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夢日記849 ~ わからない住所 ~

 私が住んでいるマンションの見た目が、急に大きく変わった。しかも、各部屋に風呂がないのか、体を洗うときには住人の共用のベランダに出て洗うしくみになっていた。ベランダには、体を洗うための石鹼や道具がズラリと並んでおり、かなり異様な雰囲気であった。私は、とりあえず共用ベランダで体を洗い始めたが、周りのマンションから私の姿が丸見えだったので、かなり不安をおぼえた。
 体を洗い終わったあと、私は6階の自室に戻ろうとした。しかし、なぜか自室のはずの場所で園芸教室が開かれており、もはや、そこは私の部屋ではなかった。
 困った私は、マンション内を歩き回って、自分の部屋を探した。その結果、思っていたのとまったく別のフロアに私の部屋があることがわかった。これは、いいかえれば、私が現在の自分の住所を正確に把握していないということになる。きちんと契約をしたわけでもないので、契約書もない。私は、「何日か待っていれば郵便物が届くだろうから、郵便物の宛先を見て自分の住所を確認しよう」と思った。
                             < 完 >

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