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10月2周目の日記:「ふつうの相談」と友情論、看病week

今週は子どもたちが体調を崩してしまい、すっかりと大変な1週間になった。最後は盛大なゲロで1週間を終えた。

そんななかだったが、東畑開人の『ふつうの相談』を読み終えることができたのは、とてもよかった。いい本だった。最近もっぱらテーマにしている「友達論」に示唆を与えてくれる本だった。

なぜぼくが友達論を気にしているかというと、育児の過酷さも、将来の不安も、その他の傷も、ケアできるのは「友達」なのではないか?と思うからだ。しかし、「友達」にケアを託すのは、簡単なことではないとも思う。そんなふうに「面倒で複雑な悩みを癒す、友達とは何なのだろう?」というのがぼくのもっぱらの関心だ。

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