自分を形づくることば


じぶんの思想の源泉を振り返ったりするのは、わりとおもしろいよ、というはなし。


ぼくは1年ほど前から、コルクラボというところで、コミュニティをつくる勉強をしている。
いっしょにマガジンをやっているサクちゃんとは、そこで出会ったのね。


ラボではコミュニティを学ぶための色んな試みが行われているのだけど、メンバー専用の掲示板があって、そこでは自分をより深く理解するための「お題」が毎週出されている。

(なんでコミュニティを学ぶことと自分を理解することにつながるのかはこの名作ノートをご参考あれ)


ラボの掲示板は外のひとからは絶対に見れないし、メンバーが何を書いても否定されないカルチャーがあるから、安心なのでかなり本音に近いし、誰にも言えなかったような突っ込んだことも書けてしまう。


それで、いろんなひとの答えに触発されながらじぶんなりの答えを書いてみると、じぶんが書いた内容から思いもよらない気づきがあったりで、おもしろい。

(たぶんだけど、ひとは自己理解とか思いもよらなかった自分を発見させてくれるような場所に、ものすごく愛着をもつのだとおもう。)


ぼくらはつねに他社の視線に常にさらされていて、集団の中でイタくならない範囲での個性、自意識過剰と言われないバランス感覚を試されている笑。

そんな中で、100%自意識にフォーカスできる安心な環境があるのはありがたい。
なんせ、自分のことがわからないと、しあわせに向かってどう舵をきっていいかわからない。


今回のお題がとくに面白かった。

月次のテーマが「自分の哲学を知る」なんだけど、その2週目である今週のお題が

「あなたが装備してきた言葉(名言)はなんですか?」

「装備してきた言葉」という表現はお題提供者のオリジナルな表現だけど、RPG好きとしてはすごくしっくりくる。要は、「自分の幹に影響をあたえた言葉」のこと。

人生を振り返って、時期ごとにとくに大きな影響を受けたことばを振り返ってみた。

(以下はぼくの回答ね。)

★★★★

「勇者とは人に勇気を与える者のことだ」

小学生の時に読んだ「ダイの大冒険」より。
この頃からずっと勇者になりたいと願っていて、じぶんの根っこにある言葉だなとあらためて感じた。

「すべての王道は邪道から始まる」

これは、大学時代に仲間と考えたことば。
国立大学としては底辺校のひとつであるわれらが母校らしいマインドとして笑、すごく気に入っている。
弱小が奇策で競合に勝つのが『ジャンプ』っぽくていいよねw

「他人の人生を生きるな」

これはジョブズだったかな?
要所要所で自問自答してることばだな。この問いを噛ませることで、いい感じにメタ認知できて、人生の主体性・オリジナリティの確保にものすごーく役に立っている。

「コントロールできないものに執着しない」

研修医のときに読書にハマりだしたときに傾倒した本田直之さんの言葉のなかでも、いちばんすきなやつ。
もともと低カロリー人間だから、何に集中するかの配分を考えていかないと、すぐにどーでもいいことに埋もれてしまう。
いろいろなモノコトに囲まれていて不安になるけど、そのうちいくつかは「どうせコントロールできないしね」って切り離せたりするから、振り回される頻度は減ったな。

「ゆうすけさんは嘘がないから素敵です。」

これは、大学時代の部活のチームメイトの後輩からもらった言葉。
いまさらながらこの言葉が自分の人生に与えた影響の大きさにびびっている。

自分に嘘がない状態で生きることがここまで幸せに直結するとはおもわなかった。
年ごとに、だんだんとその純度が高まっていってる気がして、うれしくおもっている。

「悲しみを乗り越えるとは、喪失に意味を与えることである」

去年、グリーフケアの本で読んだやつ。
大きな喪失による消せない痛みはあるけれど、そこに自分なりに意味を見出すことで、人生がより深く、豊かになっている感覚がある。
喪ってしまったひとたちによって、特段やりたいこともなく空白の多かったぼくの人生に「生きる意味をいただいている」感覚がある。

★★★★

とまぁ、こんな具合に「装備してきた言葉」を振り返ってみると、なんとなく、自分なりの「豊かさ」と、その純度を追いつづけているんだなぁーということがみえてきた。

逆に、捨ててきてしまったことばもある。
そこに、価値観の変遷がある。

「自分の哲学」というのは、影響をうけた名言(誰かの哲学)の集合体にほぼ等しくて、それをベースに、じぶん固有の経験から紡ぎ出したことばをあてることによって完成するものなんだろうな、とおもった。


ぐるぐるまわっていろんなものを吸収しては捨てたりを繰り返し、だんだんとよくわからないじぶんの中心に近づいていく感じ。

その中心の把握がより精緻だとじぶんでおもえたら、幸せになりやすいんじゃないかな。


仲良いひととやるのもいいし、ひとりでじっくり向き合ってやるのもおもしろいとおもうよ。


おしまい。


【ついしん】

マガジン「月刊 自己肯定感」、おかげさまでとっても多くのひとに読んでもらっていて、ありがたさで涙と鼻水が止まりません。(花粉は関係ない)

2月分だけ登録形式をミスったので別枠になっているけど笑、どんなこと書いてあるかをのぞいてもらうお試し版みたいに機能するから、むしろ好都合かもしれないと開き直っております。

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Dr. ゆうすけ

「安心の居場所」「コミュニティ」

自己肯定感の源泉となる「安心の居場所」や、幸福の手段としての「コミュニティ」について。 競争で勝利することや、成功を追いつづけることが幸せに決してつながらないことに多くのひとが気づきだしている中で、幸せになる手段としてのコミュニティや、それをつくるために必要な幸福論・哲学...
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