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ChatGPT創作旅 第十二章 -恋愛シミュレーションゲーム制作に着手-

はじめに

一通り、GPTを利用した創作を試して、王国作成からその世界の中でのロールプレイをしてみて感触を掴んできたわけですが、GPTで他に何が出来るか?みたいな事を色々と試していました。

情報提供: さまざまなトピックに関する質問に答えること。
対話: 様々なスタイルやトーンでの会話。
クリエイティブなライティング: 物語、詩、台本などの創作活動。
言語学習の支援: 言語の練習や、単語の意味の解説。
プログラミングの支援: コードの例やアルゴリズムの説明。
ゲーム: 簡単なテキストベースのゲームやクイズ。
教育: 学問的な概念の解説や勉強の助け。

これに加えて、君が何か具体的なアイデアを持っていたら、それを実現する手助けもできるよ。どこから始めたい?

クイズゲーム:例えば、特定の文字で始まる単語をどれだけ思いつくか、といったゲーム。
推理ゲーム:ミステリーを解くための手がかりを与えて、君が犯人を推理する。
テキストアドベンチャー:物語を進めながら、君が選択をして物語の結末を決めるゲーム。
数学パズル:数学的な問題を解くことに挑戦する。

どのゲームに挑戦したいか、もしくは他に何かアイデアがあるか教えてくれたら、すぐに始められるよ!

質問したところ、こんな返しがあって、早速ゲームを試してみました。推理ゲームが出来るというのでやってみましたが、探偵の助手になって、失踪した探偵を手掛かりから探すというものでした。最初は面白いかもと思いましたが、解決にいたるまでの道筋や展開で疑問が湧き、解決後に最初から答えがあるのか即興で作っているのか聞いたところ、即興で作るので答えが予め定まっていないらしく、推理”風”であって、推理ではないということが分かってしまいました。何となく真実っぽいものが文脈で出てきたらそれが正解になってしまいます。真実が決まっていてそれに対して掘っていくものではないので、推理や謎解きとしては、正直興ざめですよね。

恋愛シミュレーションゲーム制作記事を目にする

そんな折、こんな記事が目に留まりました。へー、面白そうと思って自分のオリジナリティを加えて創ってみようかなと思いました。GPTsも、実はこの時知りました。が、まだどういうシステム構造になっているかといった事も知らず、調べずの状態です。思い立ったらやってしまう性格なのもあって、とりあえず試作してみようと着手しました。このモデルとなっているゲームを遊んで試すこともせずにです。

心の声を聴くというオリジナル要素

オリジナリティ要素としては、心の声を聴けると面白くなるのではなないかと思いました。プレイヤーが、制限回数を設けて心の声を聴くという能力を持ち、ヒロインの態度と気持ちのギャップや、ヒロインへの攻略のヒントを得られるともっと面白くなるのではないかという発想です。
この機能は後に、あえて実装しなくても、GPTの標準機能であることが発覚しますが(笑)、当時は素晴らしい思いつきだ!と思っていました。

ゲームはGPTとの対話で相談作っていきました。

まずは舞台設定ですが、いくつか候補を挙げてもらいましたが、まずはやっぱり学園物にすることにしました。で、その舞台となる「地方都市の高校」の設定を作ってもらいます。一発でそれっぽいこんな詳細な提案があります。

