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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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#ほぼ毎日note

【詩】天に掲げる願い

ずっとここにいた ずっとここに立っていた あなたが生まれる前からずっと だけど私はあなたを…

天鳥そら
9時間前
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【詩】やさしいヴェール

真夜中にもかまわず外に出る 空には大きな満月と 砂粒を散らしたような星 通りかかる雲はまる…

天鳥そら
2日前
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【詩】幸福を運ぼう

幸福が呼ぶ 幸福に呼ばれる 緑の野々原が待っている 三つ葉の中に隠れてる 幸福の名前は四つ…

天鳥そら
7日前
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【詩】泉は渇く人を誘う

のどが渇く 心が渇く 何かが渇く どうぞお立ち寄りください ここではすべてが癒される ここ…

天鳥そら
9日前
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【詩】青嵐の気まぐれ

吹き抜ける 吹き荒れる 青葉を渡って 揺らして 散らして 緑を駆けてゆく 青葉をわたって 緑…

天鳥そら
11日前
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【詩】初夏の誘惑

ちらちら踊る 光と影を歩いていこう 青葉がこする 音を聴いて歩いていこう 緑を吹き抜ける …

天鳥そら
13日前
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【詩】初夏の風

春風を追い抜いて どんどん田畑を渡っていこう 竹林の間を通り抜け 川面をすべるように走り 鳥よりも早く走っていこう どこから来たかって? どこへ行くんだって? そんなことどうだっていいじゃないか 新緑の葉を揺らし 光を大地にこぼしていこう 出発の準備が整った たんぽぽの綿毛を連れていこう まだ春を知らない雪国 目覚めたばかりの山奥 春はとっくに通り過ぎたのだと 報せに行こう さあ行こう はやく行こう ぼやぼやしていたら あっという間に夏がやってくるから

【詩】ゆらゆらチューリップ

あかしろきいろチューリップ おれんじむらさきチューリップ ぴんくみどりくろチューリップ ど…

天鳥そら
1か月前
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【詩】桜の牢獄

ひとりでも歩いていける 桜並木を歩けば花びらが降る 薄紅色が染めていく 視界をさえぎるよう…

天鳥そら
1か月前
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【詩】ふくらむふくらむ

期待がふくらむ ふくらむふくらむ 大きくふくらむ 何かがこぼれおちそうなくらい ふくらんで…

天鳥そら
1か月前
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【詩】一年のはじまり

今日は朝から晴れている 春の輝きにぴったりな太陽 夏の王様とはいえない それなのに夏の王様…

天鳥そら
1か月前
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【詩】ささやかに冒険してみよう

ちょっとだけ外に出てみよう ちょっとだけ冒険してみよう いつもは安全な場所にいるけど 今だ…

天鳥そら
1か月前
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【詩】花たちが通りゆく

遅れちゃったかしら 遅れちゃったかしら だって北風が通せんぼするんだもの 進もうと思っても…

天鳥そら
2か月前
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【健康】ゆっくりゆっくり身体を起そう

 春って雨が多いですよね。朝からしとしと降っていた雨は、午後3時を過ぎるあたりから雨足が強くなってきました。今では激しい雨に変わっています。  風があれば、雷が鳴れば、春の嵐となるんでしょうね。  まだ冬の気配が残る地上。春一番は吹いたけど、夏日を思わせるようなあたたかい日はあったけど、本格的な春はまだ先です。  まだまだ冬仕様の私たちの身体は、なんだか寝ぼけまなこ。春に向かって目を覚まそうとしています。  自然界も同じかもしれませんね。  山も川も海も田畑も、春が