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夢日記816 ~ 逃げる準備 ~

 唐突に、父が叫んだ。

 「おい! 1階、警報出とるらしいぞ!」

 どうやら、我々が住んでいるマンションの1階で火事が起こったらしく、その火事が想像以上に広がっているらしい。当時、私がいたマンションの一室には、私の家族だけでなく、見知らぬ数名の人たちがいた。我々は、どうしたものかと動揺した。
 そんな中で、父は比較的に冷静であり、スーツ姿にガスマスクを着用した状態で、1階のようすを確認しに向かおうとしていた。一方、私は、いつでも外に避難できるようにしなければならないと思い、まずはトイレに行って用を足しておこうと思った。しかし、トイレの中で誰かが用を足している気配があったので、私はいったんトイレから離れた。
 ここで、私は、自分がだらしない家着の姿であることに気づいた。このまま外に出たら恥ずかしいと思った私は、服を着替えようとした。バタバタと着替えを始め、上半身に黒のTシャツ、下半身にチノパンを着用したところで、私は思った。

 「Tシャツ、白のほうがええかなぁ?」

                            < 完 >

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