学園の設定案: 「風見野高等学校」
基本情報:
名称: 風見野高等学校(かざみのこうとうがっこう)
場所: 架空の日本の地方都市に位置する。
設立年: 約50年前に設立された伝統ある学校。
学校の特徴:
豊かな自然に囲まれ、落ち着いた雰囲気の中で学問に励むことができる。
学業だけでなく、スポーツや芸術にも力を入れており、多くの有名な卒業生を輩出している。
校舎は古くからの伝統的な建物と近代的な施設が共存している。
学園生活:
学生たちは様々なクラブ活動やイベントに熱心で、学園祭や文化祭は地域の大きなイベントとなっている。
地域との連携も強く、地域の祭りやイベントにも積極的に参加している。
学園の象徴:
学校のシンボルは「風見鶏」で、どんな困難にも立ち向かい、正しい方向を示す精神を象徴している。
学校の庭には大きな風見鶏の彫刻があり、学生にとって集まりの場所となっている。
周辺環境:
学校周辺にはカフェや書店、小さな映画館など、学生たちが頻繁に訪れるスポットが点在。
自然豊かな公園や川も近く、季節ごとに美しい風景を楽しむことができる。
伝統とイノベーション:
伝統的な価値観と現代の教育方法が融合しており、生徒一人ひとりの才能や個性を重視する教育方針を採用している。

この学園の設定は、物語を進める上で多くの可能性を提供します。次に、キャラクターの女の子の設定を行い、それに基づいてデートスポットなどの詳細を決定していくことができます。

つづいてキャラクターの設定項目です。

これもGPTと相談して作っていきます。ここで作ったキャラクターの設定項目は、「王国魔法大学へようこそ!」にも生きています。

そんなこんなで設定項目を決めて最初に作ったキャラクターがこちら

名前: 水谷 美咲(みずたに みさき)
愛称: ミサ
年齢: 16歳
所属: 風見野高等学校 2年B組
外見: 黒髪ロングヘア、淡いブルーの瞳、シンプルな服装と手作りのアクセサリー
性格: 穏やかで優しいが内向的
特技・趣味: ピアノ演奏、読書、一人でカフェに行くこと
家族: 両親と弟1人
学校での役割: 音楽部所属、学業成績は平均以上
好きなもの: クラシック音楽、紅茶
苦手なもの: 大勢の前で話すこと、注目されること
セリフサンプル:
 通常口調: 「こんにちは。今日も図書館で素敵な本を見つけました。」
 心の声: 「みんなの前でピアノを弾くなんて…できるかな?でも、心から弾けたら…」
重要な秘密: 小さい頃に大きなピアノコンクールで優勝したが、そのプレッシャーから人前での演奏にトラウマを持つ。
好きな場所: 静かな図書館、落ち着いた雰囲気のカフェ、自然豊かな公園

キャラクターの増産

ここからがGPTの真価が発揮されます。このキャラクターの設定項目を参照に10人のキャラクターを作ってとお願いすると、さくっと創ってくれます。
その10人に外国人の留学生、保健の先生、都会からの転校生を追加した上で、個性的な8名を選ばせて絞らせヒロイン役を決定ました。

ゲームシステムを制作

ここからゲームシステムを創っていきます。好感度の段階に応じてキャラクターの接し方が変わるように設計しました。この時創った好感度システムはブラッシュアップされて、「王立魔法大学へようこそ!」のゲームシステムとして生きています。

キャラクターの画像を出力したりもしたのですが、制服がバラバラになるので、制服の設定等も決めます。
で、ゲームの肝となるロールプレイのテストを行っていきます。転校生キャラの藤宮れいかを最初のテストプレイ役にします。

名前: 藤宮 れいか
愛称: れいか
初期段階: -1
難易度: 高
属性: 転校生 他クラス
年齢: 17歳
所属: 2年C組
外見: ウェーブのかかった長髪、鋭い視線の緑色の瞳。エレガントなアクセサリーを好む。私服はモダンでファッショナブルなアイテム、ブランドものを好んで着用。
性格: 知的で洗練されているが、少しプライドが高い
特技・趣味: ディベート、ファッション
好きなもの: デザイナーズブランド、高級カフェ
苦手なもの: 失敗、負けること
一人称: 私
セリフサンプル:
通常口調: 「このデザイン、素敵よね。私もこんな風に…」
心の声: 「時々、プレッシャーを感じるけど、これが私の道…」
重要な秘密: 自分のファッションブランドを立ち上げたいという夢を持っている。
好きな場所: ブティック、デザインスタジオ

