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[春] 色で見る、季節の和色・洋色


春を連想させる色を、和色・洋色それぞれで選んでみました。


日本の伝統色は色の名前に季節を落とし込んでいるのものが多く、古来より暮らしとともにあったのだと感じます。

洋色は直感的な名前が多く、色合いもハッキリとしたものが多いです。



和色

春のピンク


春といえば花の季節。早春から春本番まで、さまざまなピンクの花を咲かせます。


日本の国花でもある「桜」は春を象徴する色。開花を心待ちにしている方も多いと思います。

季節を身につける着物でも「枝つきの桜」以外でしたら通年で着用できるほど、日本文化にも根付いている花です。


聞きなれない「退紅(あらぞめ)」は、昔は高貴な人にのみ着用が許された色でした。



春に関する名前がついた和色


開花や芽吹きの季節なので植物の名前が反映されて、明るく気持ちが前向きになる色が多いです。


「萌黄(もえぎ)」の言葉の響きも良いですよね、好きな色のひとつです。




洋色

春を連想するペールトーン


柔らかなペールトーンは春を連想させます。

春の女性服はこの色合いが多くなりますし、子ども服や幼稚園・保育園サイトに使用されることが多い色でもあります。



春に関する名前がついた洋色


和色と比べると彩度が高い洋色。


春先にほわほわの花をつける「ミモザ」の黄色は、西洋では春の象徴カラー。

イタリアでは3月8日の「国際女性デー」に男性から女性にミモザの花を贈る習慣があり、日本でもフラワーショップでミモザがたくさん並ぶようになりました。



良い春をお過ごしください。




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