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人の素行 vol.7 ガンディーの深い性善説(文字起こし回 後半)

人の素行を考察する中で出会った、
ガンディーのサティヤーグラハとは、のほぼ文字起こし、の続きです。
コテンラジオさんのこの回を聴きながら感動した、私の心の声もちょいちょい挟みます。

via 歴史を面白く学ぶコテンラジオ_COTEN RADIO 
↑リスペクト&超オススメ!!!

「すべての人間にはすごく強い良心がある。それはどんだけ深く埋もれていても必ずある。(ガンディの深い性善説がここにある)。
自分たちが不服従、要するに相手に全く従順じゃないのに、一切相手を攻撃しないと言う姿勢を見せ続けた時、その姿勢に対して人間は絶対に攻撃性を見せ続けることができない。」

今正に目の前でその攻撃性を見せてきている相手を、こんな風に信じ切れるか。。試して見たい気もするけど、すぐに心折れそうな気もすごいする。。

「人間はそれを普通にする能力を元来持っている。それを掘り起こすだけ。それが不変の宇宙の真理だ。その宇宙の心理で物事は進んでいく。」

この宇宙の心理に基づいた活動がサティヤーグラハ、なんだそうです。

= 一言で言うとしたら

「愛で愛を相手に気づかせる」

。。。。深い。言葉が見つからない。

「この心理を論理(理屈)で示すことは論外(無理)。行動で示すしかない」

何においても、これ。
果たして自分は、忍耐という行動の維持に、どこまで耐えられるんだろうか。。


当然様々な批判にさらされたそうです。例えば

批判者「非暴力活動によって自由を獲得した人なんて歴史上1人もいなくないですか?」と聞かれた際、(確かに一人もいない...)

ガンディー「歴史を学んでわかった事は、今まで歴史で起こらなかったことが、未来永劫起こらないとは限らないことです」

このサティヤーグラハの理念を、刑務所に入れられたり、当時イギリスに暴力を振るわれたり、家族を殺されている人たちに伝え、結果その人たちはサティヤーグラハの理念を信じて5000人以上の大行進(賛同者)を実現させている。

ジーーーン。。涙


またガンディーは、行動を起こす時、その相手となる国の政府に手紙を毎回送っていたのだそう。

その政府側の人間「この状況で非暴力で本当に成し遂げられると思っているのですか?(高圧・攻撃的に)」
ガンディー「(笑顔で)はい、思っています。あなたに協力してもらって成し遂げられます。」

結果、その人が協力したことによって、成し遂げたのだそう。

か、か、カッコえーーー涙(感動)


非暴力・不服従で戦うスタイルのガンディーに対して、
180度真逆の、
恐怖と敵意で先導しようとしたヒトラーと同じ時代に起きたという歴史の面白さを、コテンラジオさんは超絶パッケージ力で魅せてくださいました。

その後ドイツとインドが史実上どうなっていったかを考えれば、現代に生きる我々がどう選択すればいいのかを示してくれているようです。


、、、い、言うだけはカンタンだけども。汗汗

サティヤーグラハは机上の空論でもなんでもなく、歴史に大きな爪痕を残した理念であると同時に、この壮絶な時代背景とガンディーの生き様はまるで、
大作映画を一本見た後のような、形容し難い深い感情が湧き起こり、心が揺り動かされました。

次回、
前々回~前回に渡って、リスペクト&勝手な宣伝と共に、お送りしたサティヤーグラハの理念を知り、
私がなぜ人の素行考察と接続できたのかについて。

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