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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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#創作

【詩】初夏の風

春風を追い抜いて どんどん田畑を渡っていこう 竹林の間を通り抜け 川面をすべるように走り …

天鳥そら
1日前
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【詩】ゆらゆらチューリップ

あかしろきいろチューリップ おれんじむらさきチューリップ ぴんくみどりくろチューリップ ど…

天鳥そら
2週間前
13

【詩】ふくらむふくらむ

期待がふくらむ ふくらむふくらむ 大きくふくらむ 何かがこぼれおちそうなくらい ふくらんで…

天鳥そら
3週間前
13

【詩】ささやかに冒険してみよう

ちょっとだけ外に出てみよう ちょっとだけ冒険してみよう いつもは安全な場所にいるけど 今だ…

天鳥そら
1か月前
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【詩】花たちが通りゆく

遅れちゃったかしら 遅れちゃったかしら だって北風が通せんぼするんだもの 進もうと思っても…

天鳥そら
1か月前
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【詩】逡巡

続けてきたなら 続いていくさ やめたいなら やめればいいさ 続けていきたいなら 続ければい…

天鳥そら
1か月前
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【詩】今日も一歩踏みしめる

一歩、踏み出してみよう もう一歩、踏み出してみよう その次はどうしよう やっぱりもう一歩、踏み出してみよう もっと大きな一歩を おおまたで一歩を ジャンプするように一歩を 果てしない場所へ辿りつくためには 小さな一歩じゃ足りない 確かにそうかもしれない 隣のひとの一歩をみるとき 自分の一歩はあまりに小さい あまりに頼りない ちっとも進んでいないような気さえする それでも一歩を踏みしめる 自分の中で広がる世界 夢幻のような大きな世界 目の前に広がることを願いながら

【詩】ちょっとした旅

どこへ行こう どこへ行こう 明後日へ行ってみようか 今日と明日を置き去りに ふわふわふわ夢を…

天鳥そら
1か月前
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【詩】梅の宴

さわやかな香りは白梅 暦の変わらぬときから咲く 寒々とした空気 ぴんと張りつめた冷たい大気 …

天鳥そら
2か月前
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【詩】春一番

今日かもしれない 今日だと思う どこかそわそわ落ち着かない 気温が高くても 風が吹くかどうか…

天鳥そら
2か月前
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【詩】咲きたい時期

まだ早いかな まだ早いかもね もういいかな もういいかもね いつ咲いたらいいかな 好きなと…

天鳥そら
2か月前
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【詩】平凡な日の特別

かわいいチョコレート 甘くておいしいチョコレート 上品なチョコレート 苦味のあるチョコレー…

天鳥そら
2か月前
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【詩】まってるから一緒に過ごそう

まってるまってる 何をまってる 電車をまってる 月に1度の電車をまってる まってるまってる …

天鳥そら
2か月前
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【詩】広くて広くて広い

どこまでもどこまでも 広がっていくと思っていた空 宇宙で見ると 手の中におさまるほど小さい どこまでもどこまでも 広がっていく宇宙空間 気が遠くなるほど広いのに 手の中におさまるほど小さい そう思う日が来るのだろうか あこがれて あこがれて 空を目指した こがれて こがれて 宇宙を目指した 次はどこを目指すのだろう たとえどこを目指そうとも どれだけ広がろうとも きみと一緒にいられればいい