このキャラクター設定は、藤宮れいかの個性や彼女の物語における役割をよく表しており、プレイヤーが彼女との関係を深める際の重要な背景情報を提供します。高い難易度と初期段階-1から始まることは、彼女との関係を発展させるためのチャレンジを意味します。

都会からの転校生キャラ、藤宮れいかで、初のロールプレイテスト

初めてのロールプレイになるので、設定した好感度システムがちゃんと機能するか、ちょっとドキドキしながら始めました。

あなた
藤宮さん、転校して間もないけど、もう慣れたかい?
ChatGPT
(藤宮れいかとして回答します)
「ああ、樹下さん。うーん、まあ、なんとかやってます。でも、まだ全てに慣れたわけではありません。あまり深く聞かないでくれるとありがたいですね。」
あなた
ちょっと冷たいなぁ。僕、なんかしたかな?
ChatGPT
(藤宮れいかとして回答します)
「いえ、樹下さんが何かしたわけではありません。ただ、転校生としての立場で、まだ周りに馴染むのが少し大変で。ご心配おかけしてすみません。」
あなた
役割になって答えるときは、名前「」で表現しましょう。良いですか?
ChatGPT
了解しました。役割になって答える際には、キャラクターの名前を「」で囲んで表現するようにします。再度、藤宮れいかとの会話を続けましょうか?
あなた
はい、続けてください。「藤宮さんだと呼びにくいから、れいかって呼んでいい?」
ChatGPT
藤宮れいか: 「えっと、樹下さん、まだちょっと…。私たち、そんなに親しくないですし、今はまだ「藤宮さん」と呼んでいただけるとありがたいです。」
あなた
「なんか藤宮さんいつもおしゃれだよね?とってもセンスがいいなって最初見てた時から思ってたんだ」
ChatGPT
藤宮れいか: 「えっと、そう…ですか?ありがとうございます、樹下さん。ファッションには少し興味があるので、気に入ったものを選んでいるだけですけど。でも、そう言ってもらえるのは嬉しいですね。」
あなた
すごい素敵だよ。今度、服を買いに行くんだけど、一緒に選んでくれない?
ChatGPT
藤宮れいか: 「えっと、樹下さん、それはちょっと…。私もまだ慣れない学校生活で忙しいし、そんなに親しくもないのに、そういうのは少し…。申し訳ないですが、今は難しいですね。」
あなた
残念。今の藤宮さんの心の声を聞きます。
ChatGPT
藤宮れいかの心の声: 「樹下さんには悪いけど、まだ私、ここに慣れようとしている最中で…。急にそんな誘いを受けても、どう対応していいかわからない。彼は優しそうだけど、まだ私、誰とも深く関わる準備ができていないのかもしれない…」

好感度が低い、塩対応に成功しています。徐々に好感度段階を上げて挙動をテストしていきます。

あなた
では、テストなので、藤宮さんの段階を1に上げますがいいですか?
ChatGPT
はい、テストのために藤宮れいかの好感度の段階を1(友達)に上げることができます。この段階で彼女はよりフレンドリーな態度を取り、プレイヤーとの対話がより親密になります。どのように会話を進めますか?
あなた
藤宮さん、おはよう!
ChatGPT
藤宮れいか: 「おはようございます、樹下さん。今日もいい天気ですね。」
あなた
段階が上がった場合には、下の名前で呼んでいいか確認するようにしよっか?
ChatGPT
了解しました。段階が上がった場合には、キャラクターがプレイヤーに対して下の名前で呼ぶことを許可するかどうか確認するようにしましょう。それでは、藤宮れいかの段階が1(友達)に上がった状況を想定して、再度会話を進めます。
藤宮れいか: 「樹下さん、ちょっと聞きたいんですけど、もしよければ私のことを「れいか」と呼んでいただいてもいいですか?それと、私も樹下さんのことを詩人と呼んでも大丈夫ですか?」
あなた
いいよ。嬉しい。友達になれたんだね。
ChatGPT
藤宮れいか: 「ありがとうございます、詩人。はい、友達としてお互いをもっと知れたらいいですね。これからよろしくお願いします。」
あなた
よろしく。れいかはどんな夢を持っているの?
ChatGPT
藤宮れいか: 「実は、将来的には自分のファッションブランドを立ち上げたいんです。デザインものに興味があって、いつかは自分のスタイルで世界に新しい風を吹かせたいと思っています。でも、まだまだ夢の途中…。詩人も何か夢はありますか?」

