"キワモノ"というホメ言葉

はあちゅうさんと爆笑問題太田光さんのこのニュースを読んで、もったいないなぁって思った。

しみけんと事実婚のはあちゅう、爆笑問題へ苦言

https://www.google.co.jp/amp/s/news.nifty.com/amp/entame/showbizd/12184-41680/

んで、名前を挙げられた『ろくでなし子』さんや、『ぱいぱいでか美』さんをキワモノ枠で括った、はあちゅうさんに対する批判が集まってるそうな。

それではあちゅうさんは、そのツイート消して謝罪した、と。

いや〜、ひっじょ〜にもったいない!

これって、最後にこの一文付けただけで、〝キワモノ〝という、特別な人しか入れない枠の特別感を打ち出せて、むしろ株だだ上がりしたと思う。

『なんでしみけんの相手が私じゃダメなのよ!』

これ入れるだけで、キワモノに入れない凡人の自分をバカにされてる!って怒ってる文になるし、登場人物みんなの株があがる。

んで、ありきたりな感想言った太田さんが陳腐になる。

せっかく言葉を仕事にされてる方なんだから、それくらいの切り返しは欲しかった。

謝って削除しちゃったらもったいないよ。
認めたことになるし。名前出された2人も「あ〜、やっぱりね。」ってなって、許す気にもならない。

さらに、結婚までも「こんな相手と事実婚しちゃう私、おもしろいでしょ?」な部分もあったのかな、なんてことまで想像させる。

数々の言葉を紡いで、ここまで有名になった方だからもうちょい、いい返しはできたはず。

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どの監督だったか忘れてしまったけど、リリーフランキーさんの育った環境を

『ズルイ!』

と言った人がいた。

私はこの表現が大好きだ。

人によっては劣悪と言われても仕方ない環境は普通の人には特別に映り、表現者としては唯一無二の存在感を放てる。

それが魅力になる。

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小藪千豊さんがお笑い目指すと言った時、
お母さんだか、誰だったかに

『お前みたいなお坊ちゃんがやっていけるのか?』

と言われた、と言っていたような。

要は、いろんな苦労や人と違う経歴の人が成功する世界で、普通に幸せに育ったお前がやっていけるのか、と。

お笑いという世界において、小藪さんはマイノリティだったのかもね。

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でも、はあちゅうさんがこんだけやらかしたのって、やっぱ心の奥底に触れる部分だったからなんだろう。

そこは、人間くさくていいね。

エンタメジャンキーなワタシとしては、ついついスカッと、気持ちイイ展開がほしい!と思ってしまった。

けど、人が素直にとる行動を見れたとおもうと、ジブリを観たようなあたたかさがちょっと湧いてきた。


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#はあちゅう #爆笑問題 #キワモノ #エッセイ #日記 #感想文

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