見出し画像

第11回駒場祭 オンライン演奏会【音打舞台】

こんにちは!東京大学ぺるきゅしおんあんさんぶるです!🍂✨
11月25日(土)と26日(日)に第11回駒場祭演奏会【音打舞台】を開催いたしました😊🙌
ご覧いただいた皆さまありがとうございました!

「なんだ?その四字熟語みたいなタイトル…。」
わかります、未だに私も読むのに2秒くらいかかります😅

第5回五月祭演奏会は【音打空間】と書いてIn the Space
第11回駒場祭演奏会は【音打舞台】と書いてOn the Stage

五月祭では、音で空間を彩ることをコンセプトに、6曲ほどYouTubeにてお届けいたしました🥁🫧
第11回駒場祭では、音で舞台を彩ります🌈🎶
対面の舞台も、オンラインの舞台も色とりどりな音を響かせますよ😊

<日時>
11/25(土)  開演13:00
                  オンライン演奏会@YouTubeプレミア公開
11/26(日)  開演9:30 (開場9:00)
                  対面演奏会@東京大学駒場キャンパス

こちらの記事ではオンライン演奏会のプログラムを公開しております。
対面演奏会のプログラムはこちら

オンライン演奏会はこちら🌟




~ごあいさつ~

 

 今回の駒場祭演奏会「音打舞台(On the Stage)」は、オンライン演奏会のみであった五月祭演奏会「音打空間(In the Space)」と対比する形で、対面とオンラインの両方を用いて打楽器の魅力をお伝えできればと思っております。打楽器アンサンブルのオリジナル曲から流行のポップス、当団ではお馴染みとなりましたドレミパイプ、そして対面・オンラインでの大人数アンサンブルなど、どれも打楽器の魅力を存分に盛り込んだ演奏になっております。ぜひ最後までお楽しみください。
 最後に、演奏会の開催にあたりご尽力くださったスタッフの方々、お越しくださったお客様、そしてこの演奏会に携わった全ての皆様に、この場を借りて心より御礼申し上げます。

代表 磯貝勇輝




~曲目~


Losa
It's a small world
ロミオとジュリエット
アイドル
Riverdance
オーメンズ・オブ・ラブ






~曲紹介~


Losa

打楽器二重奏&カホン | comp. Emmanuel Séjourné

 Losaという単語には日本語で平板・石板・墓石といった意味があります。マリンバやヴィブラフォンは「音板」を叩く楽器ですから、演奏する楽器自体を指していると読み取ることができます。曲紹介にあたって、他にどのような解釈ができるのか少し考えてみたいと思います。
 石板には、それを前にしたときに立ち止まって何か考え事を促すような不思議な力があります。例えば史跡には記念碑が立てられ、遺体を埋葬した場所にはお墓が立てられますが、何もない場所に石板を立てるということはあまり無いかと思います。別の見方をすると、そこに立てられた意味を想像し、歴史や故人に対して思いを馳せるきっかけを与える装置としての機能が石板にはあると言えます。
 一方で、「この曲はフラメンコからインスピレーションを受けた」というコメントが楽譜にあります。フラメンコといえば、激しく情熱的な踊りやエッジの効いたリズムが連想されます。あるいは、派手な衣装やにぎやかな市場、お祭りの風景が思い浮かぶのではないでしょうか。実際、この曲は静と動がはっきりと分かれており、踊りだしたくなるようなヨコノリのグルーヴを持っています。
 作曲者の言葉として提示した「Losa」と「フラメンコ」には一体どのような関係があるのでしょうか?私達は、これらは対照的な意味を持ったモチーフなのではないかと考えています。
 お祭りというのは多くの人が集まる交流の場である一方で、しばしば死者への弔いといった儀式としての側面を持っています。日本でいえば、お盆の時期は親戚が集まってにぎやかになる一方で、お墓参りをして物思いにふけるような場面もあります。このように、明るく楽しい気持ちと過去を想って感傷的になる気持ちは案外セットでやってきて表裏の関係にあるのではないでしょうか。
 「Losa」という曲名には、そのようなミックスされた微妙な感情をマリンバとヴィブラフォンの音板上で描き出したいという想いが込められていると私達は解釈します。今回の演奏からそのような繊細な心の動きを感じ取れたとしたら、奏者として冥利に尽きます。

Losaの「板」「墓石」のイメージ画像です🪦
演奏しているのに止まって見える👀
まさに静と動です。
この一枚で曲想と演奏風景が伝わりました??