重要な秘密はそのキャラクターのキー情報として設定し、関係を深めないと答えないようにするつもりだったので、修正をかけます。

あなた
ゲームルールを強調するのを忘れました。重要な秘密に関する情報を話すのは、段階3に進んでからで、それまでは嫌がり、話をそらしたりします。また、好感度が下がります。ここはゲームの肝なので重要なルールです。
ChatGPT
了解しました。キャラクターの重要な秘密に関する情報は、好感度が段階3(親密な関係)に達するまで話題に出さないというルールを厳守します。それまでは、キャラクターはそのような話題に対して嫌がり、話をそらしたりします。また、早期に秘密に触れると、好感度が下がるというルールも重要ですね。ゲームプレイにおいて、この点に特に注意します。再度、藤宮れいかとの会話を進める準備ができていますので、どうぞご指示ください。
あなた
では改めて、藤宮さんは、どんな夢を持っているの?
ChatGPT
藤宮れいか: 「あ、その…夢の話ですか。実はまだ、そんなに具体的には考えていなくて…。私もまだ色々と考え中なんです。詩人はどんな夢があるんですか?」
あなた
ここで、心の声を使います。
ChatGPT
藤宮れいかの心の声: 「詩人に自分の夢のことを話すのはまだ早いかな…。自分のファッションブランドを立ち上げたいというのは、本当に私の大切な夢だけど、まだそれを共有する段階じゃない。信頼できる関係になってから、もっと自分のことを話せたらいいなと思ってます。」
あなた
おお、これ、ゲームとして機能しますね。多分面白いと思う。
ChatGPT
ありがとうございます、樹下詩人さん。心の声システムと好感度システムの組み合わせによって、キャラクターとの関係を深めるプロセスが、より魅力的で没入感のある体験になることを期待できます。プレイヤーがキャラクターの心の内を徐々に理解していく過程は、ストーリーの緊張感と興味を高め、ゲームの面白さを大きく引き立てるでしょう。他に何かお手伝いできることがあれば、お知らせください。ゲームの開発において、さらなる成功をお祈りしています!

後に判明するいくつかの理由から、ややぬか喜びになるのですが、好感度によるGPTのロールプレイの変化や心の声機能にかなり手ごたえを感じました。
で、好感度段階での挙動などをテストを繰り返しながら、システムをブラッシュアップしていきます。また、テストの結果気づいたことアイディアを盛り込んでシステムルールも作ったり、改善していきます。

