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「結婚して一人前」の合理性を考える

皆様ごきげんよう、あみぃちゃんです。
先日会社の異動をかっくらいまして、その異動日が9/23などと言われ、ほとんど「今週末空いてる?」と友達に言われたような気軽さで異動になりました。いやどうなる私の転職。

今日は一昔前の価値観「結婚して一人前」について話します。こんな錆びついた価値観に何の用だと思われそうですが、意外と合理的なのかなとも思うので、ちょっと気分転換にお付き合いください。異動の荷物詰め面倒すぎる。

「結婚して一人前」ってどういうこと?

一昔前、といってももう30年位前のバブル前後あたりの価値観のような気がしますが、会社や世の中の風潮として「結婚して一人前」という世間の認識がありました。今では考えられないだろう、驚いていいんだぞティーンズ。
セクハラやらパワハラという言葉もなく、フツーに横行していた時代、女性はクリスマスケーキに例えられ、25歳で結婚できなければ売れ残り、男性も結婚できない(しないも含む)奴は仕事もできない奴と認定され、出世すら憚られるというびっくり仰天ニュースなクールJAPANでした。
でもって「なぜ結婚しないと一人前でないのでしょうか?」と聞いたところで「皆がしていることをできないのだから、仕事ができるわけがない」みたいな同調心理もびっくりの論理性のカケラもないことを言われて理不尽撃沈をするしかなかったあの時代。今はだいぶ緩和されてそんなこと言おうものなら即ホットライン案件になりました。結婚という言葉を出しただけでもセクハラ認定される過剰反応も見受けられますが。。

「結婚して一人前」を合理的に考える

でもね、ちょっと考えてみて欲しいのですよ。
「結婚して一人前」という言葉を全面的に肯定するつもりはもちろんありませんし「皆がしていることをできないのだから、仕事ができるわけがない」という論法には12cmハイヒールの刑を執行する所存ですが、本当に全くその要素がないのかと。
あみぃちゃんは結婚をするまでの諸々を考えた時、意外とビジネスの核心が詰まっていると感じるのです。だから「結婚して一人前」を全否定するのは違うな、と。
まず「探索能力」です。自分がフリーで、自分とフィーリングの合う同じくフリーの人間を探し当てる能力。(いや別に最悪相手はフリーじゃなくてもいいけども)そして、相手と付き合うまでの「交渉能力」。付き合ってから結婚願望があるかどうか、結婚をする決心を引き出せるかの「ヒアリング能力」。そして最終的に結婚という契約までこぎつける「営業能力」。これらがちゃんと段階を踏んで達成されたとき、自分の力だけで何もないところから契約を1つ取ったということになりますから、これは評価しても良いのではないでしょうか。厳しいことを言えば、授かり婚は営業能力を無視した枕営業だし、結婚相談所は前段の「探索能力」や「交渉能力」を無視したチート技なので、「結婚して一人前」のくくりには入りません。

「結婚できない(しない)奴」には問題があるのか

とはいえ、結婚しなくても幸せになれる時代ですから、絶対に結婚しなければならないわけでもないですし、結婚にメリットが感じられない相手と無理に結婚することはありませんから、やっぱり「結婚して一人前」は強引すぎる部分があります。
よく言われる「結婚できない(しない)奴はどこか欠陥がある」というのも偏見にすぎないし、そんなこと言ってるお前に欠陥があるわ、という感想しか抱かないのですが、意外と多いんですよね、この価値観も。
いいじゃんね別に、画面の向こうに住んでる嫁でも。
ただね、【知識と経験に無駄なものなし】という言葉もありますし、結婚は経験しといて無駄にはならないなーと思います、契約というものが身近に感じられるのと、相手との条件のすり合わせを営業職じゃなくても体験できるチャンスです、大人キッザニア。
結婚をしていないのはまだ俺が本気を出してないだけ、とお思いの皆様はぜひこの機会に大人キッザニアへお越しください。

「結婚して一人前」⇒「結婚して損はない」

何が言いたいかというとですね、結婚しなきゃいけないわけじゃないけど、結婚して損はないよってことです。一度自分の手で契約をする経験はしておいた方がいい。契約破棄(離婚)になるかもしれないけど、それはそれできっと得難い経験だし。
以前の記事でも書いた気がしますが、だから婚活をされる皆様におかれましては「恋活」をするように心がけて、自分の全身全霊をもって営業活動をしていけるとすごく人間的に成長できると思います。結婚はゴールじゃない、名言だね。ただ結婚をしても全然人間的に成長できないし、むしろ「結婚」に固執した思考停止になる可能性がある。
なんでも思考停止になったり、リスクを考えずに突っ走ったりすることが一番良くないですからね、それは高校までで卒業しとこうね。
人生幸せになるのが一番、とハッピーエンド厨のあみぃちゃんは思います。結局何が幸せかは人によってそれぞれですから、結婚なんて幸せの手段じゃないって人は別にそれでいいと思いますよ、あみぃちゃんが大好きで応援してる本郷奏多くんなんて結婚やら恋人やらの気配もなく笑顔で人撃って喜んでるし(サバゲーの話です)。

結婚は人生の墓場でもタスクでもなくて、大人キッザニアって結論がでたところで、本日の笑点お開きです。

また来週。

おわり

皆様サポートありがとうございます。サポートいただいたお金は、大切に貯金して娘のおもちゃを買ってあげようと思います。