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「コロナを拒む若者」はメディアが作った虚像

最近かなり減ったけど、一時期「若者はワクチンを受けたがっていない」とか「SNSで見た間違った情報を信じている」とかいうことが盛んに報じられていた

でもこの話、ほとんどはメディアが作った虚像だと思う。

少なくとも、ぼくの周りの20代で、「ワクチンが不妊につながる(嘘情報)」とか「マイクロチップが入っている(嘘情報)」といったことを信じている人はいない。

知り合いの美容師さんはたくさんの大学生の散髪を担当しているけど、ほとんどが大学で接種しているか、接種したいけれど予約が取れないという状況だ。

もちろん、ほんの少数の「SNSの嘘を信じる若者」というのはいるのだと思うけど、それはかなりレアなケースだと思う。

ここで証拠としているのは、あくまでもぼくの周りの話だが、この記事を読んでいるみなさんの周りにも、おそらくそんな若者いないのではないだろうか。

だから、「ほとんどの若者がそう考えている」というふうに報じたメディアが作り出した虚像なのだと思う。

これって、根本的には、メディアや大人が、若者を「知識がない」、「騙されやすい」と馬鹿にしているからではないだろうか。

でも、実際、若者は馬鹿じゃない。もちろん社会的な経験は少ないとは思うけど、情報収集力は高いし、必要最低限の事実の判断ぐらいはできるのだ。

ワクチンを拒否する若者が一定数いることは事実だろうが、それを間違った形で伝えるのは明らかに間違っている。


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