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ウィーンのカフェ文化の始まり

かつて オスマン帝国は2度にわたりウィーンを包囲。

しかし、オスマン帝国はウィーンに大きな恵みも置いていきました。

それは、コーヒー☕

1683年、オスマン軍が撤退するときに、置いていった荷物のなかにコーヒー豆。

この豆を煎って煮だして出来た黒い液体。

飲んでみると、これは美味しい😋💕

ウィーンの人たちは、あっという間にコーヒーの虜に。

そして、コーヒーを出すお店が「カフェ」と呼ばれるように。

カフェはほどなくして、ヨーロッパ中に広がることに。

19世紀以降、時には憩いの場となり、時には議論を交わす場となり、ウィーン市民には欠かせない場所となったカフェ。

ウィーンに行ったら、是非一度は行ってみましょう。

「ウィーンのカフェ文化」は、2011年にユネスコの無形文化遺産に登録されています。

世界遺産に比べると、響きがちょっとマイナー(?)かもしれませんが、

世界遺産が、「有形の不動産」。

対して 無形文化遺産は、「民俗文化財、フォークロア、公証伝統など」無形文化財が対象になります。

ちなみに、日本の無形文化遺産は、歌舞伎、能楽、和食等々、全部で22件(2020年12月の時点)

余談になりますが、コーヒーとよく一緒に食べられているクロワッサンは、実はウィーン生まれだそう。

私は、何故か ずっとフランスと勝手に思いこんでました😆


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