見出し画像

夢日記965 ~ 寝起きで外出 ~

 朝、半ば寝ぼけたような状態で布団の上で横になっていると、母から「京都行くで」と声をかけられた。私はそれでも布団の上で横になっていたが、しばらくして、再び母から声をかけられた。どうやら、京都で親族の墓参りか何かがあるらしく、どうしても家族で行かなければならないらしい。
 しぶしぶ私は起き上がろうとしたが、このタイミングで、私は先ほど声をかけてきたのが母ではなくて、何らかの妖怪であると感じ取った。私は慌てて布団から飛び起きて、辺りを見渡した。しかし、辺りには誰もいなかった。
 私は再び布団の上で横になったが、今度は父から「京都行くで」と声をかけられた。私は、改めて辺りを見渡した。すると、妹が病気なのか、布団で横になっていた。妹がそのような状態なので、どうやら父・母・私の3名で京都に行かねばならないようであった。このメンバーで外出することなど滅多にないので、私は気がすすまなかった。でも、今回はこの3名で行かねばならないようなので、私はしぶしぶ身支度を始めた。
 私は1週間ほどヒゲを剃っていなかったので、とりあえず、ヒゲを剃り始めた。洗面台の鏡に向かってヒゲを剃っている最中、私は、寝起きのせいで、体が寝汗で汗だくであることに気づいた。しかも、髪はボサボサであった。私は朝風呂に入りたい気持ちだったが、父や母が急かすので、今から朝風呂に入るなどと言うと叱られるかもしれない。そのようなことを考えながらヒゲを剃っていたが、ヒゲ剃りの切れ味が悪く、私はもどかしく思った。切れ味の悪いヒゲ剃りを駆使して懸命にヒゲを剃りつつ、朝風呂に入ろうかどうか、悩みながら起床。
                             < 完 >

↓ Kindle Unlimitedをご利用の方は、無料でお読みいただけます! ↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?