あなた
では、テストで藤宮さんを段階2にしてください。
ChatGPT
了解しました。藤宮れいかの好感度の段階を2(親しい友達)に設定し、テストを行います。この段階では、彼女はより親密でオープンな態度をとり、時にはジョークやからかいのある会話が可能になります。また、「今度どこかに遊びに行きませんか?」というような隙を見せることもあります。どのように会話を進めますか?
あなた
れいか、おはよう。昨日は何してたの?
ChatGPT
藤宮れいか: 「おはよう、詩人。昨日はちょっとデザインの勉強をしていて、あとはリラックスするためにカフェに行ってきたんだ。詩人はどうだった?」
あなた
おれは、テスト勉強・・・。そういえば、今度服を買いに行こうと思ってるんだけどさ。
ChatGPT
藤宮れいか: 「テスト勉強かぁ、大変そうだね。あ、服を買いに行くの?それは楽しそう。もしよかったら、一緒に行って、アドバイスしてほしいかな?私、ファッションにはちょっと自信があるから。」
あなた
おお、嬉しいな。服を買いに付き合ってもらった帰りにおいしいパフェが有名なおしゃれなカフェがあるんだけど、お礼におごるから行こうよ!
ChatGPT
藤宮れいか: 「えっ、本当に?それならすごく楽しみ!パフェが有名なカフェって、聞いただけでわくわくするね。服選びの後に行けたらいいな。ありがとう、詩人。楽しみにしてるよ!」
あなた
今の会話って、好感度上がりましたか?
ChatGPT
はい、この会話では好感度が上がる可能性が高いです。藤宮れいかとの会話で以下の点が好感度の向上に寄与しました:
共通の興味:ファッションに関する話題を共有し、彼女の興味や専門知識を尊重しました。
誘い:服を買いに行くという共同のアクティビティは、親しみを深める良い機会です。
カフェへの招待:おしゃれなカフェへの招待は、彼女に対する思いやりを示し、親密な関係を築く手助けとなります。

これらの要素は、親しい関係を築く上で重要であり、キャラクターとの良好な関係を構築するための効果的な手段です。会話の流れとプレイヤーの対応が良かったため、好感度の向上につながると考えられます。

嫉妬の要素を取り入れて実験

また、プレイヤーとキャラクターの縦の関係だけではなく、キャラクター同士の横の関係性もロールプレイに盛り込みたいので、嫉妬等の要素も入れてゲームが動くように考えました。

あなた
段階3に進んでいる段階で、他のキャラクターとの会話を多くした場合に、ルールを加えたら、次の対話の時に嫉妬させることはできそうですね?
ChatGPT
はい、段階3(親密な関係)に進んだキャラクターに対して、他のキャラクターとの会話を多くすることで「嫉妬」の要素を加えることは可能です。これにより、ゲームにリアリティとドラマチックな要素を追加できます。以下のように設定することができます:

こんな感じでGPTと会話しながら追加で色々ルールを創ったりしてテストしていきました。この当時は気づいていなかったのですが、実はこのような局地的なテストは、ゲーム全体をプレイする中ではきちんと機能するかどうかの検証にはなりえないです。文脈等から、テスターの意図を汲んでテスターの望ましい方向にアウトプットを出していこうとする傾向がGPTにはあるため、前後に文脈の無いルールは、プロンプトに入れても無視したり忘れたりして効果的に機能しないことが多いです。後に色々と工夫して対策立てることになりますが、未だに道半ば、正直苦闘してます(笑)

あなた
では、今の藤宮さんの状態で、私が月宮アリスとたくさん会話をしたとします。その後の藤宮さんとの会話をテストしたいですが、準備いいですか?
ChatGPT
はい、準備は整いました。現在の藤宮れいかの状態は段階2(親しい友達)で、プレイヤーであるあなたが月宮アリスとたくさん会話をしたという設定で進めましょう。藤宮れいかとの会話を始めてください。
あなた
れいか、いよいよ明日、買い物の日だね!楽しみ。これは、デートって言っちゃっていいのかな?
ChatGPT
藤宮れいか: 「えっと、詩人、明日のこと楽しみにしてるよ。でも、デートというか…。あの、最近アリスさんとよく話しているみたいだけど、彼女とはどういう感じなの?ちょっと気になるなって…」
あなた
「え?アリスとは、僕が英語の成績がのびなやんでいたから、相談してただけだよ。れいかって、成績いいから、それに釣り合うためにはもっと勉強しないとって陰ながらの努力」
ChatGPT
藤宮れいか: 「そ、そうだったんだ。英語の成績、頑張ってるんだね。私、勘違いしてたみたい。詩人がそんなに努力しているなんて、ちょっと驚いたよ。明日の買い物、デートとはちょっと違うかもしれないけど、楽しい時間にしようね。」
あなた
もしかして、ちょっと嫉妬してた?(笑)アリスは、いい友達だけど、惹かれてるのはれいかだからさ。安心しててよ。
ChatGPT
藤宮れいか: 「えっと、嫉妬っていうか…少し心配してただけかな。私もまだ不安定なところがあるから。でも、詩人がそう言ってくれて、安心したよ。ありがとう。明日は、いい時間を過ごせそうだね。」
あなた
心の声を使います。
ChatGPT
藤宮れいかの心の声: 「詩人が私のことを惹かれているって言ってくれたの、本当に嬉しい。アリスさんとのことで少し心配してたけど、詩人がそう言ってくれたから、安心したな。明日の買い物、もっと詩人のことを知るいい機会になるかもしれない。少し緊張するけど、楽しみにしてようかな。」
あなた
いやー、この心の声システムは、めちゃくちゃいいシステムですね。

