英語に自信のない私でもGoogle翻訳でケニア陸上選手にインタビューできるのか ~後編~
前回までのあらすじ
USE陸上部に所属するケニアの陸上選手、ドルフィン選手にインタビューをしてみようと意気込むも、私郡司の前に立ちはだかる言語の壁‥。
今から駅前留学に行く時間はないので、
文明の利器”Google翻訳”を使ってインタビューに挑戦してみました!
ストイックな練習の合間こんなチャレンジングなインタビューに協力してくれた、心優しいドルフィン選手の人となりがわかるインタビュー記事はこちらから☟
この記事では、Google翻訳って実際のところ、どのくらい実用的なの?という疑問を私が体当たりで実証実験した結果をまとめてみました!
Google翻訳を使ってみた結果・感想
今回のインタビュー内でのGoogle翻訳の使い方は、おおまかにはこんな感じです。
はじめはこちらの問いかけを手入力していましたが、イマイチ対話している雰囲気が薄くなってしまい(相手しか喋っていなくて寂しい感じ‥)
途中からこちらの問いかけも音声入力してみました👍
こうするとお互いの声が聞けるので(翻訳機の音声も挟むものの)対話してる感じが出ます。
手入力の方が入力間違いは減らせるのですが、対話感を出して相手が話しやすいような雰囲気づくりを優先してみました。
ここは利用シーンによって使い分けても良さそうです👍
上手な翻訳にはコツがいる
翻訳機には苦手な表現があるので、使い方には少しコツが必要でした。
長文を避けて1文を短くする
主語と述語を明確にする
複雑な表現を避ける
つまり、普段の話し言葉よりも、少し書き言葉を意識して話すと上手く翻訳されます。
例えば他人に仕事をお願いするときによく使う
そのまま翻訳機にかけると…
若干別の意味になっちゃってますね。。。
そこで、主語を明確にして、わかりにくい言葉をなくすと
これを翻訳すると…
良い感じになりました☺
あとは何気なく使う「彼は退職しました」という表現なんかも、そのまま訳すと”He retired”と訳されるので、
定年退職でない限りは「彼はこの会社を辞めました」と表現するのがGOODです👍
アプリ版はもっと便利
ちなみに今回のインタビューで利用したのはWEB版(ブラウザ版)。
https://translate.google.co.jp/?hl=ja
この画面(https://translate.google.co.jp/?hl=ja)に行かずとも、検索結果画面でも使えちゃいます。
WEB版はソフトのインストールが要らず、ブラウザ上ですぐに使うことができるのでとっても便利。
「Google翻訳」と聞いて皆さんが思い浮かべるのはきっとこれのはず!
ところが、私もインタビュー後日に知ったのですが、実はGoogle翻訳には「アプリ版」があるんです。インストールの手間が掛かる代わりに、WEB版よりも便利な機能が揃っていました。
例えばこの「会話モード」
2つの言語を認識するようになり、片方の言語で音声入力すると、もう片方の言語で自動再生してくれます。今回のような短文での対話シーンでは手間が省けるこちらのモードの方が便利そう・・!(インタビューで使いたかった・・!!!)
それから「カメラ翻訳モード」
カメラをかざすだけで、読み取り→翻訳してくれます。
分かりますか?もちろん日本語訳の用紙を印刷したわけじゃないですよ!
カメラをかざすだけでリアルタイムに日本語表示しているんです。
さらには、アプリ版は一部言語を除き、オフラインでも使えちゃうんです。これなら旅行先でも安心ですね!
結論:Google翻訳は実用的&日々進化している
Google翻訳、思っていたよりも便利&高精度で驚きました!
口語的な表現が苦手、と書きましたが、とは言ってもかなーーーり正確に読み取ってくれます。(多少崩れた言葉でも察してくれる!)
アプリ版はさらに実用的な機能も。
しかもその精度は日々進化しているようで、同じ言葉を翻訳しても昨日と今日とで変わっている(さらに自然な表現になっている)こともあるそう!
ビジネスシーンや海外旅行はもちろんのこと、少しずつ以前のように戻りそうなインバウンド旅行客とのコミュニケーション、あとは、これまで手が出にくかった外国語で書かれた著書やWeb記事なんかも、Google翻訳でぐっとハードルが下がりそうですね☺
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