It's a small world

ドレミパイプ八重奏 | comp. シャーマン兄弟

 「It’s a small world」は、1964年にウォルト・ディズニーの新たなアトラクションに寄せて作曲されました。そのアトラクションは、ボートに乗って世界中の子供たちのもとを訪ねるもので、国際連合児童基金ユニセフの依頼を受けたウォルト・ディズニーが、ニューヨーク万国博覧会に向けて制作しました。テーマソングとして提供された「It’s a small world」は様々な言語に訳しやすいように、短く簡潔な歌詞で世界平和を歌っています。また、ユニセフの希望により、ディズニーが著作権を放棄した唯一の楽曲と言われています。
 今回は「It’s a small world」を団員の編曲でドレミパイプで演奏します。三拍子のアレンジや、時に可愛らしく、時に力強いドレミパイプの音色など、ぺるあんならではの演奏をお楽しみください。

ジャジャーン!37本です!!🌈
の図です
子供はもちろん、大人も👨‍👩‍👧‍👦
聞いたら誰もが叩きたくなる一曲ですよ🌏💫




ロミオとジュリエット

打楽器六重奏 | comp. Sergei Sergeyevich Prokofiev

 「ロミオとジュリエット」は劇作家シェイクスピアの戯曲で、悲劇の恋愛物語としてよく知られています。これを題材とした音楽作品も多く、ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフのバレエ音楽はその中でも有名なものの一つです。本日はその中から2曲をお送りします。
 “少女ジュリエット”(組曲第2番第2曲、バレエ第1幕第10曲)は、舞踏会を前にした少女ジュリエットのはつらつとした気持ちを描いた曲です。活発に飛び跳ねるような旋律から始まり、中間部では女性的で優雅な一面も見られます。軽やかで可愛らしい音楽をお送りします。
 “モンタギュー家とキャピュレット家”(組曲第2番第1曲、バレエ第1幕第7,13曲)の激しく威圧的な冒頭は、街頭での両家の騒乱を寸前に警鐘と共に現れ、争いを警告する「大公の宣言」です。その後の重く威圧的な旋律は、舞踏会で鎧を着た「騎士たちの踊り」と、堂々と重々しい旋律の「決闘」、中間部の楚々とした「ジュリエットの踊り」が象徴的な対比を見せます。重々しく格式ばった旧家の威圧感を感じさせる音楽をお楽しみください。
 本日はこの2曲を打楽器6重奏で演奏します。打楽器が作り出すロミオとジュリエットの世界をぜひお楽しみください。

「モンタギュー家とキャピュレット家」のテーマは
誰もが耳にしたことはあるのではないでしょうか?
重厚な世界観をお楽しみください!




アイドル

打楽器五重奏 | comp. Ayase

 「この芸能界において、嘘は武器だ。」

  公式MV再生回数3億回超、各種SNSで社会的に大流行したアニメ「推しの子」主題歌 「アイドル」を演奏します!!
 この曲はアイドルのキラキラした側面と、メンバーから嫉妬を受けたり、嘘を吐いたりしながらも完璧で究極のアイドルに成長する主人公、星野アイの心境を表現しています。アイドルという偶像の二面性を表現したこの曲に、誰も彼も虜になったのではないでしょうか?
 とびきりの愛を込めて演奏します!一番星を宿した唯一無二のメンバーによる「アイドル」をお聞きください!

「この駒場祭において、音楽は武器だ。」

メンバーで星野アイ⭐️ポーズをしました〜!!
「演奏はとびきりの愛なんだよ?」
コール、合いの手お待ちしております!みんなで盛り上がりましょう〜!




