ワーママ 「人生の締め切り」について考える

(本を書きたい)

つい先日、自分の死をよぎる出来事が連続した。私は思っているよりも簡単に死んでしまうのかもしれない。そう思うと不安で、生命保険の保証内容を確認したほどだ。結局何にもなかったのだけれど「死んでも死にきれない理由が私にはある」と、現実を見た出来事だった。

昨年の『11月末』、息子がインフルエンザに罹患した。同じ箸、布団を共有したり咳を顔面にかけられたり。(あぁ終わった)と自分の健康を諦めたが移らなかった。1週間の療養期間を終え保育園に戻った次の日の夕方、息子はアデノウイルスに罹患した。「お世話になりました」と感謝を伝えた病児保育施設に2日と空けず再登場した息子に看護師さんは驚いており、私は仕事を休むか休まないかの綱渡りに肝を冷やしていた。

『12月中旬』1週間の療養期間を終え保育園に戻った次の日の朝、アデノウイルスに罹患したのは私だった。息子には出なかった結膜炎で片目が開けられなくなり、翌日には40度近い発熱と強い悪寒関節痛嘔吐。3日治らず、(このまま死んでしまうのではないか)(用法用量知るか)と怖くなった。体調を取り戻した年末は、呼吸をすると胸の付近が強く痛んだ。数時間浅い息を繰り返し(死ぬかもしれない)と思った。(このまま呼吸困難になったらどうしよう)電話で看護師さんに相談すると「肋間神経痛」だと言われた。2、3日経てば治るとのことで、結局何もなかった。その後も低血圧で「失神」したりと続き、健康であることの素晴らしさを実感した新年だった。

(もし1年後「死ぬ」としたら、私は何をしたいだろう)

人生には締め切りが必要だと、前に読んだ本に書いてあった。「30歳までに大学を卒業」「息子が小学生になるまでに起業する」等、ざっくりした締め切りはある。しかしそこにリアリティが無く、具体的なプロセスが抜けていると感じる。短期的なゴール設定がされていないし、一緒にそれを伴走してくれる支援者がいない。私には仲間がいない。独りでは何もできない。読み漁ったハウツー本の知識だけは余るほどあるがそれを活かしきれない。自分で自分の計画に穴を見つけて頓挫する。【私は弱い】そんな事とっくの昔に解っている。(だからどうする?)具体的に向き合うことが2024年の目標。


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