【ネタ提言】教員不足を解消する方法

※この文章は半分「ネタ」ですので、真面目な反論やツッコミはご容赦ください。

現代日本では、多くの業界で人手不足が深刻化しているが、運輸業界、介護業界と並んで「人手不足」というニュースを聞くことが多いのが教育業界、つまり教師の不足である。

教師の成り手が不足していることの原因として、世間では「部活の顧問など、長時間労働をやらされているのにまともに残業代が支給されない」「いわゆるモンスターペアレントなど、保護者からの理不尽な要求」「いじめ問題など、勉学以外の面での子供の対応の難しさ」などの問題が指摘されている。
だが、俺が思うに、一番の原因は「頑張って大学で勉強して教員免許を取って教師になっても、近い将来失業する可能性が高い」ことを、皆がうすうす感じているからではないだろうか。

「少子化」「出生率の減少」「人口減少」といった言葉は、もはや毎日のようにニュースで見聞きするようになった。

「子供が減る」ということは、当然必要とされる学校も、そして教師も減るということであり、現時点では「教員不足」でも、このまま少子化が続けばむしろ「教員余り」になってしまう可能性が高い。
だから、今は人手不足でも、もうすこし我慢すれば人手不足は解消される‥‥と言いたいところだが、少子化の勢いをさらに上回るペースで教員志望者が減ってしまうかもしれないし、何より現在教育現場で働いている人々にとっては「待ってなんていられないから今すぐ何とかしてほしい」というのが本音であろう。

ならば、手っ取り早く教員不足を解消する方法がある。
それは‥‥

教師と生徒の恋愛をタブー視するのではなく、むしろ積極的に推奨することである。

もちろん、生徒に対するわいせつ行為や性犯罪を勧めているわけではない。推奨しているのはあくまで「結婚を前提とした、真剣な交際」である。

社会的にどんなにタブー視されていても、教師と生徒の恋愛というのが、漫画などのフィクションにおいて定番のテーマであるという事実は変わらない。

読者の皆さんにも、身に覚えがないだろうか? 小学校、あるいは中学校で、大学を出たばかりの若い男性教師が、やけに格好良く見えたこと。若い女性教師が、やけに美人に見えたこと。
卒業して数年経って改めて思い返してみると、それほど格好良いわけでも美人なわけでもなかったのに、子供の目には魅力的に映る、そんなことは珍しくはない。

「教師になれば恋人ができるかもしれませんよ」という宣伝文句で釣れば、同年代相手にはまったくモテない男女が一発逆転を狙って教師を目指すようになるだろう。こうして教員不足を解消するのである。
子供のほうも、「あの先生にふさわしいお嫁さんになりたい!」「あの先生と結婚しても恥ずかしくない男になりたい!」と思い、勉学にいそしむようになるだろう。
教員不足が解消し、非婚化・少子化も改善する。まさに一石二鳥の案である。

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