Riverdance

打楽器九重奏 | comp. Bill Whelan

 世界的に有名な舞台作品『Riverdance』は、1994年にヨーロッパの音楽コンテストである、ユーロビジョン・ソング・コンテストの幕間に披露された約7分間のパフォーマンスが起源となっています。体幹や腕を使わず足の動きだけで踊るアイリッシュ・ステップダンスとアイルランド音楽を軸に構成されたこのパフォーマンスは、高い評価を受けました。その圧倒的反響をうけ『Riverdance』は舞台作品として生まれ変わり、初演から30年が経過しようとしている現在でも世界各地で観客を魅了し続けています。
 今回は、そんな『Riverdance』のタイトルトラックを、打楽器九重奏でお届けします。ぺるあんでも過去に一度演奏したことがありますが、今回の演奏会に際して、豊かな響きをもつ原曲の魅力がより伝えられるように、それでいて聞かせたい音をよりクリアに届けられるようにリアレンジを行いました。
 3台のマリンバとヴィブラフォンを中心とした重厚なコラールから始まり、テンポも曲調も様々に移り変わっていきます。太鼓群によるアイルランド音楽独特のリズムや、様々な鍵盤楽器がユニゾンで奏でる早いパッセージと、各セクションに存在する聞きどころに耳を傾けつつ『Riverdance』の世界観をお楽しみください。

2016年駒場祭からのリアレンジです💃
7年ぶりですね!
というわけで、演奏はみな初めて🆕
1年生と4年生でお届けします😊




オーメンズ・オブ・ラブ

打楽器十重奏&ベース | comp. 和泉宏隆

 「OMENS OF LOVE」は、1980年代を代表するフュージョンインストゥルメンタルバンドである、T-SQUAREの曲です。この曲は、歌謡やピアノソロなど、様々な編成で時代を超えて愛されています。特に、真島俊夫編曲の吹奏楽版「オーメンズ・オブ・ラブ」は、同バンド原曲の「宝島」と並ぶ吹奏楽ポップスの名高いマスターピースとして、皆さんも聞いた事があるのではないでしょうか。
 今回は、この「オーメンズ・オブ・ラブ」をぺるあん独自の編曲で演奏します。繊細でありながらも力強さに満ちた演奏は、様々な心の揺らぎや葛藤の中でも「オーメンズ・オブ・ラブ」、「出会いの予感」を信じて自分なりの未来を決断してゆく、私たちの在り様を映し出すかのようです。団員の遊び心あふれるオリジナルなアレンジにも注目です!ぜひお楽しみください。

8割は元吹奏楽部員なので…
久々やりたーい❗ということでやりまーす!
吹奏楽の伴奏民がついに主役…🥹
打楽器だからこその力強いオーメンズをどうぞ🙌💕






~「ぺるあん」について~


 2013年に設立された打楽器アンサンブル団体で、今年で設立11年目となります。演奏を通して打楽器の魅力を伝えることを目標に活動し、毎年演奏会を開催しています。
 さまざまな大学の打楽器が好きな人たちが、自由な雰囲気で仲良く練習しています。

ここにも設置⚒️
立て看板のデザインです🎙️🍷
キャンパスにて実物も見つけてくださいね!👯‍♀️



こちらもチェック!

◆各種SNS
過去の演奏動画が見たい!
公式YouTubeチャンネルへ!

今後の活動や演奏会の情報を知りたい!
公式X(旧Twitter)で当団の活動の様子を発信しています。
FacebookInstagramでも情報発信中!

◆お問い合わせ
ut.percussion[at]gmail.comまたは公式X(Twitter)のDMまでご連絡ください。

◆今後の活動
来年の春にスプリングコンサートを開催する予定です!詳細は、決まり次第X(旧Twitter)などの公式SNSにてお知らせいたします。



Special Thanks to …
収録会場・練習会場:プロフェッショナル・パーカッション / スタジオSHINKI / 古石場文化センター / レンタルスタジオ MIBビル


#音楽 #演奏会 #打楽器 #アンサンブル #ぺるあん #東大 #ドレミパイプ  #ボディパーカッション #駒場祭 #YouTube演奏会 #Losa #小さな世界 #ロミオとジュリエット # アイドル #Riverdance #オーメンズ #YOASOBI #推しの子 #打楽器3重奏 #打楽器5重奏 #打楽器6重奏 #打楽器8重奏 #打楽器9重奏 #打楽器10重奏 #東京大学ぺるきゅしおんあんさんぶる #打楽器サークル


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?