道に歩んでいってしまっていないか心配になります。

わたしはわたしのやり方で、当事者にも、そうでない方にも、意味のある方法で認知をされる活動をしたいと思いました。そのとき考えたのが「写真」で「当事者の日常」を写すことでした。

誰もに等しくある「日常」という瞬間。それを写真に写し、視覚的に体験してもらう。そして、写すなら幸せな瞬間がいいと思いました。

そうして出来上がった作品は、当事者のモデルさんにとっては思い出になり、日々の暮らしを再発見することにもつながるでしょう。当事者でない方には等身大の当事者の姿というものを感じる手助けになるのではないかと考えました。

そうして始めたのが「ナナぶんのイチ写真展」です。


ナナぶんのイチ写真展

セクシュアルマイノリティとされる私たちを身近に感じて欲しい。そんな思いを込め、当事者の日常を切り取った写真展が「ナナぶんのイチ写真展」です。
​ 撮影は、モデルにとって馴染みのある場所で行っています。きっと皆さんにも馴染みのある場所もあるでしょう。「あ、ここは〇〇だね!」と発見もしながら私たちの日常を覗いてください。
 私たちLGBTのシンボルは6色の虹です。今回そこにもうひとつ、理解者であるあなたの色を足しました。ナナイロの虹ができました。 月曜日から日曜日まで、くり返していく7日間の中で覗く一瞬一瞬を切り取った、私たちとあなたの「ナナぶんのイチ」。どうぞごゆっくりご覧ください。

第1回は2017年、の8月7日〜12日に行いました。

第2回は2018年、8月6日〜11日に開催しました。



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