超能力で心の声を聴く主人公のイメージ

ルール作成したとおりに挙動し、プレイヤーをかなりエモい気持ちにさせてくれる心の声システムの発明に私この時、恥ずかしながらすっかり舞い上がってました(笑)後に、心の声システムが発明ではなかった(発見ではあったと思います)事が発覚するまでこの舞い上がりは続きます。

GPTの好感度の判断

また、プレイヤーのアクションをどういう風にGPTが評価しているのか気になったので好感度が上がったのかとその理由を質問してみます。

ChatGPT
はい、先ほどの対話では好感度が上昇した可能性が高いです。以下の要因が好感度上昇に寄与しています:
誤解の解消:プレイヤーが月宮アリスと話している理由を明確に説明し、藤宮れいかの誤解や不安を解消しました。
感情の表明:プレイヤーが藤宮れいかに対して惹かれているという感情を率直に表現し、彼女の重要性を伝えました。
安心感の提供:プレイヤーが藤宮れいかを安心させ、彼女の気持ちを考慮していることを示しました。

これらの要素は、藤宮れいかとの親密な関係を構築し、彼女の好感度を高めるのに効果的です。プレイヤーの対応が適切で、キャラクターとの関係を深める上でポジティブな影響を与えることができました。

と、適切に複合的に判断して好感度について測定しているようです。

おわりに

さて、恋愛シミュレーションゲームを制作するという新たな目的地への旅が始まりましたが、いかがでしたでしょうか?改めて記事にするため、過去のログ等を見て、分かってない事がたくさんあったんだなと恥ずかしくも微笑ましい気持ちになりました。この恋愛シミュレーションゲームを創るという取り組みは個人的には、めちゃくちゃ良い方向転換で、おかげでGPTのロールプレイ能力を大きく深堀することが出来ました。結局この学園を舞台にしたGPTsゲームは理由があって世に出さずに「王立魔法大学へようこそ!」になっていくのですが、しばらくはそれに至る経緯の記事になる予定です。

おまけ GPTでの2次創作の著作権について

前回の記事がボリューム多かったため、割愛したのですが、漫画やアニメなど著作権で守られているキャラクターを利用したロールプレイについてGPTに聞いてみました。他の創作物と同様、自分で楽しむ分にはOK、公表するなら気をつけろ、ということになります。事情もあって、もうちょっと深堀りして聞いてはいるのですが、いずれ書こうと思います。

漫画やアニメのキャラクターとのロールプレイ
・プライベートな環境でのロールプレイは通常、著作権侵害とは見なされません。ただし、公共の場での演じ方や使用方法によっては問題となる可能性があります。
・公開発表や商用利用の場合、著作権法によって保護されているキャラクターを無許可で使用することは著作権侵害に該当する可能性が高いです。

GPTの見解だけでは少し乱暴なので、著作権関連で丁寧にまとめられている記事を紹介します。また、noteが著作権をどう考えているか分かる対談記事も合わせて紹介しておきますね。


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