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夢日記667 ~ 大嫌いな先輩 ~

 私は、Sさん(男性)ら5名~6名の先輩といっしょに外出していた。外出先から皆で帰宅する途中、私はバスに乗る直前に、Sさんから次々と冷たいことばを浴びせられた。どうやら、Sさんは、私がSさんから送られてきたLINEのメッセージを既読スルーしていることに対して怒っているらしい。

 一方、私は、以前からSさんのことが嫌いだったので、急に冷たいことばを浴びせられて怒り心頭であった。私は、学生時代からSさんの空気の読めない行動のせいで自分がさまざまな被害に遭ってきたことや、そもそもSさんのことが大嫌いであることをカミングアウトしてやろうかと思った。なんなら、この場で真っ向勝負のケンカをしてもよいとさえ思った。

 なお、私がSさんのLINEのメッセージを既読スルーしていたのは、Sさんのことが嫌いすぎて、SさんのLINEメッセージを非表示設定にしていたからであった。私は、そのこともSさんに言ってやろうかと思った。

 このようなピリピリした状態で、私はバスに乗り込んだ。バスの最後部には10名ほどが座れるような広いスペースがあり、私はその一角に座った。後から乗り込んできた先輩方は、Sさんと私が険悪な雰囲気になっていたので、Sさんと私が近くに座ることにならないよう、座る位置に配慮して悩んでいるようであった。

 そして、Sさんは、まだ怒りのこもった鋭い目でこちらを睨んでいた。先輩方がどのように座ろうか悩んでいる中、私は「いつでも戦ってやる」という強い気持ちで、堂々と座っていた。

                             < 完 >

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